都会と田舎の恋模様
恋とは、初めは簡単なのに関係が発展してから延いては、別れが近づけば近づくほどに、難易度があがる。
ー上京してから、知り合う男性の数も人種も田舎にいたころとは桁違いに増え、世界中から東京めがけてやってくる多国籍の彼らや、マッチングアプリでサクッと繋がれるようになった男性を前にして、繋がれない人などいないのではないかと思えてくる。
一方で、男性の中でもサクッと関係に発展するのなんてごく僅かな存在で、確率で言うと100/1。繋がるハードルが下がったことで、相手に求めるハードルはうなぎ登りに上昇中。
誰とも手軽に繋がるは、良し悪しだ。
恋愛トーク
人の悩みは、お金・健康・人間関係のいずれかに集約される。その中でも、女性同士の話題であがる頻度が圧倒的に多いのが、
ジャンル:人間関係
カテゴリー:恋愛
恋愛の話題になると、女性たちの口は制御できない。
特に面白さが顕著なのは、同年代の地元と東京での恋愛トークの内容が大きく異なること。
地元の恋愛トークは、学生時代から付き合っている彼と彼女がいつ籍を入れるかということと、子供を何人授かるかということ。その話題で持ちっきりで、すでに28歳で2児のママをしている友人も多い。
対して、東京の恋愛トークはというとアプリで合った男性の話やら、合コンで出会った男性の品評会やら、Barでナンパされた話など、出会いが無限にあるが故に一人に絞ることに頭を悩ませては、いい人がいないと嘆いている。
両者の差こそ「出会える手軽さ」だと考える。
サクッと男性
サクッと繋がれるということは、サクッと切れるという意味でもある。
切れることに周りの許可がいらない、切れたら一生会うことはない。この狭い東京で、そのくらい手軽な気持ちで出会えるのだ。
これはメリットでもある。
分母が増えると、選択肢も増える。
また、万が一彼との関係が長く続かなかったとしても、新しい出会いはそこら中に転がっていて、本人さえ出会うのをやめなければ、ご縁はいくらでも巡ってくる。
初対面の人に興味があり、未体験が大好きな私にとってサクッと男性との出会いはむしろ楽しむべきBIGイベントなのだ。
10年以上東京で生活をしてそこそこ恋愛を経験してきたけれど、これからどんな人に出会うのだろう。どんな人と出会って自分は磨かれていくのだろう。
それを考えるだけで、ワクワクが止まらない。
written by みんちゃん