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楽しく釣って最高の美味

2月の最終日、28日(日)、行ってまいりました🎣

今回は近場にて美味しいアジを釣ろうと計画を立て、早朝より場所取りを兼ねて真っ暗な中釣り場に向かいました。

釣り場は近く、家から車で約10分の場所にある岸壁。なんと言っても最近その場所でアジが釣れているという話が舞い込んで来たのです。こうなればいても立ってもいられなくなりアジを狙って行くことに。

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聞く話によるとアジが釣れているのは広い岸壁の中の極一部らしく常連の釣り人は朝の3時30分には場所取りに行くとのこと。私は仕事を終え負けずと3時に釣り場に到着する予定でしたが、仕事帰りが遅くなり到着したのは4時30分頃でした。すると車が8台止まっており不安が過りました。

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ここの岸壁はやや長方形をした釣り場になり車を止めた場所から東側を通り、北側を回って、今回目的の西側に向かいます。その距離約東側を北に350m、北側を西に200m、更に西側の角から南に約60mの場所を釣り座にすることに。合計約610mの道のりを重さ10キロの撒き餌さに、ロッドケース、タックルボックス、クーラーボックスをキャリーに乗せてひたすら歩きます。釣り座に着いたときには気温は低いとはいえ、ほんのり汗をかいてしまいます。

到着した時には、辺りには約10人くらいの釣り人の姿が確認出来ます。しかもその密集率は約50mないです。人と人の間隔が4~5m、私の場合はフカセ釣りなので5.3mの竿を使いますし、潮が右流れにやや早い状態で、この時点で困難な釣りになることが予測出来ますし、サビキ釣りの人達は、釣れてる場所に容赦なく割り込んできます。まぁ、そんなことは承知の上でここに来てるのですから、今にどうこう慌てることもないですし、皆さん顔馴染みのお年寄りの方ばかりでワイワイ楽しく釣りが出来ればいいんです。いつもそう思ってやってます。皆が集まる皆の釣り場です。

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時刻が朝の5時30分を回った頃、辺りはまだ真っ暗な中でボチボチ道具を準備、夜が明けるのを待ちながら今日の戦略を考えます。いかにしてサビキ釣りの人混みの中を上手く釣るか、やけに皆さん張り切ってる様子です。

やがて東の空がうっすらと白々してきました。何とかウキが見えるくらいの明るさになり潮の流れる方向とスピードをチェックしてウキを装着しハリスを結び仕掛けが完了!

いざ1投目、潮は右流れでやや速め、仕掛けが馴染む迄には10mは流されてしまい右側にいるサビキ釣りの人の前まで到達してしまう。直ぐに仕掛けを回収し投げ直すにも、左のサビキ釣りの仕掛けが目の前を通過していく。左方向に仕掛けを被せる訳にはいかず、その回収を待ちやっと仕掛けを投入できる。なんてロスとストレスの釣りなんだろう。その後更に潮は速くなる。もはやこれまでかと思ったその時、私の左で竿を出している人との間に2人のサビキ釣りが入った。そこから地獄の釣り場と化す。

仮に皆が同じタイミングで同じ角度と距離の場所に仕掛けを入れたとしたらまだ何とかなるが、キャスティングのコントロールが皆さんバラバラでその上、糸ふけはタルンタルン、沖にも手前にも仕掛けを入れる事が出来ない。その状態が10頃まで続いたと思います。その時点では狙いのアジは1匹も釣れておらず、小さなチヌが1匹釣れただけ。

こうなれば、潮が落ち着くのを待つしかない。左右ではサビキ隊が我こそはとひっきりなしに仕掛けを投入、すると岸壁の中央部分の人がアジを釣りだし、釣れる場所が1箇所に限られてきた。

その周辺では竿が曲がりだしてますが、その割合的にはコノシロ、ママカリが釣れてます。やはりアジを釣ってる人は限られている。

そんな中、潮がたるんできたとこで本気を出そうかとその時を待つ。

お昼が回り、潮止まりを迎えるころ、これからが本番!満潮を迎え右に引かれていた潮が緩み動いたり止まったり、ここからアジの攻略に向けて色々やってみる。しかしサビキには掛かるアジをフカセで食わせれない。

足元、遠投、上から下まで探るが掛からない。

ここでサビキ隊がアジを掛けている様子やパターンを観察する。アジが掛かっているのはサビキの1番下の針、その上の針にはコノシロが掛かっている、コノシロばかり掛けている人は上から下までの針にコノシロを掛けている。アジを掛けている人は、たまに仕掛けが底に根掛かりしている。コノシロばかり掛けている人は流されるスピードが若干早い。しかし、どちらの仕掛けも投入から直ぐにアタリが出ている。これだけアタルのにフカセには全く反応がない❗

わかった👍

アジの泳いでいる場所が、限られている。

棚が完全に底だけのようだ❗

フカセ釣りのメリットは魚を浮かせて釣ることだが、アジは全く浮かないのでフカセでは太刀打ち出来ない。かと言ってサビキは持ってない。

つまり、サビキと同じ条件に近付けるという答えに行き着いた。その時で時間は15時未だにアジは0匹。サビキ隊も底を狙ってる人は釣っているが、その人以外は0~2、3匹。

仕掛けをフカセからウキ釣りに変更する。半遊動にしてウキ止めを付け、ウキ下の棚を10mにセット。ウキはG2から5Bに変更、ハリスは2ヒロ、3BとBのガン玉を段打ちにして、仕掛け投入から一気に底まで落とし仕掛けを縦状態にする。

すると、ウキにアタリが❗

キタ━(゚∀゚)━!

上がってきたのは約30㎝のアジ。

通常のアタリの出方と違う。

いかにアジが上下せずに一定の場所にいるかがわかる。目の前に来た餌だけを拾う感じをイメージする。だから、ウキにアタリが出るのは小さい、少しずつパターンを攻略する。

仕掛け投入後、アタリが出たらラインを気持ち張り、誘いをかけるイメージでアタリに繋げる。試しにやってみる。

ハマった❗

今度こそはわかった👍❤️

攻略成功❗

その時で時間は既に16時30分、西に太陽が傾き西日が差し込む。

ヤバイ時間がない、目標は10匹、正面から西日が海面をぎらつかせる。ウキが光と重なり見えなくなりながらも、ウキの波紋の中心に撒き餌を打つ。仕掛けが立つとしばらくでウキにわずかな反応が出る。慌てず確実に掛けていく。

1匹、2匹目と追加していく。釣り上げる度にナイフでアジを締め血抜きをして潮氷に浸けていく。

何とか目標の10匹をカウントしたときは17時を過ぎていた。

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西日が向かいの山に隠れるまでと時間を決めて手返しを早めていく。焦りからかアワセが早くなり針外れが約10匹はいたが、何とか25匹を釣り上げる事ができた。

サイズは27㎝から32㎝とマズマズの釣果❗

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この日、釣ったアジを釣り仲間の家に持ち込み刺身にして美味しくいただきました。

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刺身醤油に生姜とニンニク、ネギを振りかけ、更にポン酢に生姜とニンニク、ネギで最高な気分を味わいました。

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脂が乗り、ここ何年かの間で食べたアジの中でも最高でした。


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