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robert_de_neet
2017年12月15日 13:50
「あなたと合体したい……」サークルのボックスで唐突にカヤコは言った。カヤコが唐突なのは今にはじまったわけではないから僕は黙って部屋に鍵をかけ、着ていた自分のTシャツに手をかけた。「違う。そうじゃなくて」すでに半分脱ぎかけていた僕の顔の前にカヤコは手のひらを突き出した。だらりとおろしたほうの手にはアニメのDVDが握られていた。やれやれと首をすくめるポースをとってTシャツを