【学生インターンインタビュー】インディゴを支える学生インターンの裏側に迫る!
今回は、徳島インディゴソックスの学生インターンである中俊輔さんに活動についてお話を伺いました! 中さんは今年でインターン4年目。Zoomで行う週次の定例ミーティングではファシリテーターを務めるなど、全国各地から集まるインターン生のまとめ役として活躍しています。 実際に筆者も今年の2月からこのインターンに参加し、右も左もわからない中、様々なことを中さんに丁寧に教えていただいています!
中さんのインターンに対する想いも交えつつ、まずはインターン生の活動についてご紹介します!
インターン生の仕事内容
note執筆
インタビューから執筆、サムネ作成まですべてインターン生が行っています。プレビューの際に球団職員の方からだけでなく、他のインターン生からアドバイスをもらうことも。インターン生全員で意見を出し合い、1つの記事を制作しています。
実際に現在オリックス・バファローズで大活躍中の茶野選手の記事もインターン生が制作を行いました!
YouTube投稿
ショート動画にメンバーシップ用の動画、試合中継で流れるハイライトなど様々な動画を制作しています。動画編集技術が身につくのは勿論、少しでも多くの方により長い時間視聴していただくために工夫しながら制作しています。インターンで鍛えた編集力でYouTuberも夢じゃない!?
Twitter投稿
試合に関するものからグッズの宣伝まで幅広い内容を投稿しています。試合速報の際にはスピードが求められますが、ここはインターン生の腕の見せ所!好プレーがあった際にライブ中継から動画を切り抜き、文章を考えすぐにツイートできるようにしています。
エゴサも行っているのでインディゴ関連のツイートをすると球団公式からいいねをもらえるかも…?
Instagram投稿
選手の好プレーや誕生日の投稿をメインに行っています。
誕生日投稿の際には少しでも選手の表情が伝わるよう、たくさんの写真の中からどの写真を投稿するか悩むことも…
選手の試合中の写真から一息ついて談笑する写真まで、様々な写真を見ることができるのはInstagramだけ!
他にも週1回の定例ミーティングやTikTok投稿など様々な仕事をこなしています。
基本的に仕事は挙手制で自分が挑戦してみたいと思ったことにチャレンジするため、自分の生活スタイルとうまく合わせながら活動することができます!
興味のある方は以下の徳島インディゴソックス 球団公式LINEアカウント
または 問い合わせフォーム よりご連絡ください。
※返信に3営業日ほどいただく場合があります
それでは中さんのインタビューをどうぞ!
独立リーグのインターンって?
━━徳島には縁もゆかりもない中で、インディゴソックスのインターンに参加したきっかけは?
きっかけは浪人時代にTwitterで球団のインターンの記事を読んだことです。球団の裏側に入り、NPBにはない独立リーグの独特な空気感を味わってみたいと思いました。当時は現地インターンの記事でしたが、大学入学後、新型コロナウイルスの影響もあってリモートでのインターンという形になったため、参加することができました。
━━実際に現地に来たことはある?
去年の開幕戦と今年のGWに行きました。選手は試合に出るだけでなく、試合会場の準備や片づけを行っていることが印象に残りました。選手による試合後のお見送り(※)も含め、思ったより近いところに選手がいてNPBを目指して頑張っているんだなと感じました。現地に行って初めて知ることばかりでした。
※ 選手による試合後のお見送りは、今シーズンから再開されました。
━━活動の中で大変だと感じることは?
今年で4年目を迎えて、インターン生のまとめ役を担当し始めてからは、インターン生が仕事をきちんとこなせているか確認したり、新人のインターン生に仕事を教えたりしています。自分以外の人にも意識を向けて活動していかなければならないので大変だと感じることがあります。
━━どのような時間を使ってインターンの活動をしている?
基本的には隙間時間が多いです。動画編集は1時間程度で終わりますが、noteの場合はデータや指標を用いて記事を書きたいため、まずはそれらの情報を整理することから始めます。そのため、トータルで2、3日かけて書いています。
━━活動を始めた当初、パソコンの扱いに慣れないことも多かったのでは?また、大きなトラブルなどはなかった?
高校の時からZoomやGoogleドライブなどのツールを使っていたので、苦労することはありませんでした。自由に活動できる環境ですが、SNSに投稿する際には球団からチェックを受け、指摘してもらった点を修正してから投稿しているのでミスやトラブルなく活動できています。
━━インターンに参加して学べたことは?
