不老不死
私達人類は、大昔から「不老不死」を求めてきたと思います。
古くは秦の始皇帝が「不老不死」の妙薬を探すように徐福を日本に使わせたという話しがあります。
銀河鉄道999では「星野鉄郎」が機械の体を求めて宇宙を旅します。
しかし、そんなことをしなくても私達は既に「不老不死」なのだと思っています。
「えっ、でも人間って死ぬじゃん」って声が聞こえてきそうです。
確かに私達の肉体は、いつか必ず滅びます。
肉体の「死」は、あります。
でも、私達人類は、肉体だけの存在なのでしょうか?
私は、肉体も自分だが、ホントの自分は「肉体の自分」ではなく「魂の自分」がホントの自分だと思っています。
20年ほど前は「死後の世界」の話などをすると笑われたものです。
しかし、今は「死後の世界」の存在が科学的にも研究されるようになってきました。
私は、退行催眠を経験もありますが、その時に私のパートナーだった女性は自分も前世を思い出しました。
そして、同時に今回の人生の目的も思い出したのです。
私達は、死んでは生まれるを繰り返す存在なのです。
もし、今の肉体のまま永遠に生きられたらどうなのだろうか。
そんなことを考えてみたのですが、結果は、「それは耐えられない」でした。
今の肉体で永遠に生きるよりも、一度死んでから新たな肉体をまとって生きる方が断然良いと思ったのです。
次回は、もっとイケメンに生まれようとか、もっと金持ちに生まれようとか思えた方が、楽しくないですか?
現状に満足している方は、この肉体のまま永遠に生きられたならと思うかもしれませんが。
そんな人間は、極少数なのではないでしょうか。
「星野鉄郎」のように機械の体を手に入れなくても、すでに私達は不死身の存在なのだと思いたいですね。
私は、今回の人生では「うつ病」という苦しくて辛い経験をしました。
でも、この経験も私の魂にとっては必要なことだったのかもしれません。人生で起こることには、なに一つ無駄なことはない。
そうも思っています。
魂にも肉体と同じく、赤ちゃんから老人まであるのかもしれません。
肉体的には大人であっても、魂的には赤ちゃんだという人もいるし、その逆に肉体的には赤ちゃんであっても魂的には熟成している。
そういう場合もあるのではないでしょうか。
一つの肉体で永遠に生きるよりも、色々な肉体に変わって永遠に生きる方が、より魅力的だと思ってしまいます。
皆さんはどうなのでしょうか?