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【プレビュー】モンテディオ山形戦に向けて

前節、愛媛FCとアウェイの地でおこなった四国ダービーで勝利。「スタジアムに入ってきた時からサポーターがいい雰囲気を作ってくれていたし、ホームみたいに多くのサポーターが入ってくれていたので、それがすごく力になりました。」(永木 亮太選手)
前半の立ち上がりは苦しい展開だったが、前半23分に、森 昂大選手のスルーパスから岩尾 憲選手が抜け出すと、その折り返しに坪井 清志郎選手が詰めて先制に成功。
後半はピンチを迎えるも、後半途中から投入され、ヴォルティスでの初出場となった鹿沼 直生選手、リーグ戦デビューとなった鈴木 輪太朗 イブラヒーム選手ら全員で守り切った。試合終了間際には髙田 颯也選手のドリブルから相手選手のレッドカードを誘発。1-0で試合終了のホイッスルとともに、約2,000人が駆け付けたヴォルティスサポーターの歓声がスタジアムに響いた。

四国ダービー・ウィナーズ・フラッグをサポーターに捧げた永木選手は「やっぱりサポーターは一番支えてくれる存在ですし、ああいったところで還元できるのが選手としては一番嬉しいです。ああいった事はなかなかできる機会ではないですし、1つの財産ですし非常に嬉しかったです」と気持ちを表した。
順位は愛媛と入れ替わり9位に。約3週間の中断明けの最初の試合を勝利で飾り、チームとしてもより勢いが出る試合となった。

愛媛戦を終え、8月6日(火)にはその愛媛より山口 竜弥選手の加入が発表された。「人の気持ちを動かすような、いい意味での感情的なプレーも自分の売りにしています。そこもどんどん出していきたいです」と意気込みを語ってくれた。愛媛戦でも対戦相手として存在感を示し、危うく失点になりかけるシーンを作られる場面もあった。
通称は「オム」。早速トレーニングでは、持ち味の攻撃力を発揮し、クロス練習や紅白戦などで存在感を示した。

そして、チームは8月12日(月・休)の徳島市阿波おどりに向けて、練習もおこなった。みんな意欲的に笑顔で取組み、チームとしてもより一体感が出たのかもしれない。家に帰ってからも動画などで個人練習する選手もいたようで、本番が楽しみだ。

そして、今週迎えるはアウェイの地で、モンテディオ山形との試合。前回対戦時はホームで2-1の勝利。試合終了間際に、渡 大生選手の劇的ゴールで勝ち点3を得た。今季ホームでの初勝利でもあり、いいイメージをもってこの試合に臨めるかもしれない。

山形に関して増田監督は「前回対戦ではSBを上げながら後ろは3枚っぽくビルドアップしていて、中盤で作りながらサイドの特徴を活かしながら攻撃をしていた印象でした。今は新しい選手も入った中でCBからのロングフィードからFWや両ワイドの特徴を最大限に引き出している」と前回対戦時とは少し戦い方も変わっていると印象を話した。また、ディサロ 燦シルヴァーノ選手や土居 聖真選手の加入などで攻撃陣の陣容が変化している。
相手が変わっても、まずは自分たち次第。これまで積み上げてきたもの、そして自信を胸にこの試合に挑もう。

山形戦の翌日は阿波おどり。まずは山形で勝利し、徳島に帰って、情熱の聖地で街中一体となって踊り明かそう。
現地にお越しの方は、台風の接近にお気を付けください。また、DAZNなどそれぞれのスタイルで応援される皆さま、離れていますが気持ちは一つです。共に戦いましょう!