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2回の奇跡

相変わらずの毎日を送っている。

朝起きて、掃除して、散歩して、ご飯を食べて、子供たちを見送って、本を読んだり、勉強したり、SNSで発信したり。

で、奥さんが仕事に行く日は、夕食の準備して、子供たちをお風呂に入れて、ご飯を食べて、一緒にテレビを見て、寝る。

コーチングの仕事は再開したけど、これまでのお客様のフォローが中心なので、新しいお客様に来ていただかないと売上はない。


相変わらずの冬休みのような過ごし方だが、この間、ピンチが2回あった。


ピンチというのは、お金。


会社をやめて、ほんとに驚いたけど、

保険料とか年金とか、それから住民税。
さらに、借金の返済もあり、カードの支払いもあり、もちろん家賃もあり、食費もあり、、、

思った以上にお金が出ていく。


そして、〇日までに○○円支払わなければならない!
という状況が2回あった。

まだ、失業保険も出ていないから、手持ちが足りなくて、本当に焦った。


やばい。
やばい。
やばい。

明日までに〇万円必要だ。

マジで、どうしよう。

奥さんに言ったほうがいいだろうか、、、

でも、これまでも何とかしてきたじゃないか。

大丈夫だ。

きっと、何とかなる。

いや、本当に大丈夫なのか?

そんな行き当たりばったりな感覚でいると、いつか大変な事態になるぞ。

そして、家族を路頭に迷わすぞ。

じゃあ、どうしたらいい?

まずいな。

できることから、考えよう。

いま、できること。

自分の商品はあるのだから、それを売るだけだ。

よし、SNSで声をかけてみよう。

必要としている人がいるかもしれない。

まだ諦めるな。

あと15時間ある。

よし、やるぞ!


といった感じで、投稿したら、運よく1人の人が「話を聞きたい」となった。

そして、ZOOMでお話して、商品の紹介をした。

いまできる精一杯のことをしようと、思いを込めてお伝えした。

でも、残念ながらその場では決まらなかった。

それでも、どこか清々しい感じがした。

しょうがない。

おれの実力不足だ。

明日、奥さんに正直に話そう。

お金が足りないと。

大丈夫。

何度だってやり直せる。

オレならできるはずだ。


そうして、諦めてリラックスして眠ることにした。


次の朝、奇跡が起こった。


スマホを見たら、入金の通知がある。

昨日、面談した方から
「ぜひよろしくお願いします」
というメッセージが入っていた。


しかも、その金額は
ちょうど今日支払わなければならない金額とほぼ同じだった。

助かった。

本当に奇跡だ。

ありがとうございます。


しかし、次の瞬間、もう1つ、メールが届いた。

「お支払いが完了していません」

おまとめローンの引き落とし日も昨日だったのを忘れていた。

あと○万円、足りない。

まさに一難去ってまた一難。

奇跡を体験した後に、また困難に出会うとは。

いや、そもそもオレが忘れていただけだ。

ちゃんと金銭の管理はしなければならない。

そんな当たり前のことができていなかった。

さあ、どうしよう。

現実はやってくる。

さすがにこれから営業するのは難しい。

これは無理かもな。

いや、でも、奇跡が起きた。

諦めなければ、なんとでもなるんだ。

でも、今回はさすがに間に合わない。

いいじゃないか。
いま、素晴らしい体験をさせてもらえたのだから。

しょうがない。

よくやったよ。


最後には、半ば諦めの感じで、自分をなぐさめることにした。


次の日、奇跡が起こった。

なんと、お金が振り込まれている。

どこからだ?

調べたら、つとめていた会社だった。

どうやら、給料の計算にずれがあり、その不足分が振り込まれたらしい。

信じられない。

必要としていた金額とほぼ同額だった。

どうなってるんだ、これは。

奇跡だ。



というような感じで、2回の奇跡が起こった。

なんか大きな力に守られているような気がする。

ほんとにありがたい。

もちろん、ピンチは続く。

来月、また請求はくる。

それまでに、しっかり売上をあげよう。


今回はボーナスだ。
これに驕らず、一生懸命に生きよう。

お金の管理、今後はしっかりやります!


今日もいい天気だ。

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