リーグ首位の原動力 チームをまとめる友居京太郎の覚悟
前回に続き友居京太郎キャプテンインタビュー後編!
今回は今年のチーム状態やキャプテン就任の経緯、キャプテンとしての心構えを伺いました。(6月30日 インタビュー実施)
キャプテンを務める友居選手ならではの目線で熱く語っていただきました!
前回のインタビュー記事はコチラ!
友居京太郎インタビュー【前編】
改めて友居選手の経歴とプロフィールを簡単にご紹介します。
友居 京太郎(ともい きょうたろう)
誕生日:1996年9月2日
血液型:A型
出身:愛媛県
新居浜シニアー小松高ー徳島大学ー徳島インディゴソックス
まずは昨年と大きくメンバーが入れ替わる中で、リーグ首位(8月24日現在)を走るチームの取り組みや去年との違いを聞きました。
ぜひ、ご覧ください!
ー現在のチームの状態や去年のチームとの違いとは
友居選手:
去年は経験豊富な人がいっぱいいました。年齢的にも上の人がいて、平間・岸のように大舞台を経験していたり、独立リーグに長くいて精神的にも技術的にも独立リーグをよくわかった選手がプレーしていました。
今年は新人が多いです。独立リーグのレベルが分からない中で入ってきて、その中で自分の立ち位置を確認しながら目標に向かっていく感じで取り組んでいます。
その状態の中で、結果のように勝っています。良いピッチャーが多くて、野手も徳島は練習をたくさんしています。練習をたくさんする人がメインでやってるから誰が出ても結果を残すことが今の結果につながっていると思います。
ーすごく練習しているが、チームと個人の練習どちらが多いか
友居選手:
全体練習はシートノックとバッティングで終わりなので、その前後の各自練習になるからその時間が一番大事だと思っています。朝一、全体練習前に朝練して、全体練習の課題を練習後に取り組んでいます。コロナにより練習の期間は去年より長かったのでしっかりと体と技術を準備した上で今は試合を出来ています。
ー去年は3・4月は試合をしながら体をつくっていく流れだったのか
友居選手:
去年はほとんどが2年目以上の選手がレギュラーだったので新人選手は練習の仕方も分からない中で、試合をみながら学んでいきました。
今年は試合が始まる前から自分やコーチが伝え、準備が出来ていました。そこがチームの強みだと思います。
つぎに、徳島インディゴソックスを選んだ理由やキャプテンを務める中で意識していることについて聞きました。
ー友居選手が徳島インディゴソックスを選んだ理由や魅力とは
友居選手:
インディゴソックスは他のチームと目標が違うと思っています。普通は優勝に向けて全員が練習し、チームワークが生まれ競争が起こると思います。インディゴソックスはNPBに行きたい選手が他球団より多いのが特徴です。力的にも目指せるし勝負したいと考えています。
野球がしたいのではなく、上(NPB)に行きたいからインディゴソックスに来ています。その中で野球がしたかったです。NPBを目指せる環境があるのが理由です。
徳島インディゴソックスを支える人の想いもぜひご覧ください。
徳島インディゴソックス 球団ミッション「徳島から夢追う人を増やす」
インディゴソックスを通じて、徳島をより良い街に 【スタッフ紹介 Vol.1/代表取締役 南啓介】
徳島に熱い想いを集め、夢追う人を増やしていく 【スタッフ紹介 Vol.2/取締役 ・球団代表 谷田成吾】
ーコロナ禍による取り組みの感想
友居選手:
コロナ期間は長かったです。仕上がっていないといけない時期なのに、再開後はみんな思ったようなプレーが出来なかったです。チーム的には大丈夫かなと不安な空気が流れました。
練習の時間を取れたのは良かったが再開後は不安でした。
ーキャプテンに指名された経緯は
友居選手:
それはたぶん企業秘密ですよ(笑)
既存選手が抜けることが分かった中で冬の練習期間で残ったメンバーキャプテンを誰がするのかとなり、どうにかなるだろうと思いながらももし自分がキャプテンになったときに結果が出せるように練習に取り組んでいたので、キャプテンに決まったときはすんなりと「はい」と言えました。
ー監督からキャプテンに指名されたのか
友居選手:
最終的には選手たちで話してキャプテンを選び、首脳陣に報告し、正式に決まりました。
キャプテン・副キャプテン発表の瞬間はコチラの動画からご確認ください!
