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【MTGアリーナ】ゴブリン頑強を1年間回した話【ヒストリックBo1】その⑤

はじめに

2024年2月シーズンは5日にミシック到達し、到達直後で#110でした。
今回はこの1年間のメタ変遷に伴う各デッキリストを紹介したいと思います。
主に新セットによる変更が中心になると思います。


2023年1月~

フィニッシュ手段は概ねライブラリーアウト
2023年4月〜「火山の悪意」でPWに触れるようになりました

この時点ではメインに「大いなる創造者、カーン」を4枚採用しています。
当時のヒストリックBo1のメタは概ね以下の通りです。

墓地利用
「ドレッジ」「ミジックスの熟達」「隠された手、ケシス」「リアニメイト」

コンボデッキ
「ゴブリンの放火砲」「霊気貯蔵器」「ハンマータイム」

アグロ・ビートダウン系
「ウィザード」「赤単」「緑単エルフ」「青白アーティファクト」「ゴブリン」「マーフォーク」「ライフゲイン」

コントロール
「青白コン」

その他
「ラクドスミッドレンジ」「LOデッキ」「セレズニアエンチャント」「土地破壊」「青白ブリンク」など

※忘れている、たまたま当たらなかったなどで上記にラインナップされていないことがあります。ご容赦ください。

このうち、墓地利用とコンボデッキはカーンの早期着地により、常在型能力やサイドボードの「トーモッドの墓所」などで勝てるため、メインから4枚積みが肯定されていました。

「ガイアの祝福」「這い寄る恐怖」の対抗手段としても

またコントロール相手にも「液鋼の塗膜」で土地ハメしたりと、このときからBo1でありながらサイドボードをフル活用していました。

「街並みの地ならし屋」もキャスト誘発でパーマネントを破壊できる点が強く、定着した場合はそのまま勝ちきれます。

一方アグロ・ビートダウン系対策兼コンボパーツ探し用として、「火の予言」を採用しており、後に出た上位互換の「火山の悪意」が出たのを喜ぶ数少ないプレイヤーの1人だったと思います。

2023年6月~

指輪ナーフ前

「一つの指輪」により延命しつつコンボパーツを探しに行けるようになり、妨害抜きでコンボに全振りした構成です。フィニッシュ手段であるカーンは減らしていますが、対指輪としても機能するため引き続き2枚採用しています。

コントロールにもアド勝負できるすごいカード

ただ同じくして「オークの弓使い」も多くのデッキで採用されることになったため、コンボ時にケアする対象は増えました。

こっちはほとんどタフ1なので、

翌月の大きな変化としては「波の巨人、クルシアス」がナーフされたため、ラクドス相手は少し楽になってます。

ナーフ前はゴブリン頑強でも採用したことあり

2023年9月〜

この環境の時が一番強かったかも

エルドレインの森により、「ゴブリンの砲撃」がヒストリックで使えるようになり盤面への干渉力はさらに高くなりました。一方でカーンは引き続きメインに採用し、サイドから「狂気の祭壇」ルートを取れるようにしています。

この翌月に「一つの指輪」と「オークの弓使い」がナーフされますが、本デッキにおいては引き続きメインは変更なしで「オークの弓使い」がナーフされた分動きやすかったです。
一方で「一つの指輪」の起動に①マナかかるようになった点については明確な弱体化でした。

2023年11月〜

現在の形

現在のリストになったのはこの時期です。
イクサランの「魂の洞窟」で強化されましたが、「地質鑑定士」と「聖トラフトの霊」によって高速化が進んだため、「一つの指輪」と「大いなる創造者、カーン」パッケージが抜けました。
対策として「シェオルドレッドの勅令」4枚の採用と、墓地対策のガードが下がったため「死住まいの呼び声」2枚を増やし、相手のキープ判断を誤らせるためにも、「湧き出る源、ジェガンサ」を相棒に採用しています。

終わりに

いかがでしたでしょうか。
この1年間のメタ変遷について解説は以上です。
最近はタイムレスの方が人気になってきているかもしれませんが、フォーマットが続く限り、また致命的なメタにならない限りは回していきたいと考えています。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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