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日常に隠れているあなたのすごいところ、私が見つけたる

「息をするように簡単にできる特技は何?」と聞かれて答えられる人、どれぐらいいるだろうか。

「あなたにとって当たり前のことでも、誰かにとっては特別なこと。自信を持って!」みたいなことはよくいわれるし納得できるのだが、自分にとってそれが何なのかよくわからない。だって呼吸同然にしちゃっていることだから。

そんなあなたのすごいところ、見つける方法があるよ!

🔍

先日、ライター仲間で友人のがんちゃん(@gankomoriko)とオンラインでおしゃべりしていたのだが、彼女も「私のすごいところわからん」と感じる1人だった。

だがしかし

彼女は、私にとってめちゃめちゃすごいことを息をするようにやってのける超人だった。

超人のnote⇩

なんと彼女は毎朝、家中の床を水拭きしているらしい。それが当たり前でもはや呼吸と言っていた。衝撃だった。

彼女は私と同じよう在宅で書く仕事をしていて、2人の子どもがいる。下の子はまだ小さくて幼稚園や保育園に預けてはいない。日中、子どもと過ごしているとは思えぬ量の仕事をこなしていることを私は知っている。

私にも子どもが2人いる。彼女と違い2人とも保育園に預けているが、毎日床を拭く時間なんてどこにもない。

どこを拭けと?

掃除機はかろうじて毎日かけているが、全部屋を水拭きなんて…そんなもん大掃除やん…床がおもちゃで見えない日だってあるのに…

私にとっての大掃除を毎朝行う彼女。「あんたすごすぎる。子どもを2人育てながら仕事もして、そのうえ床の水拭きを呼吸かのように自然にこなすなんて、とんでもない超人だよ。表彰もんだよ。」とほめちぎった。

彼女は「すごいなんて考えたこともなかった。言われて初めて気づいたけど、そうかも。私すごいかも。なんか自信出てきた。ありがとう。」と言った。(謙虚)

そうなのだ。あれができない、これが苦手と不足はわかるのに、できていることや長所は実感しにくいのだ。だから自信を持つのは難しい。特に謙虚な人は。

🧼

ここまで話して私たちは1つの仮説を立てた。

1日に行っていることを細かく見ていけば、「私にとっての床の水拭き」が見つかるんちゃう?と。

私もほめられたい。そして彼女のすごいところをもっと見つけたい。

そこで私たちはそのままの流れでスプシに1日のタイムスケジュールを入力し、シェアした。

(仕事せえ)

がんちゃんの日常⇩

がんちゃんの1日、水拭き以外もていねいすぎ。脱帽。寝る前までこまやか。

読み聞かせ・日記・読書。私にはどれもハードルが高い

彼女は決まったことをコツコツとクオリティを下げずに続けるのが得意なのだ。(仕事にも表れている)自身の体を労わるルーティーンをもつことだって、なかなかできない人も多い。白湯を飲んだり湯船につかったり。そういうことを毎日つづけられる大人に私は憧れている。

話がそれるが、こうした生活の一つひとつが、彼女の文章の繊細な表現につながっているのかもと思った。

🗓️

私の日常⇩

1日中ラジオ聴いてんな

私の1日を見て、彼女は「音声入力でnoteすごい」「しっかり遊んでてすごい」「公私ともにSNSの発信しまくりすごい」と言った。

息を吐くようにインスタでぐちっている
こんなのも
スーハー😮‍💨

まじ?全部私にとって呼吸だよ?

彼女にとっては水拭きより難しいことだという。信じられないが、これが私のすごいところなのか。せっかくなので、無理やり長所っぽく言い換えてみた。がんちゃんありがとう。

ドタバタ育児をInstagramのストーリーズに吐き出す→ポジティブ変換できる・日常を切り取るのが得意

音声入力でnoteの下書き→ながら作業が得意・発信への情熱がある

しっかり遊んでる→自分の時間を大切にできる・メリハリがある

なんか元気出た。

毎日、あっという間に過ぎて「今日何してたんや…」みたいな日々だが、私も彼女もいろいろやってた。人にはできないめっちゃすごいことを息をするかのようにやってた。

あなたにとっての「床の水拭き」を探す作業、ぜひ周囲の人とやってみてほしい。自分だけの工夫や長所がぜったいに見つかるから。

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