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週刊 なるほど!ニッポン 立川晴の輔 #352 「福島県天栄村で毎年開催している『スポーツ雪合戦』に迫る!」の巻 編集後記
東京 有楽町 ニッポン放送をキーステーションに全国へお届けするラジオ番組『週刊 なるほど!ニッポン』。
編集長の落語家、立川晴の輔でございます。全国津々浦々、ニッポンには、市町村が1,700以上もあります。その町ならではの魅力を、私、立川晴の輔の目線で独自に調査!それを10分にギュッと凝縮してあなたへご報告します。
このnoteでは編集後記とオンエアでは使われなかったお話・画像をお届けします。
写真満載の本編はコチラから読めます。
編集後記
今日は「福島県天栄村で毎年開催している『スポーツ雪合戦』に迫る!」というトピックスでお届けしました。「スポーツ雪合戦東日本大会 実行委員会事務局」の田代嘉宏さんによる本編ではお届けできなかったお話しをお伝えします。
-スポーツ雪合戦のチームには監督がいます。監督がこまめに指示するのですか?
重要ですね。 まず3分間戦うのに「1分経過しました。2分経過しました」と時間の流れを選手に伝えます。それから相手チームの、例えば「5番の選手を全員で狙え」などですね。
-なるほど、大声で指示している。
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そうです。
-ボクシングにおけるセコンドのように叫んでいるのですね。
そうです。周りで見ている人たちはそういう指示を出しちゃいけないことになっているのです。
-ああ、なるほど。
ですから監督の指示だけで動きます。あとは選手同士のコンタクトですね。
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-「相手チームの5番を狙え!」でもその声は相手にも聞こえている。
はい、聞こえています(笑)。ですから直接的にいうと分かってしまうので、そこを暗号化するのです。
-おお~、なるほどね~。ルールとしてはシンプルにいうと、相手に雪玉を当てるもの。そして相手チームのフラッグを取る。それが1セット3分で、3セットなのですね。
はい、そうです。仮に3セットやって、1勝1敗1分けという引き分けになった場合では「ビクトリースロー」と言いまして、雪だるまを模した的に、雪玉を当て合うというゲームをします。サッカーのPK戦のようなものです
-雪だるまに的ですか?
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雪だるま自体が的になります。実は発泡スチロールで作ってあるのですけど(笑)。当てた数だけ点数が入る仕組みです。
-田代さんは何度も参加されているのですか?
第1回から審判員として運営に携わっております。
-国際大会の審判も?
審判員の資格は1級、2級、3級と別れておりまして、私は1級を保有しておりますのでインターナショナル大会の審判もできます。
-どんな方が参加していますか?
小学生から大人まで、男女を問わず参加いただいております。最近は、海外からワーキングビザで来日している方が、企業チームの一員として参加しています。未経験でも、ビギナーの部出に参加をいただければ、ルールの解説もあり、何ら問題なく参加いただけます。また、7人以上のチーム編成ができない方でも、1人2人での個人参加も、今年から受付するようにいたしました。
-大会の会場になっている福島県天栄村は田代さんから見て、どんな場所ですか?
天栄村は、私が生まれ育ったところで、四季折々の自然が豊かなところです。東京から車で2時間半のところで、那須高原のちょっと北側に位置します。天栄米というブランド米や広戸川という地酒は、各種品評会で金賞を連続で受賞していますし、私も毎日いただいています。さらに、ヤーコンや長ネギ・マカなどの健康野菜の栽培も盛んなところで、5,000人の村民が生き生きしている村ですね。
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