強く応援したい!(前編)
マラソン完走クラブには競技に対して丁寧に取り組み続けている2人の若手選手がいます。
丁寧に取り組むというところに心を動かされ、少しでも力になりたいと思いますし、自分も頑張ろうと思う気持ちにさせてくれます。
丁寧に取り組むというのは競技レベルは関係ありません。結果の良し悪しも関係ありません。強くなるという想いを持ち、日々取り組んでいる姿が心を動かします。
マラソン完走クラブでトレーニングをする
2人の若手選手だけではありません。皆さんも数多くのランニングクラブがある中で、マラソン完走クラブに来てくださっています。(掛け持ちも大歓迎!)
『マラソン完走クラブには強くなるための機会(トレーニング・技術・考え方)』があるという期待を持っていただいており、それに応えたいといつも思っています。練習会を進化させたい。そのために新しい情報も得るようにしています。
関わる全員が、それぞれの目標を達成し、一緒に喜ぶことがクラブの目的です。
北海道に戻らず東京で強化する
今日は北海道出身の若手選手について改めて書きたいと思います。高校・大学と素晴らしい結果を出し続け、実業団にはエース級の選手として進みました。
しかし、実業団入りした後、2年間で記録会含めて出場はゼロ。そして、2024年3月末に退社となりました。
ここで2つの選択肢があります。
①実家に帰る
②東京に残る
今まで多くの実業団選手の動向を見てきましたが、ほとんどが①を選択します。特に入社3年以内の場合は①です。自分が同じ状況になったときにどちらを選択するか。
②を選択したのは、『トレーニング環境』を優先したからです。細かくは他にも要素はあると思いますが、トレーニング環境が大半を占めます。そのトレーニング環境とうのが、マラソン完走クラブの場です。
②の選択により、家賃や生活費も掛かります。
ただ、収入は無く、2年間の収入を切り崩すことになりますので、このトレーニング環境を維持できる期間は有限です。
“マラソン完走クラブの目的”と“若手選手”との関係
関わる全員が、それぞれの目標を達成し、一緒に喜ぶために活動しています。
若手選手は練習会では動きづくりを行ったり、ペースメークをしたり、noteではトレーニングやケアに対してなどの情報発信をしたりと、様々な場面で皆さんと関わっています。これまでの陸上人生で得てきたものを皆さんに伝えたいという気持ちが伝わってきます。
平日早朝練習会も生まれました。これも私としては本当に嬉しいです。これにより皆さんの目標達成率が向上しています。まさにクラブにとって必要不可欠な選手です。
(つづく)
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