【投手】2021年新入団選手紹介/新入団選手たちのこれまで
徳島インディゴソックス新入団選手のこれまでの経歴、選手としての武器などをひとまとめにまとめました!ぜひ皆さんの注目、イチオシ選手を見つけて応援してください!夢を追いかける選手の「これから」をぜひ直接追いかけてみてください!
#11 中山 晶量投手 なかやま てるかず
恵まれた身体から角度のある最速150㎞/hのストレートが武器の好右腕。地元徳島出身と期待も大きい。
鳴門高校時代には現北海道日本ハムファイターズ河野竜生投手と共に1年生から試合で起用され、甲子園での登板も経験した。3年連続で甲子園への出場を果たしたが、3年春以降は右肘の炎症が原因で、外野手としての出場。3年夏には甲子園でHRも記録し、3年ぶりとなる甲子園ベスト8を達成した。ただこのHRはバントのサインを見逃してのHRだったとか。
明治大学進学後はなかなか登板することが出来なかったが、20年9月の中央大学とのオープン戦で150㎞/hを記録し、話題を集めた。明治大学からは20年ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズから入江大生投手が指名されており、地元徳島からNPBへ同じ舞台に立つために奮起する。
#14 平安山 陽投手 へんざん よう
愛媛の強豪松山聖陵高校のエースとして活躍し、調査書も届いた逸材。1年生から公式戦での登板を重ね、当時3年生には現千葉ロッテマリーンズの土居豪人投手がいた。
2年春にはセンバツに出場するも、現東北楽天ゴールデンイーグルスの江川侑斗捕手擁する大分高校に初戦敗退する。2年夏は愛媛準Vへとチームを導くと、3年夏には4年ぶり2度目の優勝を達成。決勝では7回途中から登板し、7者連続三振で優勝を決めた。
プロ志望高校生合同練習会では最速144㎞/h、打者6人に対し1安打3奪三振とNPBスカウトにアピール。スリークォーターから威力のある最速146㎞/hのストレートと切れ味十分なスライダーを武器に徳島でさらにレベルアップを図り、一気にNPB入りする。
#16 幸地 亮汰投手 こうち りょうた
強気で力強いピッチングをみせる幸地亮汰投手。大学4年の6月に外野手から投手へ転向したばかりながら実戦での登板でいきなり148km/hを計測。投手としての経験は半年ほどでの入団であり、まさにこれからの伸びしろが無限大な選手といえる。まずは投手に必要な技術・スキル・心構えを徳島で身につけ、150km/hへの到達、さらにはNPBからの指名と可能性はどこまでも広がっている。
#21 福田 真啓投手 ふくだ まさひろ
広島の英数学館高校出身の福田真啓投手。英数学館高校では北別府学氏が外部コーチを務めている。指導によって前でボールが離せるようになったことで最速147㎞/hのストレートには力があると定評があった。北別府コーチからは技術だけでなく、精神的な部分も学び心身ともに成長した。NPBを目指すため新たな土地で何段階も進化し、ここから独立リーグドリームを掴む。
#24 高原 健大朗投手 たかはら けんたろう
丁寧にボールを投げ込む長身サウスポー。小さなテイクバックからキレのある直球と変化球をコーナーに投げ分ける。
高校は広島の古豪崇徳高校で、2016年春季広島大会の決勝では13回191球16奪三振の力投で21年ぶり6度目の優勝をもたらす原動力となった。このときの相手の如水館高校の1番バッターは同じく新入団選手の村川凪外野手。この年、崇徳高校は春季中国大会も優勝している。
しかし夏はベスト4と甲子園出場はかなわなかった。小学生のころは広島東洋カープジュニアにも所属していた。数多くの投手をNPBに送り込んできた徳島でさらに腕を磨く。
#25 藤谷 勇介投手 ふじたに ゆうすけ
長身を活かしてしなやかなフォームから角度のあるボールを投げ込む藤谷勇介投手。延岡高校時代からNPBスカウトの注目を集め、1年生からメンバー入りし公式戦での登板も経験。高校1年生ながら143km/hを計測するも、肋骨の骨折など怪我の影響もあり高校では本来持っている能力を出し切れなかった。
その後社会人野球の道を選択するが、怪我もあり目立った結果を出すことが出来ていない。万全の状態を作り上げ、独立リーグからNPB入りへ再起を図る。
