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【完全攻略!】特別区の配列順序を短時間で正解できる2つの方法

こんにちは!
特別区の受験に特化したオンライン予備校「トクヨビ」の代表をしている荒川です。

今回のテーマは「【完全攻略!】特別区の配列順序を短時間で正解できる2つの方法」ということで、特別区に合格したい人に向けて、国語の配列順序の解き方を解説していきます。

先日僕の公式LINEにこのような質問が来ました。

「文章理解の配列順序がなかなか正解できません。正解できたとしても時間がかかってしまい、時間内に全ての問題を解ききれなくなってしまいます。何かオススメの解き方はありますか?」
という質問です。

あなたも教養試験の過去問を解く際に、
「配列順序が全然解けない」
「正解の配列を見れば分かるけど、自分では正しい配列ができない」
「解く際に何か注目すべきポイントはあるの?」
と悩んだことはないでしょうか?

そこで今回は、特別区の配列順序を短時間で正解できる2つの方法をお伝えします。

特別区の教養試験では、国語の問題で短文を並び替える問題が出題されます。

これがいわゆる配列順序です。

ちなみに、Ⅰ類採用では英文の配列順序も出題されますが、今回は国語の配列順序に絞って説明します。

文章理解は全員必須解答なので、配列順序はなんとしても正解したいと多くの受験生が思っているはずです。

とはいえ、解くときのコツを知っていないと、正解の選択肢にたどり着くまでに多くの時間がかかってしまいます。

せっかく正解できても、他の問題を解く時間がなくなってしまっては本末転倒です。

でも心配はいりません。

今回の動画で解説するたった2つのポイントを押さえていれば、短文を短時間で正しい配列に並べ替えることができます。

僕はこれまでにⅠ類採用と経験者採用の過去問をそれぞれ10年以上、つまり合計で20年以上解いてきましたが、全ての問題において今回お伝えする2つの方法を使えば、正解を導くことができます。

実際に過去の受験生からも、「本番直前に荒川さんから教えてもらったポイントを見直して試験本番に臨んだら、配列順序の答えがすぐに分かりました!」という声をいただいています。

あなたも今回の方法を覚えておくだけで、今よりも簡単に配列順序が解けるはずです。

「配列順序を得点源にしたい!」
「時間をかけずに解けるようになりたい!」
「今回説明する2つのポイントを具体的に知りたい!」
とあなたが思っているのであれば、今回の内容は間違いなく今後の試験対策に活かせますので、ぜひ最後までご覧ください。

配列順序を短時間で正解するための方法①

1つ目は、「最初から順番に並べ替えようとせず、確実に分かる配列から消去法で考える」です。

あなたは配列順序を解く際に、先頭の短文から順番に並べ替えようとしていませんか?

例えば、このような選択肢があったとします。

配列順序の選択肢

この時、多くの受験生がAの次の短文を一生懸命考えようとします。

そしてAの次の短文が分かったら、さらにその次の短文がどれになるのかを考えてしまうのです。

意外かもしれませんが、特別区の配列順序はこのやり方で解いてしまうと時間がかかることが多いです。

ではどうすればいいのでしょうか?

結論、最初から並べ替えようとせず、明らかに配列が分かる部分から消去法で選択肢を絞りましょう。

もう一度、先ほどの選択肢を見てみます。

配列順序の選択肢

例えば、Aの次に来る短文が分からなくても、Eの次にDが来るということが分かったら、その時点で選択肢は3番と4番に絞られますよね。

Eの次にDが来ることが分かれば選択肢は絞られる

そして、もしDの後にCが来ることが確定すれば、正解は選択肢4番になるわけです。

Aの後ろの短文が分からなくても答えは分かる

このように解けば、実は先頭のAの後ろに何が来るのか分からなくても、答えにたどり着けます。

以上のことから、配列順序は最初から順番に並べ替えようとする必要はありません。

途中の配列でも構いませんので、2つの短文の配列が明らかに分かる部分から答えを導きましょう。

このように考えることで、配列順序を素早く解くことができます。

しかし、ここまで聞いた皆さんの中には、
「途中の配列を意識しても、順番が明らかになっているところが見つからない」
と悩んでしまう方もいるかもしれません。

でも大丈夫です。

次に説明する2つ目の方法と合わせることで、正しい配列が分かってきます。

ぜひ最後までご覧ください。

配列順序を短時間で正解するための方法②

2つ目は、「接続詞や指示語から繋がりを考える」です。

接続詞とは、「しかし、例えば、よって、ただし、さらに」などのように、前後の文章を正しく繋ぐための言葉です。

つまり、文章の前後で正しい接続詞を使っていないと、その配列は間違いとなります。

例えば、
「私は今朝、ご飯と納豆を食べた。」
という文章があったとします。

その後に続く文章が、
「例えば、お昼に生姜焼き定食を食べた。」
「そして、お昼に生姜焼き定食を食べた。」
のいずれかだとしたら、どちらを選びますか?

もちろん、後者ですよね。

このように、人は前後の文章の繋がりを接続詞をもとに考えます。

だからこそ、配列順序でも接続詞を意識することがとても大切です。

そして指示語も配列順序を解くうえで、必ず確認しないといけません。

指示語とは、「この、その、こうして、そうして」のように、文中に一度出てきた表現を簡略化するための言葉です。

つまり、指示語が使われているということは、前の文章に具体的な表現が出てきているはずです。

指示語が示している言葉が前の文章にないと、その文章の配列は間違っています。

例えば、
「友達から財布をもらった。私はこれを大切に使おうと決めた。」
という文章に出てくる指示語の「これ」は、もちろん「財布」を示していますよね。

ですが、
「友達と遊びに出かけた。私はこれを大切に使おうと決めた。」
という文章では、指示語の「これ」が何を指しているのかわかりません。

このように、短文に書かれている指示語をもとに直前の文章との繋がりを考えることで、正しい選択肢の候補を絞ることができます。

以上のことから、短文を正しい配列に並べ替えるためには、接続詞と指示語に注目しなければなりません。

接続詞と指示語を意識することで、先ほど抱えていた。
「途中の配列を意識しても、順番が明らかになっているところが見つからない」
という受験生の悩みを解決することができます。

まとめ

ということで今回は、「【完全攻略!】特別区の配列順序を短時間で正解できる2つの方法」についてお伝えしました。

1つ目は、「最初から順番に並べ替えようとせず、確実に分かる配列から消去法で考える」です。

途中の配列でも構いませんので、2つの短文の配列が明らかに分かる部分から答えを導きましょう。

2つ目は、「接続詞や指示語から繋がりを考える」です。

短文に書かれている接続詞と指示語から繋がりを考えることで、正しい配列に並べ替えることができます。

この2つのポイントを意識して配列順序を解いてみましょう。

これまでとは違う解き方なので最初は違和感があるかもしれませんが、慣れてくると次第に正答率が上がり、解くスピードも上がっていきます。

択一試験は時間との勝負です。

短い時間で効率よく正解していくことが求められます。

ぜひ過去問演習をする際に、この2つを意識して解いてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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