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地元vs東京 東京は住むところじゃない?

最近、電話をした妹にこんなことを言われた。
「東京って住むところじゃないんだよね。遊びに行くならいいんだけど」

田舎出身あるあるだったら必ず上がって来る、永遠に決着がつかないこの設問。

私自身、高校3年生のころから東京で暮らしてみたい側の人間だったので、この手の話を耳にすると、クエスチョンマークが頭に浮かぶ。

東京は便利だし、トレンドが密集して遊びに行ける場所も多く、なにより仕事の幅が広いので選択する権利が与えられる。

Tokyo

つらつらと東京のいいところを述べてみたけれども、結局、地元の仕事はかなり限定的なうえに、ほぼ業者も職種も選ぶことが出来ない。

だから、東京で生きることを選んだ。

働く場所東京

地元での仕事は主に第一次産業の農家や漁業。

そして、介護福祉系や医療系など一部に極端に仕事は偏っていて、私がやりたいと思っていた職種はどの求人サイトを覗いてみても、いつも0件。

ヒットするどころか、存在すらしないのだ。

限られた選択肢の中で職種を選び地元で生活を続けるくらいなら、一度きりの人生、やりたい仕事をしながら生活したいと高校生ながらに将来ビジョンを描き、キャリーバック1つで田舎を飛び出してきた。

Tokyo cafe

働くことが全てではないけれども、住む場所を選択する際に考えなければならないのは、起きている時間の半分は仕事に捧げるということ。

つまり仕事の充実度が人生の満足度に直結していると頭で理解をして、やりたい仕事があるからここに住む。でここにたどり着いた。

この選択で後悔したことは、一度だってない。

ふと、思うこと

ただ、東京で10年生活をしていて最近思うことがある。
私はこの先も、この場所で生活し続けるのだろうか。

先ほどの内容と思いっきり矛盾していることを正々堂々とお話しすると、結婚や子育てといったライフステージが変わった時は、落ちついた自然のある中で生活を送りたいのが正直な本音。

独身を謳歌して生活する優先順位が仕事であるなら、家族で生活する優先順位のトップは自然や安らげる環境。

green

なーんていう都合がいいわがままを現実でわかったんだね!って優しく受け入れてくれる王子様がいればいいけど、そんなにうまくはいかないことは重々承知のうえ。

長くなりましたが、住む場所の理想が叶えられるなら独身時代は東京満喫。結婚・子育てのタイミングで地元に戻って暮らしたいというのが、今たどり着いた願望です!キリッ

written by みんちゃん