【連れ去り離婚 #1】X-Day
2014年07月xx日(金)
すべてはここから始まった
私は都内のとあるソフトウェア会社で働く38歳のエンジニアです。
22歳で結婚し、4人(1男3女)の子どもに恵まれ、普通のサラリーマンなので経済的にはなかなか厳しいながらもなんとか末っ子が小学校に上がるまでになりました。
仕事では比較的大きなシステムの開発に携わっていて、残業も多く通勤も2時間弱かかるので、家に帰るのは早くて23時、遅いと25時位になることも珍しくありません。
その日は7月の金曜日、小中学校が夏休みに入る終業式の日でした。休出を避けたかったため、いつもより少し長く終電ギリギリまで勤務したため、深夜2時に帰宅。
家に入ると、なんだかいつもより静かで雰囲気が違う。
家族は当然寝ている時間帯なのでいつも静かなのですが、それでもいつもと違う違和感を感じつつ、デスクを見ると妻の字で置き手紙がありました。
慌てて家の中を見て回ると妻だけでなく子どもたちの姿はなく、飼っていた猫もいなくなっていました。
すべてはこの瞬間から始まりました。
【有料エリア】実際の置き手紙
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