初めてなのに懐かしい場所、山口
冬らしい冷たい風が吹き始め、年の瀬に向けて忙しくなる今日この頃、私は山口に旅行に行っていた。なぜ?ふぐが食べたかったからです。(そんな理由!?)
後は前々から言っているように「47都道府県を制覇したい」という目標をもって定期的に旅行に行っているので、未踏の山口には行ってみたかったというのもある。それを抜きにしても年末の山口にふぐと温泉を堪能しに行くって、なんか風情がありそうじゃん。そんな軽薄な理由で私は山口宇部空港行の飛行機に飛び乗った。
結果としてはこの時期(12月上旬)に行って大正解だったと思う。理由は後述しますがなかなかに風情のある旅行だった。
ルートとしては1泊2日で山口宇部空港→下関唐戸市場→東萩→明倫館・萩城下町→山口宇部空港を周ることになった。山口の土地勘がある人ならわかると思うが、これはかなり移動距離がある無茶苦茶なルートだ。(特に下関~東萩はほぼ山口の真向かいに位置するのでバスを乗り過ごしたりすると最悪タクシーを使うことになりめちゃくちゃな交通費がかかる可能性がある)
なんでこんなめちゃくちゃなルートになったのかと言うと、まあ、私が山口の地形をよくわかってなかったからです……。今回は目的(美味しい海鮮を食べる、温泉に入ってゆっくりする)がはっきりしていたのでこれでも満足だったが、効率的に観光がしたい人はエリアを絞ってできるだけ移動距離が短くなるようなルートを周ることをおすすめする。
以下は旅行先で撮った写真兼山口のPRです。
見ての通り一日で暴食の限りを尽くしていたので正直一日目だけでも十分満足だった。ふぐを食べるという目的は達成されてるし。あと本当にお部屋からの眺めと温泉がすごくよかった。波の音が心地よく、スマホをいじるのがもったいなく思えてずっとボーっとして過ごしてしまったほど。
二日目は明倫館や萩の城下町を散策。この時期の山口はちょうど紅葉の時期で、萩のレトロな雰囲気と相まって歩いているだけでも楽しかった。本当にいい時期に来たと思う。
1泊2日とは思えないほど盛りだくさんの内容で、今まで山口に来なかったことを後悔したレベル。あと萩プリンは本当に美味しいです。本当に。萩に来たらぜひ食べてください。
あとは同じ中四国だからなのか、私の故郷と若干似たような空気感があり、郷愁のような感情を抱いたりもした。初めて来た場所なのに、なんだか昔懐かしい心地もするような、とても落ち着く場所だった。最近は全然実家に帰ってないし、たまには帰ってみようかな、とも思えた。まあ年明けからも忙しいので、帰る暇があるのかはわからないが……。
Written by yuuun