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突然ですが、教員を辞めることになりました。

おはようございます。
更新が途絶えてしまっていました…。
毎日、note書きたい…と思いながら、なかなか書けない日々でした。

タイトルにある通り、突然ですが今年度いっぱいで教員を辞めることになりました。
これまでnoteで教員として自分ができることを探している様子を発信してきたのですが、心の奥底では正直言って教員生活に限界を感じていました。
noteを書きながら、教員を続けるべきか否かを葛藤し続けていたような感じです。

自分がどうして教員を辞めることに決めたのか、理由を書いていきたいと思います。


周囲の教員と自分とに違和感・差異を感じてきた。

私は現在、特別支援学校で勤務して5年目になります。
子どもたちの健やかな成長を願いながら続けてきました。
しかし、最近は周囲の先生方と自分の指導にあまりにもギャップがあるように感じ、この違いに耐えられなくなってきています。

どの学校もそうとは限らないとは思いますが、現在私の勤める学校に多いのは、子どもの行動を強い言葉やルールでコントロールしようとしたり、子どもの問題行動に隠される様々な理由を真剣に考えようとせず「怠けている」「なな先生の指導は甘い、もっと厳しく指導しないといけない」等と考えていたりする先生方です。

こんな先生方が大半の環境では、なかなかやりたい指導も難しくなってきます。また、自分の手が離れたところで、強い叱責を受けてパニックになる子どもを今年度は何度も見てきました。
子どもの涙を見るのが本当に辛かった。
もうこんな場所には長くはいられないと思った瞬間でもありました。

自分にとって、ルールや規律の厳しい学校という空間は…。

また、これは自分自身の性格に関する話になってしまうのですが、多くのルールが存在し、時間割りも細かく常に時間に追われ、規律正しくあることが正義と思われている学校という空間は、それだけでも苦痛でした。

もちろん大人ですので、ルールは守りますし、周囲に迷惑をかけないように過ごしているのですが、毎日学校の中にいると息苦しさを感じていました。

学校は勉強する場所だから、遊びに来ているわけじゃないから、時間割が細かくても仕方ない。休み時間は短く、1日5~6回の45分授業に集中することが目的。
そうなんですけど。でも、学びってこんなにストレスフルな環境で育つものなのでしょうか。
私が勝手にストレスを感じているだけではなくて、子どもたちもみんな、特に特性の強い子どもは、学校の中で不安定になり、やる気を失い、周囲の友だちにやたらと厳しく接しています。
全国的に不登校が増えていることにも、正直言って何も驚かないんですよね。そうだろうなと。

研修や会議、行事計画。今<未来の学校現場。

明日の授業の準備もままならないのに、毎日会議や研修が開かれ、運動会や学習発表会の計画、準備に追われる。
子どもの実態は変わるので、授業もそれに合わせて調整したくて、おおまかに授業準備はしているところに修正を加えたいのに、時間的余裕がありません。
数か月先の何かの話し合いや準備をするくらいなら、毎日明日の授業について考え、最善の準備がしたい。
未来も大事だけど、今はもっと大事。
私はこう強く思うのですが、みなさんはどうなのでしょう。
私の考えは甘いのでしょうか。

私が人生で大切にしたいことは、やっぱり家族の時間だった。

私の最近のタイムスケジュールは、
午前6時 起床・身支度・授業準備
午前7時 朝ご飯・子どもと遊ぶ
午前8時 保育園送迎・通勤
午前9時~午後4時 学校(時短勤務)
午後5時 保育園お迎え
午後6時 夕ご飯・子どもと遊ぶ・家事
午後8時 寝かしつけ
午後9時~  授業準備・終わり次第就寝
といった様子です。

家族の時間、子どもとの時間は、実質1日3時間程度でしょうか。
時間で言うと多く感じますが、この時間、頭の中は仕事のことでいっぱいで、正直家族の時間を楽しめている感じがありません。

時短勤務のため、放課後は会議・研修でつぶれることが多く、授業準備はほとんど持ち帰り仕事です。
寝かしつけしながら寝落ちする日も多く、夜中1時頃ハッと気づいて起き、そのまま朝方まで仕事することも少なくありません。

こんな生活嫌でしょう。笑
私が時間管理ができていないだけなのかもしれないのですが。
せめて子どもと遊んでいる時間くらいは、仕事のことを考えずに楽しみたいのですが、どうしても授業準備に時間をかけられない分、頭の中で計画して隙間時間に実行するという状況にあります。
こういう生き方、時間の使い方はしたくないと強く思います。

以上のような理由から、もう私は教員を続けることはできないと感じ、退職することを決めました。

本当は今日からでも辞めますと言いたいところなのですが、自分の受け持つ子どもたちを思うとそれはできなかった。
誠心誠意、今年度いっぱいの担任ではありますが、健やかな成長のために力を尽くしていこうと思います。

公務員という安定を捨てるのは、勇気がいります。
毎月安定した額のお給料が貰え、ボーナスもあり、福利厚生も充実。子育て中で急に休みたい時も、周囲の先生方に支えられてきたことは事実です。

でも、このメリットはデメリットを越えることはできませんでした。

私はもっと楽しく、自分らしく働いてお金を稼いでいきたい。
そんな生き方をする人が一人くらいいてもいいじゃないですか。
そして、そんな私が今悩みを抱えて働く誰かを勇気づけられるかもしれないとも思いました。

働き方や生き方について考えたり、情報収集すると気がつくのですが、本当にいろんな選択肢がある時代なんですよね。
学校の中、公務員でいると、本当に視野が狭くなるんですが、自分が思っているより世の中はもっと広くて多様でおもしろかった。

来年の春から…

来年春からどうするのか。
いろいろと考えた結果、必要最低限の生活費をどこかで稼ぎながら、小さな学習塾を開講していこうと計画を始めました。

まだまだどうなるかわかりませんが、不思議と不安はなく、とにかく楽しみで、早く動き出したくてうずうずしています。

公務員のためできる準備は限られてくるのがもどかしいところなのですが、できる限りの下準備を進めているところです。

こんな発想をする私を、ただただ隣で応援してくれている夫には本当に感謝感謝です。
引っ越しをしたのも、今後のために家計を見直したことが理由です。すぐ行動したがる私を笑顔で支えてくれる夫。本当にありがとう。

やっと書きたかったことが書けました。
学校への不満ばかりで面白くなくて、すみません。でも私が本当に思っていることはこうゆうことなんです。

一つでも共感してくださったら、とても嬉しいです。

今日からまた一週間が始まりますね。
自分のできることをこつこつと、頑張っていきましょう。

それでは、また明日!

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