レンズの外に見えるもの

毎度おなじみ4話の感想群の続き。
いや1話からめちゃくちゃ好きだけどさ……この密度で最初からやってるとありとあらゆる他の趣味が停止しそうでさ……こうして日和って4話だけを書いています。

http://dtlog.sodenoshita.com/chatLogs_iamhome4_h.html

“望遠鏡にだって映らない”——セットアップ『カイツールの望遠鏡』。
これまた百入さんの隠密を示すタイトル。
ところで望遠鏡を見ても映らない、というのは映らないから見に行こう、ってニュアンスが……乗る……!

百入色に染まる町、町を染めるゲームを思い出して楽しいなあ。
ジェットセットラジオとかすばらしきこのせかいとかそういうもろもろだ。

シーンの更新をすると冗長っていうのも確かにあるだろうけれど、このマスタリングではもうひとつ理由に思い至る。
シーンの更新毎にサブタイトルを明示しているために、同じサブタイトルの中で話を狙ったラインまで進めておきたいはずなのだ。
その方が話としてもゲームとしてもサブタイトルのストックとしても綺麗に収まるからもちろんそうなった。

はっきり隠れられる茂みがある国道、高速道路とかと隣接してるようなガチの物流の要じゃん!!!
そんな場所で検問を……やる……!?
考えるほど状況とUGNのヤバさが際立ってたのしい。

現代戦の、それも秘密組織のこわさだなあ。
だからってあなたの知る誰も彼もが秘密組織の会員だ、と思っちゃうようになると疑いすぎだけれど。
周りの誰にも知られないように何かに所属するのがめちゃくちゃ簡単になった時代……

椋実さんの判断、「やりすぎるのを避けたいから弾を撃つ頻度を避けたい」ってところから来てるな……?

「意外だな」と返すのが良い。
たしかにそういうところがあるけれど、そうじゃないってプレイヤーのレイヤーでは知っている。キャラクターの側はそうじゃない。
キャラクターとは視点の違いだっていうのは繰り返しになってしまうけれど……

こ、ここ!
この“ちょい前にも鶴喰 とはそんな感じでやった”エピ! どこだっけ……!
拾い上げて「うんうん、そうね、あったねえ」って言いたいけどたどり着けない……!
これが前にやったのを引いてきているのでも、実はそんなエピはなくてそういうエピがあってもおかしくないで出てきた台詞でもすげーやつだ。積み重ね。
たぶん実際やったやつ。どこだ……

実際「連絡されると面倒だ」で十分そうなところを追加で説明しようとして、結局説明が面倒になるのが気が抜けて好きだなあ。

“癖は掴んでいる”!
1回言ってみたいせりふのひとつだ。
そこまで相手のことを見て動いたことがあったかよ、って話になっちゃうんだけど……

“殺さずにいるのもできるだろ?”って軽く言ってのけるのが好きだ。
そうやって軽く言えるくらいにはお互い修羅場も潜ってきたし腕前も信頼している……

黙って椋実さんを見て距離を取るのかわいいな……!
3行もかけて間を取るのがめっちゃ動揺していてつよい。
落ち着いたキャラがこうして動作を取るのは他のキャラが大きく動くのと同じくらいの価値があるけど、ちゃんと「こいつがこんなに動くなんて!」って見せてやらないと伝わらない。だからこの3行がめちゃくちゃいいんだよな……
これがたとえば3行目だけだったり、そもこの3行がなかったりしたらそんなに驚いているとは伝わらない。読む側にだ。
もちろんこれがあっても「めちゃくちゃ驚いている」ってわからないキャラクターは居ていいというか居るべき(そのキャラクターからは烏羽くんは何を考えているのかわからないやつになる)なんだけど、それはそれとしてプレイヤーと仲間には「わかりづらいけど感情豊かなやつだよ」って見せていかなきゃだし(それすらないのは本当に会話の通じない系モンスター枠の演出だ!)それをめちゃくちゃ上手くやっているタイミング。
もちろん「にこにこしているが君はやつらを殺す機会を伺っている」みたいな秘密持ちなら実は会話の通じていないモンスターっぽいやつの方が映えるんですけれどね。マスターアビスとかさ……対立型とかさ……

「殺さないようにしよう」程度で道徳の光が溢れ出るなら人類に照明器具は必要ないよ!?

