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【MTGアリーナ】ゴブリン頑強を1年間回した話【ヒストリックBo1】その②

採用カードについて①

前回(https://note.com/tokuyoukun/n/n6963633efeb4?sub_rt=share_pw)に続き今回は採用カード(クリーチャー)について紹介したいと思います。
非クリーチャー、土地、サイドボードは次回です。


採用クリーチャー(20枚)

スカークの探鉱者(4枚)

サクり台その①

コンボパーツの1枚でゴブリンを生け贄に赤マナを加えることができます。
除去の的になりやすいことから確実にマナ加速させるため、こちらよりも他のゴブリンを優先して戦場に出すことが多いです。
デッキ内のクリーチャーは全てゴブリンであることから1体1マナでカウントでき、ブロック後の絆魂避けや追放除去を躱すなど器用な1枚です。
なおマナ能力であるため「真髄の針」で指定されても起動できます。

カードの名前は選べても起動は止めれません

ゴブリンの罠探し(4枚)

「不吉な旅人」でナーフされました

サーチカードの1種です。死亡時にマナ総量が3以下であるクリーチャー・カード1枚を抽出し、キャストの1マナ軽減と速攻、終了ステップの開始時の生け贄を付与します。
デッキ内のクリーチャーはマナ総量が3以下のみのため、全て対象です。
サーチカードと言いつつ死亡誘発かつランダムのため安定はしませんが、貴重な1マナ域かつ抽出の1マナ軽減付与が優秀です。
「弩弓隊の熱狂者」よりはこちらの方がバリューは高いと考えています。
※ナーフ前は2マナ軽減であったため、金属ミミックが0マナになるなど無茶苦茶してました。

タフ2は偉いですがハンドは増えないので

朽ちゆくゴブリン(4枚)

メイン墓地対策はやめてください

必須のコンボパーツであり、このデッキの主役です。
現在アリーナで頑強をもつ唯一のクリーチャーです。
クリーチャーの中では唯一黒マナが必要となるため土地の寝かせ方には注意が必要です。
このカードが全て除外された場合はビートダウンしましょう。

金属ミミック(2枚)

+1/+1カウンター置くカードその①

カウンターを乗せるコンボパーツ3種の内の1枚です。
指定のクリーチャータイプが戦場に出る際+1/+1カウンターを置きます。
アーティファクト・クリーチャーと破壊されやすいため2枚採用です。

このカードの利点は
①カウンターが乗る能力はスタックに乗らないこと(重要)
②クリーチャーであること
 (先置き、リアニメイト、魂の洞窟指定、攻撃・ブロック、布告除け等)
③「ゴブリンの罠探し」の対象であること
④「スカークの探鉱者」により赤マナが出ること(ゴブリン指定)
などです。

ただしデッキ内では多相の戦士であるため、後述する「ゴブリンの女看守」からサーチすることはできません。
基本的にはゴブリンを指定しますが、ゾンビでもコンボは成立します。
またサイドの「湧き出る源、ジェガンサ」「マスコット展示会」はゴブリン以外のクリーチャーですが、エレメンタルやスピリットを指定するケースは今までありませんでした。

3色でゴブリンの「太っ腹、グラングリー」や「集合する中隊」を採用するリストも検討・試しましたが、色事故回避のため赤黒2色が良いです。

ゴブリンなのでこれだと「ゴブリンの女看守」から全てのコンボパーツが持ってこれます
3枚コンボなので断念、緑マナカウントも厳しい

ゴブリンの女看守(4枚)

「厳しい試験官」がいると機能不全

サーチカードの1種です。ETBでデッキ内の好きなゴブリン1枚を手札に加えることができます。デッキ内は金属ミミック以外全てが対象です。
正直ヒストリックBo1で3マナは重いカードではありますが、こちらも能力が唯一無二です。

サーチカードでありながら上述の②~④の利点に当てはまります。
「ゴブリンの罠探し」はランダムのため、死亡誘発の確認後に不足しているコンボパーツを探してくることが多いです。
一応「ゴブリンの罠探し」をサーチして「金属ミミック」を探しに行くことはできます。(ランダムかつ細いルートです。)

パシャリク・モンス(2枚)

起動型能力はインクの染みではありません

フィニッシュ手段の1枚です。
自身を含めゴブリンの死亡を誘発条件として任意の対象に1点火力を飛ばすことができます。
任意のサクり台でコンボ成立時には無限ダメージ、また無限マナ下では起動型能力により無限トークンとなります。(指輪設置の返しなど)
また伝説のクリーチャーであるため、2種の魂力土地のコスト軽減にも寄与します。
ただし直接コンボには関係なく、サーチで持ってくれば良いので2枚採用です。
2枚目のパシャリク・モンスを戦場に出した際は自身と残った方で任意の対象に2点分飛ばすことができます。
お互い盤面が整理された後にチャンプブロックしながら能力起動など消耗戦やマナフラッド受けにもなります。

「投石攻撃の副官」の方がサクり台も兼ねているなどの利点もありますが、

ライフルーズとゲインが有効なこともあり、対象を取らないなら散らしても良かった

①素出しで3マナと4マナの差は大きいこと
②任意の対象に1点であること
③赤マナのみでキャストできること
④起動型能力
⑤「ゴブリンの罠探し」「死住まいの呼び声」(後述)の対象内
⑥魂力土地のコスト軽減

などの理由からこちらを採用しています。

後述する「ゴブリンの砲撃」は生け贄が起動コストですが、こちらは死亡誘発であるため、コンボ成立時に「朽ちゆくゴブリン」が戦場に戻るよりも先に1点を飛ばすことができます。(重要)

次回について

最初は採用カード全てをまとめて紹介する予定でしたが、意外と書くことが多くなってしまいましたので、非クリーチャー、土地、サイドボードについては次回(その③)となります。
一通り採用カードの紹介が終わりましたら簡単な回し方と1年間のメタ変遷や、それに伴う非採用カードなどについてを紹介する予定です。

今回もご覧いただきありがとうございました。

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