【G平間隼人】ジャイアンツで積極プレーで夢を掴む!/単独インタビュー
この度、徳島インディゴソックスOBであり現在読売ジャイアンツで猛アピール中の平間隼人選手にインタビューさせていただくことができました!独立リーグでの日々や今の好調のワケについて、ぜひ最後までご覧ください!
平間隼人内野手のこれまで
背番号002 右投左打
173㎝/75kg 1996年12月16日生まれ
徳島県出身
2012~2014年
鳴門渦潮高校で最終学年は主将も務める
2015年~2017年
徳島インディゴソックスに所属
2018年
新田電設(軟式)
2018年8月~2019年
徳島インディゴソックスに復帰し、プレー
2019年育成ドラフト1位で
読売ジャイアンツから指名
現在(5/5)、ウエスタンリーグ打率1位と猛アピール中
今回は2018年には「チームメイト」でもあった
谷田成吾球団代表が
直接インタビューしました!
今できることは野球しかない
谷田球団代表(以下谷田))どういうきっかけでインディゴソックスに入団したのか?
平間隼人選手(以下平間))地元だったこととNPBを目指せる身近なところだったので決めました。誰かに勧められたというよりはお母さんに「地元でやれば」という話もあって決めましたね。
谷田)インディゴソックスに入ってよかった点はどこか?
平間)地域密着で貢献しながら活性化という部分もありますし、地元でみんなに見に来てもらえます。なおかつ優勝したり出来たら喜んでもらえるので、そこはやりがいがあると思いますね。地元の子供たちとか高校野球を見ていた父兄の方とかに特に応援してもらってありがたいなと思っています。
谷田)インディゴソックスに入って成長したな、辛かったなというところはあるか?
平間)少ない給料の中でやっていくのは大変でした。よかった部分は1年2年じゃ気づかないかもしれないですけど、トータル5年所属していた中でスタッフ・裏方さんの働きとか動きを違う視点からも見れるようになって、野球ができているのが当たり前じゃないっていうのは特に最後のシーズンはしみじみ感じるようになりました。
谷田)1回辞めて、また戻ってくることになったときはどういう思いだった?
平間)1回辞めて半年ぐらい働いてる中で「NPBを目指して野球したいな」っていう思いはずっとあった。そのとき21歳だったんですけど、今できることは何かなって考えたときに野球しかないなって思った。(橋本)球史さんとご飯に行ったときにポロッとその話をしたら、その1か月後には復帰することになっていた。いろんな縁やタイミングがあったと思う。
練習しないと気持ち悪い
谷田)もう一度チームに誘ってくれた球史さんは平間にとってどういう存在なのか?
平間)すごくお世話になった人。本当に朝から夜まで付きっきりになって練習してもらっていました。そこには感謝しかない。球史さんがいなければ今の野球している自分はいないので、恩返ししたい気持ちでいっぱいです。
谷田)具体的に教わったことは何?
平間)球史さんもいろんな人に練習メニューを聞いたりしながらやってくれていたんだろうなって今になって思いますね。量もすごくやりましたし、それで結果も残せてNPBに入れてよかったなと思います。特に量をやって自信をつける部分ですかね。それまで量をこなしたり、練習をするのが嫌いだったんですけど、そこから練習をしないと気持ち悪いと感じるようになりましたね。量をやったことでの自信は大きいと思う。最初は無理矢理で、必死についていくだけでした。(2019年は)最後の年って決めていた年だったので、どうせ辞めるなら何もかもやり切って辞めようと思っていました。これだけやってダメならもういいやっていうまでやろうと思っていたので、試合の時は常に思い切って、今もそうですけどミスを恐れずプレーしていました。
※橋本球史コーチはインディゴソックスで2015年から3年間選手としてプレーし、2018年からコーチ就任
※平間選手は2017年に退団するも2018年8月に復帰
秘訣は「見られている」意識
谷田)NPBと独立リーグでは何が違う?
平間)練習量も環境も何もかも違いますね。設備も整っていて、無駄な時間がないので、その分だけ量ができるようになりますね。絶対野球はうまくなるだろうなと思います。
谷田)独立からNPBに行くには何が大事になるか?
平間)自分が獲得されるって決まったのがシーズン70試合のうちの1試合だったらしいです。その試合で初球を打って、初球で盗塁してっていう積極的なプレーや元気が評価されたと聞いています。あとはネクストや守備のときの仕草とかも見ているとも聞くので、プレーだけじゃなくそこも見られているということを意識する必要があると思う。独立リーグのときより観客も多いのもあって、今も見られている意識を常に持つようにしてますね。
谷田)2軍で好調だけど、成長している部分は?
平間)キャンプから阿部監督とか松本コーチから指導されてきた部分を継続してやってきていて、それが結果につながってきているのが自分の中で自信になります。積極的にがむしゃらにっていうのが自分の持ち味なので思い切ってやってます。結果も出てるので思い切ってやれていますね。消極的になって小さくなってしまうのがよくないと思って自信をもってプレーするようにしています。
谷田)インディゴソックスの選手たちにメッセージを
平間)球史さんに量をやらせてもらうのが大事だと思う。もう無理ってなるまで毎日、何もかも壊れる寸前までめちゃくちゃやった方がいいです。
谷田)応援してくれているインディゴソックスのファンの方に向けてメッセージをお願いします
平間)支配下に向けて今年一所懸命やっているので、ぜひ応援よろしくお願いします!!
<取材協力>
読売巨人軍
<取材>
徳島インディゴソックス 谷田成吾球団代表
<構成・文>
藍スポ編集部 中俊輔