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5000m快走の準備から実現まで(その1)
10月13日の5000Mに向けて、9月にトレーニングとして3試合連続で記録会に出場ました。
9月16日 5000M 17分22秒49
約3年振りに5000Mを経験する。気温28.5度、湿度74%という条件下で、3分30秒/kmペースで押していき、ラストは上げて終える。予定通りの内容で完走。
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9月22日 3000M 9分58秒40
最初の1000Mを速く入り、きつさを作って中盤押し、最後は切り替えるトレーニング。3分13~14秒で入ることができ、ラスト200Mは36秒くらいで上がり、僅かにシーズンベストも更新。
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9月28日 5000M 17分36秒22
疲労がある中で、当日の体調に対して速く入り、きつさを作り、そのままできる範囲内で押していくトレーニング。スパートは避けて、最後まで中間走のイメージで走ることができた。
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この3試合で中盤で押す筋力の強化を図りました。
毎試合粘り強く、非常に効果的なトレーニングとなりました。疲労も大きいですが、2週間後に向けて適切に負荷をかけることができました。
本番は10月13日
選手と2年半前に出会い、そして、一緒に練習するようになり、ようやく狙って出る初めての5000mです。この試合に向けての準備は本当に充実でした。いよいよだなという思いでいっぱいでした。
結果は、16分53秒96と本当に素晴らしい記録でした。
この日は、日中は暑かったもののスタートは18時15分のため気温の心配はありませんでした。気になるとしたら風です。ただ、人の後ろを走れば気にならないほどです。
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日が落ちると涼しくなりましたが、やはり風は落ち着かない。そのような中でアップ開始です。
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このまま風はあるかと思ったところ、スタート15分前頃に風がやみました。
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そして、18時15分に男子5000mの2組目と同時にスタートです。陸上のルールで、女子が少ない、かつ5000m以上の場合は同時スタートが認められます。そのため、エントリーは1名ながら、多くの選手と走ります。
この勝負の日に向けて、僅かにでもタイムを短縮して欲しいと思い、スパイクを誕生日にプレゼントしていました。
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最大の目標は、16分台です。
3分25秒/kmで4000mまで刻み、ラスト1000mを3分19秒で戻ってくれば達成です。
ウォーミングアップの時に、まず3000mの通過について意識合わせをしました。10分15秒で通りたいということで、ここまでは念の為の確認です。
どのように3000mまでをデザインして、その先にどう上げていくか。どこから上げて、最後のスプリントをどこから出すかです。
・入りは無理はしない
・中盤がきつくなる
・ペースアップは早くてもラスト4周からとする
・ラストは上げられる自信がある
レース中に悩むことなく、力を発揮して走るためにイメージを一緒に作っていきます。
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ペース戦略を頭に入れて、いよいよスタートです。
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