これまで動画編集や文章作成、インターン生のまとめ役など様々なことを担当させてもらいました。その中で学んだもっとも大きいことは、ファンを増やす大変さです。時間をかけ、工夫を凝らしたものでもあまり再生数が伸びなかったり、視聴者のリアクションが薄かったりします。毎回の反省を受けてトライアンドエラーを繰り返し、次に繋げていくことがすごくいい経験になっています!
━━インターンをするうえで一番大切だと感じるスキルは?
スキルより「自分からチャレンジしてみる」というマインドのほうが大切だと感じます。インディゴソックスのインターンは色々なことに挑戦できる環境です。自分なりになにかできることを見つけたり、球団から与えられた仕事に積極的に取り組んだりする中で、動画編集や記事執筆などの新たなスキルを学んでいけばいいと思います。「積極性」が1番球団からも求められていますし、僕自身も徹底してやっていかなければいけないと感じています。
━━1番やりがいを感じることは?
広報のインターンをするうえで、より多くの人に届けることに価値があると思っています。なので、自分が投稿したものに対する再生数やいいね、リツイート数などのリアクションが伸びれば伸びるほどやりがいを感じます。
━━自分が発信するときに気を付けていることは?
見たいと思ってもらえるようなもの、かつ記事を開いたら最後まで読んでもらえるようなものを意識して発信しています。答えはありませんが、その時々に応じて自分の中で何か意図をもって編集や執筆を行うように心がけています。
━━活動をする中で1番うれしいと感じることは?
ドラフトの指名で間違いないです。入団から始まり春キャンプ、シーズン、ドラフトまで1年を通して選手たちの色々な場面を見る中で選手への思い入れができてきます。インディゴの選手がどこの球団に何位でとってもらえるか、何人行くのかといったワクワクはインターンを始めてからすごく感じますし、指名された瞬間は変な感じですが、親のような気持ちになりすごく安心します。
まとめ役として
━━実際に会ったことのない遠くにいるメンバーをまとめるうえで苦労する点は?
昨年のことですが、週1時間のzoom定例ミーティングの際、業務連絡が多く、お互いが打ち解けられる時間が少なかったため、インターンの空気が悪くなっていたことがありました。みんながカメラをオフにしていたりするなど、発言したいと思える雰囲気作りがあまりできていなかったと感じました。
━━どのようにして解決した?
業務だけではこのインターンは成り立たないと感じているため、試合速報Zoomをつないでいるときや定例ミーティングの前後に話すことができる時間を設けるようにしています。少しでもメンバー同士が仲良くなって心の距離が近くなるように心がけています。
学生が学生をまとめ、主体となって球団とかかわることで解消できたように感じます。
━━ミーティングの際に話が円滑に進むために心がけていることは?
今年からは意見を求める際に皆を当てていくようにしました。(笑)
去年までは気を使って当てていませんでしたが、当ててみると意見が無くても無いなりに発言してくれると感じています。おそらく自分の意見がはっきり固まっていないまま発言することが得意でない人も多いと思うので、言わざるを得ない環境を作ることで、少しずつ慣れてきて発言しやすくなるのではないかと思っています。
これからのこと
━━大学4年生ということですが、次のステップに進む際にインターンで培った力で役に立ったことは?
自分なりに考えて自分なりに動けるようになったことが大きいです。これまではアイデアを考えることは得意ではなく、また自分から踏み出すタイプでもありませんでした。それでも手間を惜しまずアウトプットの場を作って自分のことを伸ばしていくことを心がけました。就活の場でも大いに役に立ったと思います!
━━今後インターン生達とやっていきたい活動は?
インターン生の人数も以前より増え、充実してきました。その中で投稿や編集を分担しながら上手いバランスで回していって、今年のドラフトでもより多くの人に見ていただけるようにそこにむけての種まきを残りのシーズンでやっていきたいなと感じます。
━━インターン生へのメッセージがあれば教えてください
このインターン活動を自分がどんなことができるのか、自分の提案がどう受け取られるのかを試す場とし、自分が少しでも成長できるようになっていってほしいです。編集などのスキルは作業の中で覚えていけばいいので、この場を踏み台にしてより大きく成長してほしいです!
現在、徳島インディゴソックスでは学生インターンを募集しております!
詳細は以下からご確認ください!
取材・文責:吉岡花梨