ご存知の方も多いと思われるが、阪神タイガースの藤谷洸介内野手を兄にもつ。また2018年~2020年に所属していた三菱自動車岡崎からは2018年ドラフト3位で山野辺翔内野手がドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団し、2020年ドラフト6位で中野拓夢内野手が阪神タイガースに入団している。
#39 内海 拓哉投手 うつみ たくや
地元の期待を大きな体に背負う大型左腕の内海拓哉投手。フォークボールが武器。出身高校は名門の徳島商業高校で、OBには元中日ドラゴンズの板東英二氏や川上憲伸氏、現役選手ではオリックスバファローズの’’ラオウ’’杉本裕太郎外野手がいる。
内海投手は1年秋から名門校のベンチ入りを果たし、3年夏の県大会では惜しくも鳴門高校に破れ準優勝。潜在能力はいまだ未知数、どこまでも伸びていく可能性を秘めている。さらに大きく徳島で輝き、羽ばたいていきたい。
また兄の内海大寿外野手は中部学院大学でベストナインやMVPなどのタイトルを獲得し、大学日本代表入りも果たした経験をもつ。現在、内海大寿外野手は日本通運でプレーしている。
#47 福島 雄大投手 ふくしま ゆうだい
恵まれた体格を活かした角度のあるスピードボールで勝負する福島雄大投手。佐賀東高校のころから未完の大器として注目を集めていたが大きな実績は残せないでいる。その秘めたる潜在能力を徳島で開花させ、今度は結果で周りを圧倒したい。
九州共立大学からNPB入りを果たした選手は2学年上に東京ヤクルトスワローズの久保拓眞投手、広島東洋カープの島内颯太郎投手がいる。
#66 間庭 周人投手 まにわ しゅうと
独特のセット・フォームが特徴的な変則サイドスロー右腕。2020年はオセアン滋賀ブラックスのリリーフとして58試合中リーグ3位の31試合に登板したタフさもウリの一つ。
サイドスローながら140㎞/hを超える力のある球を武器にさわかみ関西独立リーグ時代には高卒1年目ながらリーグ屈指の成績を残した。独立リーグを転々とする男の次の舞台は四国アイランドリーグ、徳島でさらにレベルアップし次こそNPB入りを狙う。
また飛龍高校の1学年上には2017年育成ドラフト3位でオリックスバファローズから指名された比屋根彰人内野手(現ブルペン捕手)がいる。
さらに同じく新入団の小山一樹捕手とは兵庫ブルーサンダースでチームメイトであり、バッテリー再結成が見れるかもしれない。
#99 福永 春吾投手 ふくなが しゅんご
徳島IS成績(2015~2016)
徳島インディゴソックスにも元NPB選手が参戦!これで四国アイランドリーグすべてのチームに元NPB選手が所属することになった。福永春吾投手は最速157km/hのストレートが武器で、さらに鋭く変化する「スラット」で注目を集めた。
阪神タイガースでの1軍初登板は2017年5月6日の広島東洋カープ戦、この試合は阪神タイガースが最大9点差を逆転するという劇的な試合となる。2018年にはウエスタンリーグの最優秀防御率と最高勝率の2冠。救援登板がメインになって以降は守護神を務めたことも。昨年はファームではチーム最多登板。
4年ぶりの古巣復帰でさらなる進化を遂げて、磨き上げたその剛腕でもう一度NPBへ返り咲く。
#42 川上 海地投手 かわかみ かいち
強気のピッチングがウリの速球派右腕の川上海地投手。奈良の名門天理高校出身でチームでは背番号11ながら先発を任される試合も。個人としての目標には球速150㎞/h到達を掲げており、その直球に注目だ。
#42 野木 海翔投手 のぎ かいと
最速151㎞/hの力強いストレートで勝負する野木海翔投手。九州国際大付属高校では背番号11ながら決勝戦や甲子園でも先発を経験し、結果は夏の甲子園ベスト8。同級生はオリックスバファローズでプレーする富山凌雅投手や、元横浜DeNAベイスターズで現在はクリケットに転向した山本武白志選手。その後は東洋大学に進学し、4年次には先発を任される試合も。これで2年連続でミキハウスからインディゴソックスへ選手が途中加入することになった。後期優勝への起爆剤となるか!
<構成・紹介文>
藍スポ編集部 中俊輔(@SNaka99400680)