【野手】2021年新入団選手紹介/新入団選手たちのこれまで
徳島インディゴソックス新入団選手のこれまでの経歴、選手としての武器などをひとまとめにまとめました!ぜひ皆さんの注目、イチオシ選手を見つけて応援してください!夢を追いかける選手の「これから」をぜひ直接追いかけてみてください!
捕手
#00 小山 一樹捕手 こやま かずき
まさに「強肩強打」のキャッチャーが徳島入りを決めた。済美高校時代には通算17本塁打を記録したが、上武大学時代には右肩通に悩まされ思うような練習・プレーが出来なかった。上武大学の同級生には20年ドラフトで北海道日本ハムファイターズから3位指名を受けた古川裕大捕手がいる。
治療・リハビリを経て、2019年から兵庫ブルーサンダース(現兵庫三田ブレイバーズ)でプレー。2019年シーズンは38試合に出場し、打率.321、3本塁打、出塁率.425、4割近い得点圏打率と勝負強いバッティングで存在感を見せつけた。2020年シーズンも23試合に出場し、打率.436、1本塁打、出塁率.536の活躍をみせた。
徳島でも攻守でアピールし、NPB入りという夢を掴みたい。また新入団選手の間庭周人投手とは2019年に兵庫ブル―サンダース時代にチームメイト。
#2 丹治 崇人捕手 たんじ たかひと
捕手の大事なセールスポイントである肩の強さには自信がある丹治崇人捕手。静岡高校時代には2年生の時に春、夏の2度甲子園を経験している。名古屋商科大学では4番を任されることもあるなど攻守で投手・チームを盛り立てる存在になりたい。
名古屋商科大学は2019年から元オリックスバファローズの赤松幸輔氏がコーチを務めている。
また静岡高校では1学年上に2015年ドラフトで東北楽天ゴールデンイーグルスから4位指名を受けた堀内謙伍捕手、同級生が2016年にドラフト4位で埼玉西武ライオンズから指名を受けた鈴木将平外野手、1学年下には昨年のドラフトで横浜DeNAベイスターズから5位指名された池谷蒼大投手がおり、いかに才能あふれる選手と競争してきたのかが伺える。
#23 古市 尊捕手 ふるいち たける
映像で見ても違いがわかるほどの暴力的な超強肩が武器の古市尊捕手。1年夏から公式戦に出場し、2年夏までは外野手(センター)としてプレーしていた。そのときのチームの正捕手は現在香川オリーブガイナーズに所属する天野龍人捕手。
2塁送球タイムは常時1.80秒~1.90秒台を記録し、自身のベストタイムは1.72秒。プロ志望高校生合同練習会でも1.90秒を計測している。2019年の捕手2塁送球タイムのNPB平均が1.96秒であり、まさに暴力的。機敏な動きから放たれる送球は垂れずに糸を引くような軌道を描き、中日ドラゴンズ加藤匠馬捕手を彷彿とさせる。
50m6.2秒と走力もありチームの1番打者を務めることもあった。チームの熾烈な正捕手争いを勝ち抜き、NPBの注目を集めるその肩を見せつけたい。
#27 藤井 裕斗捕手 ふじい ゆうと
長打力と肩の強さがウリのパワフルな捕手。吉備国際大学では4年生のときに捕手としてベストナイン、そして敢闘賞を受賞している。京都翔英高校では3年生の時に初の夏の甲子園出場を決めた世代。
同級生には2016年ドラフト8位で東北楽天ゴールデンイーグルスから指名を受けた石原彪捕手、2017年ドラフト9位で横浜DeNAベイスターズから指名を受けた山本裕大捕手と捕手という同じポジションからNPB選手が2人出ている。3人目になるためには、ハイレベルな徳島での捕手争いを制して自慢の長打と肩で暴れまわりたい。
内野手
#5 平尾 蒼凱内野手 ひらお そうが
20年夏の秋田を制したノースアジア大学明桜高校の中心バッターが徳島にやってくる!140㎞/hトリオに、当時2年生ながら150㎞/h右腕の風間球打投手と投手力が魅力だった2020年のノースアジア大学明桜高校だがそれだけではない。
力強いスイングから鋭い強烈な打球を広角に放つ平尾蒼凱内野手もそのチームの中心の一人。その洗練された野球センスを徳島で見せつけ、NPB入りへ猛アピールだ。また2学年上には現在千葉ロッテマリーンズでプレーする山口航輝外野手がいる。
#6 波間 空良内野手 なみま そら
小兵ながら卓越した守備センスが光る波間空良内野手。高校時代は投手としてプレーし、大学ではショートを主戦場としてプレーした。2019年は肩を壊したことで1年間ベンチに入れないという苦しい時期もあったが、2020年秋には復活を果たした。軽快な身のこなしで守備からチームを盛り上げ、勝利に貢献する。足の速さにも要注目とのこと。
#55 武岡 大聖内野手 たけおか たいせい
力強いスイングからパンチ力のある打撃が光る左の強打者。小学校時代には背筋力で徳島県NO.1を記録するなど類まれな身体能力も武器。生光学園高校時代は1年生からベンチ入りを果たし、高校通算28本塁打を記録した。
八戸学院大学時代にはノーステップ打法に変えたことで確実性があがり、3年生のときには指名打者としてベストナインを受賞した。全日本選手権では2打席連続本塁打を放ち、観戦に訪れていた現シンシナティ・レッズ秋山翔吾外野手が「あそこまで飛ばすなんて凄い。これからも頑張って欲しい」とコメントしている。
