週刊 なるほど!ニッポン 立川晴の輔 #341「岐阜県郡上市で取り組まれているコーヒーのプロジェクト!郡上発水出しプロジェクトに迫る!」の巻 編集後記
東京 有楽町 ニッポン放送をキーステーションに全国へお届けするラジオ番組『週刊 なるほど!ニッポン』。
編集長の落語家、立川晴の輔でございます。全国津々浦々、ニッポンには、市町村が1,700以上もあります。その町ならではの魅力を、私、立川晴の輔の目線で独自に調査!それを10分にギュッと凝縮してあなたへご報告します。
このnoteでは編集後記とオンエアでは使われなかったお話・画像をお届けします。
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編集後記
今日は「岐阜県郡上市で取り組まれているコーヒーのプロジェクト!郡上発水出しプロジェクトに迫る!」というトピックスでお届けしました。このプロジェクトの発起人で「かわべのコーヒー酒場」の小澤陽祐さんによる本編ではお届けできなかったお話しをお伝えします。
-このプロジェクトをスタートさせるきっかけは何だったのでしょう?
きっかけはですね。2011年の東日本大震災に伴う原発事故がありました。その頃、私は千葉県の松戸市に住んでおりました。
-松戸ご出身なのですね。
そうなのです。その松戸で取水制限が出てしまい、一時的に水が飲めなくなりました。そんな経験があり「水が無ければコーヒーは入れられないし、水飲まないと死んじゃうじゃん」という。本質的な大事なものとは本当に水だなと思いました。
-なるほど!それまでは水が飲めることは当たり前だったのですね。
そうです。蛇口をひねれば水は出てくるし、都市部だと買うものになっています。ただ一方で郡上はまだまだ自然の水が飲めます。それは本当に豊かなことです。取水制限が出たときに、義理のお父さんがきれいな山水をタンクに組んで松戸に送ってくれたのですよ。
-奥様のお父さんが郡上八幡?
そうです。妻の出身が郡上でしたので、それは大変だってことで水をすぐに大きいタンクで送ってくれたんですよ。自分は「わあ~助かった」と感激しました。いつか水の大切さみを発信できたらいいなと思いました。
-まさに命の水
そうですねその後、紆余曲折ありまして、郡上に家族で移住することになりまして、水出しプロジェクトっていうのを始めたのがきっかけですね。
-小澤さんがやられている「かわべのコーヒー酒場」はどんなお店なのでしょう?
「郡上発水出しプロジェクト」のリアル拠点として「タンブラー・水出しコーヒー・水マップの体験セット」を販売しています。そこを出発点として郡上八幡の町歩き水巡りに出かけていただくっていう機能が一つあります。そして郡上八幡の山ときれいな清流に囲まれた最高なロケーションにお店がありますので、小さいお店なのですけど、きれいな清流を眺めながら、美味しいコーヒーやナチュラルワインをお楽しみいただけます。
-「酒場」ですからお酒も楽しめる。
そうなんです。そんなロケーションで美味しいお酒などをオープンエアで飲めるお店は郡上八幡ではなかったので、ロケーションも一緒に楽しんでもらえるお店ですね。
-清流の音や空気も含めてコーヒーが楽しめるのですね。
お店では常に川の流れの音が聞こえますので気持ちがいいですね
-季節によってまた景色が変わってくる?
そうですね。ちょうどこれからの季節は、山が紅葉してきます。郡上八幡はもみじまつりが11月に開催されます。ライトアップがとてもきれいでので、お出でいただければと思います。
-まさにこれから
11月ぐらいまでは気候もいいので、町歩き水巡りが楽しめます。
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