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子の成長が嬉しいのと同じくらい、押しつぶされそうに苦しい。わが家の七五三

息子たち2人の七五三に向けて、当日お世話になるフォトスタジオにレンタルする着物を選びに行った。

息子たちは現在5歳と2歳で3歳差。厳密には七五三が重なる年齢ではないが、長男5歳、次男3歳のぶんを来月いっぺんに行うことにした。

息子たちと3人、毎日バタバタと過ごす私にとって、神社の祈祷予約をしたりフォトスタジオを探して予約したりするのは億劫な“タスク”でもあった。

それでも、なぜ必死で七五三に向けて準備をしているのか。

家族に対する私の想いと、素敵なフォトスタジオとの出会いについて書き残したくなった。

🧒🏻👦🏻👶🏻

私は2年前から地元にマンションを借りて息子たちと3人暮らしをしている。新しい家族のかたちになってから、今回の七五三が息子たちにとって初めての大きな節目。

今日に至るまで2回ずつ息子たちの誕生日はあったけれど、わが家に親族を招いてパーティーをしたり、私のカメラで写真を撮ったりと、こぢんまりしたいわゆる普通のお祝いの日だった。

長男の誕生日の写真で1番好きなやつ

あまり言葉にしてこなかったが、新しい家族で誕生日を迎えることにまだ慣れていない。

息子たちの成長が何よりも嬉しいのと同時に、というか嬉しければ嬉しいほど、過去の思い出が蘇ってしまったり、未来への不安や責任を感じたりと苦しい気持ちも味わってきた。

息子たちの成長を祝うイベントは、正直、心臓が押しつぶされそうになるイベントでもあるのだ。

これからもしばらくはそんな日々が続くと思う。だからこそ、今回の七五三を楽しい1日にしたい。

将来振り返ったときに「がんばってよかったな、楽しい家族だな、愛しいな」と思える1日にしたいと強く思った。

それになぜか、七五三を迎える今なら、心から息子たちの成長を喜べるかも…と自分に期待することもできて。

📷👘

私がInstagramで見つけて予約したフォトスタジオはニジイロフィルムさん。

Instagramに投稿されている写真の雰囲気が好みだったことも選んだ理由だが、写真に添えられた言葉の一つひとつから人柄や想いが伝わってきたことが、ニジイロフィルムを選んだ1番の理由。

他のスタジオと比較することもほとんどなく「ここにしよう」と決めた。

スタジオを訪れると、玄関の外まで迎えにきてくれたのはフォトグラファーの米田さん。想像した通りのあたたかい方で、話しやすくて、目がキラキラしたお兄ちゃんだった。

米田さん

「ここにしてよかったな、私の直感は正しかったな」と、第一印象で嬉しくなった。

着付け・ヘアメイクを担当してくださる柴田さんは、笑顔がとても可愛くて、ハイトーンの髪も可愛くて、気さくなお姉ちゃん。スタジオの中で挨拶を交わして、また幸せな気持ちになった。

柴田さん

あらかじめ送ってもらっていた衣裳のラインナップをチェックしていたこともあり、私が着る訪問着も、息子たちの袴も一瞬で決まった。

柴田さんに「この訪問着、私もお気に入りなんです」と言われたことも嬉しかったな

ニジイロフィルムのお2人のあたたかい雰囲気と空気づくりのおかげで、今日どんな気持ちでここに来たかとか、私も写真が好きだとか、当日が楽しみだとか、いろいろなことを話してしまった。

気持ちを聞いてもらえたこともすごく幸せだったし、当日までの準備期間も素敵な想い出にできそうと思えてホッとした。

節目のイベントを盛大に祝うことは、先ほども書いたとおり、プレッシャーを感じて怖い想いがある。

実は、スタジオを訪ねるまで「辛い気持ちになったらどうしよう」と、緊張してドキドキしていたほど。

でも、米田さんと柴田さんは私の不安なんて1ミリも気がつかなかったと思う。それくらい私は楽しそうに見えただろうし、実際すごく楽しい時間だったから。

今、このnoteを書きながら、私はちょっぴり泣きそうになっている。当日、私が選んだ素敵な着物を息子たちが着て、私もおめかしをして、私が子どものころに七五三をした神社にお参りに行く。それって、なんて幸せなことなんだろうと思って。

兄の一言で弟が笑う
こんな日常も、それを残せることも幸せやね📷

いろいろなプレッシャーや不安はあるけれど、ニジイロフィルムのお2人をInstagramの広い世界から見つけ出したように、私たち家族の人生をハッピーにしてくれる仲間を見つける力が私にはあると思えた。

そして何より、そんな人たちが周りにいてくれることは、本当に恵まれていると感じる。

(まだ七五三当日を迎えていない、なんなら出会ったばかりのお2人には荷が重いというか、プレッシャーをかけてしまって申し訳ないけれど)

このスタジオに決めてよかったな、嬉しいご縁だなと、当日がすごく楽しみだ。

やんちゃ息子たちが着付けと撮影の間、お利口にできるのかだけが心配だが、プロに頼りつつすべての時間を楽しめたらなと思う。

当日は私もカメラを持っていこう。息子たちを撮る私の姿も、米田さんに撮ってもらえたら嬉しいな。

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