弟は19年ドラフト6位で東京ヤクルトスワローズに指名された武岡龍世内野手で、八戸学院大学のチームメイトには20年ドラフト3位で広島東洋カープから指名された大道温貴投手と20年育成ドラフト2位で福岡ソフトバンクホークスから指名された中道佑哉投手がおり、NPB入りへ地元徳島から勝負の1年!また生光学園出身の徳島インディゴソックス選手には上原優人投手。
#33 森田 遊也内野手 もりた ゆうや
白熱する二遊間争いに新たな男が殴り込む!白山高校で鍛えられた守備力を武器にショートでプレーする森田遊也内野手。ちなみに出身の白山高校は神奈川県の白山高校なので、2018年夏に「日本一の下剋上」として話題になった三重県の白山高校とは別の高校である。また兄はインディゴソックスで2017年~2019年にプレーし、現在は神奈川フューチャードリームスでプレーする球斗(森田球斗)選手。
外野手
#3 吉村 慎之介外野手 よしむら しんのすけ
恵まれた大きな身体で豪快なフルスイングが魅力の吉村慎之介外野手。福井工大福井高校時代には2016年のセンバツで1次登録メンバーとなったが、直前でベンチ入りからは外れた。大学2年の秋に投手から野手へ転向すると、3年の秋のリーグ戦で初出場ながら代打サヨナラホームランを記録した。これが人生初のホームランとなった。チームの4番を務めたこともあるその豪快なスイングと長打力には要注目だ。
また京都先端技術大学での同級生には2020年育成ドラフト2位で指名された喜多隆介捕手がおり、1日でも早く同じ舞台に立ちたい。
また現在京都先端技術大学の野球部監督は2014年~2016年に徳島インディゴソックスでコーチ、監督を務められた中島輝士氏である。
#7 村川 凪外野手 むらかわ なぎ
トライアウトで自慢の俊足を魅せつけ、四国アイランドリーグ4球団中3球団が競合した驚異的な韋駄天の村川凪外野手。50mの最速タイムはなんと5.5秒!元阪神タイガース赤星憲広氏の50mのタイムが5.6秒といえば、どれほど速いのかイメージがつくだろうか。
三重学生野球リーグでは2年春、3年秋、4年秋の3度盗塁王を獲得した。高校は広島の如水館高校で3年夏は広島大会で現北海道日本ハムファイターズの堀瑞輝投手擁する広島新庄高校に決勝で破れ、惜しくも準優勝だった。今度は徳島から自慢の足を使ってグラウンドを駆け回り、NPBまで駆け上がる。
#8 伊藤 優希外野手 いとう ゆうき
持ち味のスピードで攻守に軽快な動きを見せる伊藤優希外野手。駒大苫小牧では1年生からレギュラーを奪い、3年春にはセンバツに出場し2試合で4安打3盗塁と活躍し、U-18野球日本代表の1次候補に選ばれた。
亜細亜大学に進学後1年から俊足好打で存在感を示しリーグ戦に出場するも、レギュラーには定着しきれなかった。その後北海道ガスで2年間プレーしたのち、今回徳島インディゴソックス入りを決めた。
両親はスピードスケートの元日本代表で、親譲りの50m5秒8の脚力は大きな武器になる。駒大苫小牧の1学年下には20年ドラフトで北海道日本ハムファイターズから1位指名を受けた伊藤大海投手がおり、亜細亜大学の同学年には広島東洋カープ正隨優弥外野手、オリックスバファローズ頓宮祐真捕手、千葉ロッテマリーンズ中村稔弥投手がおり、周囲にNPB選手は多い。名門で己を磨いた男が夢を掴むため徳島からNPBへ猛アピールする。
https://www.nikkansports.com/baseball/highschool/news/p-bb-tp3-20120917-1018435.htm
#46 林 柊頼外野手 はやし しゅら
ボールをしっかりと呼び込んでフルスイングし、パンチのある打撃をする林柊頼外野手。肩の強さにも自信がある。名門拓大紅陵は現在、元千葉ロッテマリーンズで同校OBの和田孝志氏が監督、2019年まで福岡ソフトバンクホークスの3軍のコーチを務め、同校OBの飯田哲也氏がコーチとして指導を行っている。
2年秋は代打の切り札として背番号20を背負い準優勝に貢献し、最後の大会では8打数4安打2打点と力強い打撃に注目だ。また中学時代は九十九リトルシニアでプレーし、2学年上には徳島インディゴソックスから広島東洋カープ入りを果たした行木俊投手がいる。
#51 高島 輝一朗外野手 たかしま きいちろう
2度の急性リンパ性白血病を乗り越え、夢をがむしゃらに追いかける高島輝一朗外野手。武器は陸上で県内2位の記録を出したこともある脚力でトライアウトでは50m5秒7を記録した俊足。
急性リンパ性白血病は5歳で発症し、中学3年生のときに再発。中学生のときには沖縄県内では名の知れた存在で、甲子園常連校の沖縄尚学高校に進むもリハビリ期間が長く、高校野球ができるようになったのは高校2年の3月、最後の約3か月ほどだけだった。
大学でも野球を続けるも大きなブランクもあり、苦しんだ時期も長かった。今度こそ徳島で夢を叶え、ひとりでも多くの人へ夢や希望を与えられる存在になりたい。
#0 齋藤 雄亮外野手 さいとう ゆうすけ
巧みなバットコントロールがセールスポイントの齋藤雄亮選手。個性派揃いの外野手争いにその自慢のバッティングで殴り込みをかける。
<構成・紹介文>
藍スポ編集部 中俊輔(@SNaka99400680)