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週刊 なるほど!ニッポン 立川晴の輔 #350 「兵庫県加古川市に誕生した『巻物』の正体に迫る!」の巻 編集後記

東京 有楽町 ニッポン放送をキーステーションに全国へお届けするラジオ番組『週刊 なるほど!ニッポン』。
編集長の落語家、立川晴の輔でございます。全国津々浦々、ニッポンには、市町村が1,700以上もあります。その町ならではの魅力を、私、立川晴の輔の目線で独自に調査!それを10分にギュッと凝縮してあなたへご報告します。
このnoteでは編集後記とオンエアでは使われなかったお話・画像をお届けします。

写真満載の本編はコチラから読めます。

編集後記

今日は「兵庫県加古川市に誕生した『巻物』の正体に迫る!」というトピックスでお届けしました。加古川市・農林水産課の安富優太さんによる本編ではお届けできなかったお話しをお伝えします。

-「加古川和牛」について教えてください。

細かい条件自体はいくつかあるのですが、歩留まり等級と呼ばれるランクがAもしくはB以上で肉質等級と呼ばれるものが2以上と決まっておりまして、その中でもこの肉質等級と呼ばれるものが4以上になって、なおかつ他の基準もクリアしたものについては「加古川和牛」でありながら「神戸ビーフ」としても市場に並ぶことができるのです。

-なるほど!

実際には加古川和牛のうち9割以上が神戸ビーフとして市場に出回っているのですね。

神戸ビーフ

-あ、加古川和牛は既に神戸ビーフというブランドになっている!

そうなのです。皆さんが食べていただいている神戸ビーフっていうのは、実はあの加古川和牛と呼ばれているものも混ざっているっていうところなのですね。

-おお、そうだったのですね!今後、この「かこがわ肉の巻」をどのように活用していきたいですか?

かこがわ肉の巻

やはりまずはグッズを作ったので、イベントでの展示を積極的に行いまして、見て触って学んでもらえるように活用していきたいところです。その中で興味を持っていただいた方にはお肉を掲げたり、かじりついたりするようなポーズをとっていただいて、写真を撮っていただくなど、楽しみながら親しんでいただき、ご協力いただけるのであれば、ハッシュタグ、 #かこがわ肉の巻 こちらでSNSに投稿していただくなど、市役所職員だけでなく 皆さんも一緒に加古川和牛の魅力をPRしていただければ嬉しいなと思っております。

-時代はSNSの時代です。

そうなんです。

-SNS的にはもう抜群!

ありがとうございます。見ていただいたら分かるのですけど、本当に漫画のお肉のようになっていますので、ぜひ写真撮っていただいたらSNS映え抜群だと思っております。

-ちなみにどこで見られるのですか?

私ども。加古川市・農林水産課の窓口に普段は飾っておりまして、その他ですと市内のいろんなイベントの方に出展させていただいて展示を行っております。どのイベントに出るのかは加古川市のHPで随時お知らせをしております。

-この「巻物」を作るきっかけは何だったのでしょうか?

神戸ビーフと並ぶ魅力を持っているのに、なかなか知ってもらえないという加古川和牛の課題を、なんとか解決したいという思いがきっかけです。また知ってもらうためには、見た目のインパクトから、まずは手にとっていただくことで、加古川和牛に興味を持っていただいた方から、さらに他の人へと拡散して欲しいと考えて「かこがわ肉の巻」を作製しました。

-ちなみに「加古川和牛」の美味しい食べ方は?

加古川和牛

神戸ビーフとならぶ魅力を持ったお肉ですので、ステーキや、ローストビーフなど、お肉本来の味が引き立つような調理がおススメです。また、加古川和牛を贅沢に使って、すき焼きにしていただくのも、加古川和牛の上質なうま味が食材全体に染み込んで絶品ですね。ご興味のある方は、市のホームページに加古川和牛取扱店舗を掲載していますので、ぜひご覧いただいて、加古川和牛をご賞味ください。

本編を読むには、コチラの番組公式ホームページ
Radikoでもオンエアから一週間は聴くことができます。


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