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【知らなきゃ損!】特別区の内容一致問題(英語)で最初にするべきこと

こんにちは!
特別区の受験に特化したオンライン予備校「トクヨビ」の代表をしている荒川です。

今回のテーマは「【知らなきゃ損!】特別区の内容一致問題(英語)で最初にするべきこと」ということで、特別区に合格したい人に向けて、英語の内容一致問題を解くときのポイントを解説していきます。

先日、僕の公式LINEにこのような質問が来ました。

「文章理解は必須解答なので、少しでも点数を取っておきたいです。内容一致問題はしっかり勉強すれば点数が取れると思いますが、どうしても英文の読解に時間がかかってしまいます。何かコツはありますか?ちなみに、英語は得意でも苦手でもありません。」
という質問です。

以前の記事でもお伝えしましたが、どうしても苦手な科目でなければ、できる限り点数を取っておきましょう。

今回の質問者さんのように、あなたも英語の内容一致問題を解く際に、
「英文を読むのにすごい時間がかかる」
「英単語の意味が分からない」
「解く際に何かコツはあるの?」
と悩んだことはないでしょうか?

そこで今回は、特別区の内容一致問題(英語)で最初にするべきことをお伝えします。

特別区の教養試験では、英語の内容一致問題が毎年出題されます。

しかも、Ⅰ類採用・経験者採用のどちらも1問ではありません。

2問出題されるので、内容一致問題を捨ててしまうと、それだけで2点減ります。

英語の問題は全員必須解答なので、多くの受験生ができるだけ正解したいと思っているはずです。

とはいえ、「英文読解は時間がかかる」という人も多いでしょう。

せっかく正解できても、1問解くのに時間をかけすぎてしまい、他の問題を解く時間がなくなっては元も子もありません。

でも大丈夫です。

今回の説明する解き方をそのまま真似してしまえば、内容一致問題をこれまでよりも短い時間で解くことができます。

僕はこれまでにⅠ類採用と経験者採用の過去問をそれぞれ10年以上、つまり合計で20年以上解いてきましたが、全ての問題において今回お伝えする解き方でスムーズに答えにたどり着けるのです。

実際に過去の受験生からも、「英語を短時間で解けるようになって、時間内に全ての問題を解くことができました!」という声をいただいています。

あなたも今回の方法を覚えておくだけで、今よりも簡単に内容一致問題が解けるはずです。

「内容一致問題を得点源にしたい!」
「時間をかけずに解けるようになりたい!」
「内容一致問題を解く際に大事なポイントを知りたい!」
とあなたが思っているのであれば、今回の内容は間違いなく教養試験の点数アップに繋がりますので、ぜひ最後までご覧ください。

内容一致問題で最初にするべきこと

まず、あなたに質問です。

内容一致問題を解いている時、どのように解いていますか?

もしかして、英文を最初に読んで、その後に日本語の選択肢を読んでいませんか?

イメージしやすいように、図を使って説明します。

英文と選択肢

このような英文と日本語の選択肢があったときに、

英文を先に読んでから選択肢を読む

この順番で読み進めていないでしょうか?

この解き方ではたとえ正解できたとしても時間がかかります。

結論を先にお伝えすると、内容一致問題では英文ではなく選択肢1番を最初に読みましょう。

なぜ先に選択肢を読むべきなのか、理由は大きく2つあります。

1つ目の理由は、「選択肢の順番と、それに該当する英文の順番が一致しているから」です。

これだけを聞いてもよく分からない人もいると思いますので、また図を使って説明します。

こちらをご覧ください。

例えば、選択肢1番の内容が第一段落の後半に書かれていたとしましょう。

この時、選択肢2番以降の内容が、それよりも前に来ることはありません。

同様に、例えば選択肢5番の内容が第三段落の冒頭に書かれていたとしましょう。

この時、選択肢4番までの内容が、それよりも後に来ることはありません。

つまりこの場合、選択肢2番から4番までの内容は第二段落に書かれているということになります。

このように、選択肢と英文の順番は一致していることを知ってさえいれば、各選択肢の内容が、英文のどの辺りに書かれているかの予想が立てやすくなり、効率的に解くことができるのです。

ただ、ここまでの話を聞いた人の中には、

「選択肢に該当する英文が見つけられない!」

という人もいるかもしれません。

その場合は、選択肢に該当する英単語を予想して、その単語がある英文を探せばOKです。

例えば、「太郎は5年前、ロンドンに住んでいた。」という選択肢があったとします。

この選択肢から「Taro・live・London・fiveという単語がある英文を見つればいい」という予測が立ちますよね。

そして、それらの単語がある英文を探した時に、
Taro lived in London five years ago.
という英文があれば、この選択肢は正しいですし、
Taro lived in London ten years ago.
という英文があれば、この選択肢は間違いだと分かります。

以上のことから、まず日本語で書かれている選択肢を読んで、それに該当しそうな英文を後から探すことで、英文を最初からじっくり読む必要はなくなるのです。

では、ここからはもう一つの理由について解説していきます。

選択肢から読み始めることをおすすめする2つ目の理由は、「選択肢の日本語を参考にして、英文の単語の意味が推測できるから」です。

内容一致問題のポイントは、選択肢が日本語であるという点なので、これを活かさないわけにはいきません。

つまり英文を読んで分からない単語が出てきた時に、選択肢の日本語から単語の意味を推測できるのです。

例えば、「私の両親はいつもとても厳しいが、たまに優しい。」という選択肢があったとします。

この時、文中に
My parents are always very strict, but sometimes kind. 
という英文があったら、「strict」の意味が分からなくても選択肢と見比べて「厳しい」という意味の英単語なのでは、と推測できるわけです。

ただし注意しないといけないのは、strictの意味を知っているかを問うための問題だった場合です。

どういうことかというと、英文が
My parents are always very serious, but sometimes kind. 
だったときに、選択肢の日本語と見比べて「seriousは厳しいという意味か!」と誤った推測をして、間違えてしまう場合もあります。

ちなみに、この場合のseriousは「真面目な」という意味です。

このように、単語の意味によって正誤が問われる可能性もありますが、過去問を見る限り、単語の意味を問うよりも、英文全体の意味が選択肢と合致しているかを問われる場合が多いので、そこまで不安になる必要はありません。

つまり、「英単語の意味が分からない場合は、選択肢の日本語訳から推測できる可能性が高い」ということを知っておくだけで、英文を理解するスピードが上がります。

以上が、英語の内容一致問題を解く際には選択肢1番から先にチェックすべきと述べた理由です。

まとめ

ということで今回は、「【知らなきゃ損!】特別区の内容一致問題(英語)で最初にするべきこと」についてお伝えしました。

結論、英文を最初から読み始めるのではなく、選択肢を1番から順に読むことで、効率よく正解を導くことができます。

なぜなら、
選択肢の順番と、それに該当する英文の順番が一致しているから
選択肢の日本語を参考にして、英単語の意味が推測できるから
です。

つまり、内容一致問題とは言い換えると、「日本語で書かれている選択肢に該当する英文が文中のどこにあるかを見つける問題」です。

なので選択肢を先に読めば、該当箇所を見つけやすくなります。

英語を読むよりも日本語を読む方が簡単ですよね。

だからこそ、日本語で書かれている選択肢から読み始めましょう。

こうすることで、間違いなく今まで以上に問題が解きやすくなります。

ということで最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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