ーこれまでのキャプテン経験はあるのか
友居選手:
徳島大学でキャプテンを二年間やっていました。
ーキャプテン経験は豊富か
友居選手:
キャラ的にキャプテンを受け入れるかを迷いました。いじられてナンボと思っていたため人に言う点ではキャプテンになれるかなと思いながらも変われるチャンスだと思い、大学時代を思い出し引き受けました。
ーキャプテンとして心掛けていることや成長したこと
友居選手:
心掛けていることは誰よりも練習することです。
試合の集合時では一番最初に来て練習し、そういう姿をみせることを心掛けています。
自分の感情をコントロール出来るようになりました。悔しさや腹立たしさを試合中は絶対に周りにみせないようにしています。周りのことを第一に考えないといけない立場だから感情をぐっとこらえれるようになりました。
ホーム開幕戦の試合前の円陣では友居キャプテンはメンバーに徹底事項や無観客試合だからこそ行うべきことを話していました。込められた想いと今年の目標、ファンの方へのメッセージをいただきました。
ー円陣に込められた想いとは
友居選手:
本当はプレーで引っ張っていきたいタイプです。試合に出れていない現状のなかで周りに悔しさを出してもしょうがないと思っています。キャプテンという職についた以上はチームを一番に考えないといけない中で、その日チームでの徹底事項は試合に出ていても、出なくても変わらないと考えています。
勝つことを第一に考えたときに、何が大事かをミーティングで話しています。今年は全力疾走を徹底しています。一塁駆け抜け、フライも上がった瞬間に2塁まで全力で走ることです。そういう選手はプロ野球にあまりいないと思います。そういうところを評価してもらいたいと思い、勝つことに必要な事だという思いからあのようなミーティングになりました。
友居選手の円陣は谷田球団代表もインディゴソックスの良さが詰まっていると高評価。円陣の様子もぜひご確認ください。
ー今年のチームと個人の目標は
友居選手:
チームとしては圧倒的に勝つことが僕らの中の目標です。去年3人NPBに輩出しており、スカウトの方も来てくれています。来年以降も注目してもらうために、チームとして最後まで諦めずに、全員が目標に向かっていくことです。個人としてはレギュラーを勝ち取り、NPBを目指していきチームの柱になっていくことです。
ーファンの方へメッセージ
友居選手:
無観客試合が続く中でファンの方の応援が力になることをひしひしと感じています。球場に入場出来るようになったときは存分に歓声をいただけるようにプレーをしていくので期待してください!
開幕直後にも関わらず、快くインタビューを引き受けていただいた友居選手のTwitterアカウントはコチラ!
編集後記
開幕直後の忙しい中で取材に快く応じていただいた友居選手の人格の素晴らしさを感じました。キャプテンとしての苦悩や新型コロナウイルスによる活動休止など様々な困難にも真っすぐな想いと取り組みでインディゴソックスを支えてきたことが分かりました。チームのことを考え、キャプテンとしての立ち居振る舞いでチームを引っ張る友居選手の活躍に今後も期待です。昨年の主力が抜けた中、リーグ首位に立つ好調なチームは友居選手の存在が無ければ、このようなチーム状況では無かったかもしれません。それだけの徳島インディゴソックスへの熱い想いを取材中に常に感じました。ファンの方々や支えてくれる人の為にも全力で取り組む友居選手に今後もご声援お願いいたします。
文)千村 柊維
お知らせ
徳島から夢を追う人を増やすという球団ミッションのもと、選手は日々励んでいます。公式戦のスケジュールも合わせてご確認お願いします。
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最後になりましたがいつも徳島インディゴソックスへのご声援本当にありがとうございます。現在も大変な状況ですが、安心して皆様に楽しんでいただけるように日々準備を進めてまいります。
今後もYouTubeでのライブ配信を行いますので引き続きご確認お願いします。これからも応援のほどよろしくお願いいたします。
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