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【日ハム育成2位】中山晶量ってどんな選手?【徹底解説】

中山晶量 プロフィール

ふりがな:なかやま てるかず
出身:徳島県
生年月日:1999/2/8
身長:188cm
体重:90kg
投/打:右/右
経歴: 鳴門高校(甲)~明治大学

恵まれた身体から投じられる球威のあるストレートとキレのあるフォークで空振りを奪うピッチングが持ち味の右腕。ストレートは最速150km/hを計測している。

鳴門高校時代には現北海道日本ハムファイターズ河野竜生投手と共に1年生から試合で起用され、甲子園での登板も経験した。3年連続で甲子園への出場を果たしたが、3年春以降は右肘の炎症が原因で、外野手としての出場。3年夏には甲子園でHRも記録し、3年ぶりとなる甲子園ベスト8を達成した。ただこのHRはバントのサインを見逃してのHRだったとか。

明治大学進学後はなかなか登板することが出来なかったが、20年9月の中央大学とのオープン戦で150㎞/hを記録し、話題を集めた。明治大学での同学年には20年ドラフト1位で横浜DeNAベイスターズから指名を受けた入江大生投手がいる。大学卒業後、地元徳島での2年間でさらにレベルアップを果たし、悲願のNPB入りの夢を掴んだ。インディゴソックスで背負った背番号11は現読売ジャイアンツ戸田懐生投手から引き継いだ背番号で、これで2人続けてNPB入りを達成した。

成績&データ

今季の中山投手の成績をまとめたものがこちら。中山投手の投球スタイルはシンプルな構成で、ストレートで押し込みフォークで落とすプレイヤータイプとしてはオリックス宇田川優希投手をイメージする、そんな投手だ。188cmの高身長から角度のあるボールを投げ込む。最速150km/hを記録しているストレートは簡単に前に飛ばさせず、追い込んでしまえばフォークで片づける。被打率.184という低さや奪三振率が9.00近い数字を出しているところからもその様子が伺える。67個の奪三振のうち62個が空振り三振だった。

また69.1回を投げ、与四球が14個だったためBB/9が1.82と非常に優秀な数値で、今季でいえばDeNA今永昇太投手やオリックス宮城大弥投手とほぼ同値である。

ストライク率も66.24%と高い数字が出ており、ストライクゾーンで勝負できていたと言えるだろう。どんどんストライクゾーンで勝負して早い段階で打者を追い込み、投手有利のカウントを作る。そして、最後はフォークで仕留める。しっかりとピッチングスタイルを確立できていたことが1年間の安定した活躍の理由だろう。

さらに今季は中継ぎ登板、短いイニングでは13試合に登板し、自責点が0のままシーズンを終えた。


アウト内容&出塁内容

アウト内容を分析すると三振とゴロが多かったことがわかる。球威のあるストレートや追い込んでからのフォークで打者をきっちりと仕留めることができていたことがこの内容からもわかるだろう。

2022年シーズン全登板内容

先発投手としては開幕投手を任せられ、中継ぎ陣に加わるとセットアッパーや抑えなどシーズン中にも様々な場面で起用されてきたことが改めてわかる。その中で連投や回跨ぎをしても崩れないなど結果で信頼を勝ち取って来た。

年度別成績

1年目シーズンと比較してもすべての数字を良化させたことがわかる。余計な四球を減らし、打たれるヒットを減らし、三振をより多く奪う。この全てを達成したことが成績を残せた要因であることは間違いない。NPBでの舞台でもあのフォークでバッタバッタと打者を斬って取る姿が早く見たい!!!

成績&データ、分析ほか 
藍スポ編集部 中俊輔(@SNaka99400680

遂に「10年連続ドラフト指名」を達成!
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中山量晶投手と徳島インディゴソックスを
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