“一択だと思っていた”って繰り返すのが動揺していてかわいい

“途中”。おそらくはこの分別こそかれを生かしてきたものだろう……みたいなことを考える。
「めっちゃ脅威だけど話せる」にしろ「我々を殺す程やる気はないみたいだから何かしでかさないうちは放っておこう」にしろ、やり過ぎたら引き出しえない択だもんな……

これ、確かに「後の事を考えての分別」じゃなくて「スレイベギーとの決戦を邪魔されたら鬱陶しいからヘイト稼ぎすぎないようにしよう」ってだけの判断で、そこまでするほど嫌だったのかって烏羽くんが思うのも納得なんですよね。

色々付いた理由の一端はきっとかれの知る秘密なんだろうなあ……

“飲みながらにしようぜ”“未成年だから酒は飲まないが”がめちゃくちゃ好きだ。

そりゃ本人だものね!!!
もし居たらっていうのが物騒で椋実さんだなー

プレイヤーが「理性的な事言いすぎたからバランス取っておこう」って考えたくらいの勢いでむちゃくちゃ言い出す椋実さん。
そういうのやるならせめてそこらの岩とかにしません……???

思い当たるやつ、確かにひとりいたな……

そのままスニークアタックができるとは思っていないしもちろんUGNなんだから対応するでしょ、対応ロールを投げてね、って切り方。上手いなあ。
烏羽くんとGM、この卓でも群を抜いてめちゃくちゃ相手の発言を引き出すのが上手いんだ。
このメンバー、めちゃくちゃテキストが上手い星の住人で揃ってるから「この人はめちゃくちゃテキストが格好いい」みたいな挙げかたをすると全員そうなっちゃうのでもっとこうして凄さの精度を上げていかないと無が待っている……

椋実さんマジにこういう戦術判断の描写が良いんだよな……

しれっと状況が漏れてくるの、相手が精鋭ではないのが見えて良いですね。
こいつら現状を知っているぞ、っていうのも見せるし……

いや“こんばんは”って名乗るやつやっぱりめちゃくちゃ格好良くない……???

“嘘をつくなッ!”“嘘じゃない。上、危ないぞ”からビームが降ってくるの、好きだ

近接戦闘ボタンのホールドで尋問に移れるぞ!
“名刺は切らしてて申し訳ないが”とか出てくるの笑っちゃう

むしろ最強だったら有名にならないわけがないだぜ……!
いっぱい吹っ飛ばしてきたんだなー(こわい)
これ間違いなく「実際色々吹っ飛ばしてみたらこんな感じだった」ですよね(こわい)

良い警官と悪い警官メソッドだ……いや良いテロリストと悪いテロリスト……???
本当にやる、われわれもよく知っているね……

予想もしていなかったっていうのはさっきの反応で裏付けが取れているから本当の事を話しているってわかる。上手いなあ。

“本当に死ぬし”って言うのがダメ押し味

ほんじつのビックリドッキリ傭兵……
名前を聞いた時点で椋実さんがすべてを察したような顔をしている……

顎をぶん殴るとか、《ヴリトラ》の面々が《スレイベギー》と《スヴェルト》にやりたい事リストを並べたら3ゲージ技なみのコンボになるんじゃないかなあ(ぼんやり)

◯気楽、いいな

食傷しかない……わかる……

“どうだ! 俺のほうが1高いぞ椋実!”“ヘッ......技能レベルの差に過ぎないじゃねーか。ダイス目は同じ!”とかマジに楽しそうでいいよね

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