今の自分を変えたいなら、東京という街に住んでみて
「あんた、本当に変わったわね!」
突然言われた、母親からの言葉。
地元にいた時の私はだらしがなく、メンタルも弱く、かなりわがまま自分勝手に家族にも迷惑をかけて暮らしてきたと思う。
それが、東京に来てから家族も驚くほどに変わったという、私自身もかなりこの街にシゴかれて変わった部分が大きいと感じている。
人生のターニングポイント①
初めての就職は18歳。地元から上京してきて周りに頼る人もいない中で初めて、働くことの厳しさを知る。
飲食店での勤務は激務多忙を極めるもので、毎日9時に出勤して、帰って来るのは夜中の24時。休みはなく、心身ともに疲れ切っていた。
そんな時、同じ職場でアルバイトをしていた大学生の男の子とお付き合いをすることに。
同じ職場ということで、仕事の大変さやつらさを理解してくれる大切なパートナーになってくれた。
私はここで、心を支えてくれる人の大きさや感謝を知る。
人生のターニングポイント②
東京で暮らして一番実感しているのは、何が起きてもすべて自己責任になること。
実家で暮らしているときは、親が家事も市役所などの手続きも難しいことをすべてやってくれる。
それが東京で生活をするようになると、自分で解決する必要がでてくる。
上京したころは、親が持たせてくれた大切なお金の使い方を考えずに毎日外食をしていたら、残高が1000円しかなくなり、同期に頭を下げてお金を借りに行ったことがあった。
慣れない電車に乗っているときに、財布を盗まれたこともある。
変なスカウトに連れていかれて、芸能人になれるからと言われてお金を払ってしまったこともある。
そんな時でも、責任は自分で取らなければならないし東京では誰も守ってくれない。
何度もそんな失敗を繰り返して、自分の身は自分で守る必要があると学んだ。
人生のターニングポイント③
人との出会い。
これに尽きると思う。
私は東京に来て10年間でいろんな人と出会い、いろんな別れを経験し、その度に自分の中の考え方やものの見方が変わっていることに気が付いた。
シェアハウスでも地元では交流することのない、海外の人と交流することが増えて、数えきれないほどの文化の違いや価値観に戸惑うことや、あたらしい発見があることが多い。
ベトナムからやってきているチャンは、毎月実家のベトナムに給料を仕送りしていて、妹や弟たちの学費を払うために一人出稼ぎにやってきているという。
そんな話しを耳にすると、私は両親と同じ日本に暮らしていて、お給料はすべて自分で使えていて、キレイな水も飲むことが出来て、かなり恵まれていると実感する。
他人と比較をすると幸せになれないというけれども、自分がいかに恵まれているか、当たり前の日常に感謝するためには、比較はあってもいいものだと考えている。
変わりたいなら、東京で暮らしてみる
私は高校を卒業してからすぐ、東京へ上京してきました。
考え方やものの見方をかなり変えることが出来たもの東京という場所で、生活していたからだと思う。
そのおかげなのか、付き合う人も実は近年変わってきていて、実は学生時代の友だちと話が合わなくなっていると感じる機会も多い。
けれども、東京では毎日が新しい出会いの連続。
その度に、自分のことを知ることができるすごくいい場所だし、やりたいことができるチャンスがたくさん転がっている。
自分の夢を叶えたい方や、今の自分を変えたい人には、これ以上ピッタリな場所はない。
東京で暮らすことで、人生が変わるきっかけにかもしれない
私のように。
written by みんちゃん