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皇族の恋愛や結婚を「公の事」だという主張について
いえいえ。どこまでも皇室の「私事」とすべきでしょう。国民が口出しする筋合いのものではありません。「公の事」というのは、どういうことでしょうか。
秋篠宮が国民に祝福される結婚をというと、それが公の事になるというのも理解できません。皇族としてそのことを願うのは当然でしょう。そう願うことで「公の事」になり、国民が干渉できる事柄に属するというのでは皇室は国民の監視のもと、あれやこれやという傲慢な国民の指示を受ける存在になりさがります。芸能人でも「国民の関心事」であれば、誰と付き合っているかについて週刊誌に書かれてもしかたがないというのが裁判所の法理ですが、そんな芸能人風情と皇室が同じようにないまぜにされてしまうのは我慢がなりません。
自分たちの意向や価値観とちがう行動や言動を皇室が行うことにあれこれ口を出すというのは、それ自体が不敬であり、敬意を欠いた振舞だと僕には思えてなりません。それでも、あれこれと皇族の恋愛や結婚についてまでピーチクパーチク口をはさむのが当然だというお考えであれば、それこそ道徳観が違うというしかありません。
私事ではなく公であるという言葉をどういう意味合いでお使いになっているのか、よくわかりませんが、それが主権者たる国民が民主的に関与できるという意味合いでお使いならば、絶対に容認できません。
また、芸能人のプライバシーが公の関心事ということで、国民がピーチクパーチクする対象であるというのであれは、国民の民度の問題でしょう。週刊誌が報道することを禁じろというわけではありませんが、そのあたりの芸能人と皇室を同列に扱うという発想自体を汚らわしく思います。
皇室のご結婚を、国民が決めたり、週刊誌の下衆な報道をもとに国民がしたり顔で論じるのをみてると背筋がぞっとします。紛れもない男系皇族である眞子様の恋を信じようではありませんか。
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(2021/9/10 ML上のやりとりから)