見出し画像

【2025年冬アニメ】放送開始前の期待度と個人的注目作について語る

2024年秋アニメが終わるにはまだ早いが、現時点でも新年から始まる来季の情報が既に出始めてきている。少し早いかもしれないが2025年冬アニメの放送開始前時点での期待度と個人的注目作について語っていきたいと思う。

まずPVや事前情報を見た段階での期待度を個人的に格付けしたのでそれを発表する。

まず来季も数が多いのですべて見切れるかはわからない。1話はできる限り見ようと思っているがおそらく3~4話くらいの時点で10本くらいに絞られるだろう。現時点で期待できる作品はSランクかAランクだが、あくまでもPV時点での感想なのでひっくり返る可能性も全然あるとは思う。ダークホースが来るとアニメ界隈が盛り上がる印象にあるのでCランクあたりからそういった作品が出てくることを期待したい。

なお、続編もので前作を見ていない作品については評価せずとした。評判がいい作品については今からでも全話視聴して追いかけてもいいかもしれないが、評判をあまり知らないし時間もあまりないので渋っている状況だ。

あまりに数が多くすべてを語りきることができないため、ここからは個人的な注目作をそれぞれ個別に語っていきたいと思う。

沖縄で好きになった子が方言すぎてツラすぎる

期待度ランク→S
漫画原作

PVを見る限りラブコメ作品だと思われる。他のヒロインらしきキャラクターも登場しているので高木さん系のようなヒロイン固定型ではなく、様々なヒロインが登場するタイプなのだろう。

やはりこの作品はPV段階でとても作画が良いので期待してしまう。作画が良い青春ラブコメというのは直近だとマケインがよぎるので、作画だけでなく内容にも期待してしまうものがある。ただ経験的にこの手のアニメは作画だけで他はそれほどでも……というパターンもよくあるので始まってみたら意外に振るわないということは普通にある。なので面白くなるかは1話を見て見ないとわからないが少なくとも現段階においては期待している。

沖縄要素が前面に出ているがこういった属性の強調を見るとロシデレのロシア要素を沖縄にしたという感じなのだろうかと大まかな内容を想像してしまう。ただロシデレは見ていないが評判を聞く限り選挙戦という要素が大きかったようだし、沖縄要素がメインの本作も結局は学校生活がどう描かれるかどうかで面白さが変わってくると思う。なので結局は始まってみないとわからない。原作ものなので興味がある人は原作漫画を読んでみるといいかもしれない(自分はまだ読んでない)。

君のことが大大大大大好きな100人の彼女(2期)

期待度ランク→S
漫画原作

2023年の秋に放送されていた作品の2期。1期が面白かったので個人的にはとても期待している。

本作を見たことがない人に内容を説明すると、主人公が努力して何人も彼女を作っていくというアニメである。1期では6人もの彼女を作り2期ではさらにその数を増やすと思われる(原作だともっといっぱいいるらしい)。

これだけ聞くと主人公がクズだと思う人もいると思うが、主人公は精一杯彼女たちを幸せにしようとするので見ていて嫌さがない。むしろ大量の彼女を幸せにするための苦労人に見えるので主人公のことが好きになってくるまであると思う。萌え系が苦手な人にはノリがつらいかもしれないが、抵抗がない人であれば気軽に見れる作品だと思うのでとてもオススメである。1期のクオリティが保たれれば順当に面白い作品になると思う。

花は咲く、修羅の如く

期待度ランク→S
漫画原作

漫画原作の作品。本作は原作を『響け!ユーフォニアム』の武田綾乃先生が担当しているので気になっている(原作の作画はむっしゅ先生)。

部活もので、「放送部」というニッチな領域の話なので知らないことが多く面白そうな予感がする。ユーフォのような生々しい部活描写があるのかはわからないが、武田綾乃原作ということでそういったリアルさも期待できるんじゃないかと思う。PVを見る限り作画もいい感じだし期待大である。

全修。

期待度ランク→S
オリジナルアニメ

本作はやはりあのMAPPAの作品だし期待してしまう。PV段階で作画もいいし面白そうな雰囲気が漂っている(ただ「あのMAPPA」といいつつも作品一覧を見るとそんなに関連作品を見たことがないかもしれない)。

アニメ業界が題材の作品と言えば、やはりSHIROBAKOというアニメが思い浮かぶ。SHIROBAKOの場合は実際のアニメ制作現場が結構リアルに描かれていたと思うが、『全修。』の場合はどうなのだろうか。PVを見る限り恋愛をしたことがないアニメクリエイターが恋愛作品を描くという話なので、業界モノというよりはそういった創作上の悩みが主軸になりそうではある。

SHIROBAKOとはまた違った物語なりそうなのでそのあたりの比較も面白そうな気がしている。とにかく作画の良いオリジナルアニメは無条件で期待してしまうので本作も期待している。

BanG Dream! Ave Mujica

期待度ランク→S
ソシャゲ原作

バンドリの新作シリーズ。以前放送されていた同シリーズのMyGOは初見でも楽しめたが、今回出てくるキャラクターはMyGOでも結構登場していたためこちらの作品はMyGOを見ていないとわからないかもしれない。

だがこれが微妙なところで、意外とそうでもない可能性もある。Ave MujicaのキャラクターはMyGOでも登場したのは確かだが、そこまで掘り下げられなかったし、ここから見てもわかる作りになっている可能性もありそうな気はする。このあたりは実際に放送されてみないとわからないが十分に楽しむにはMyGOを見てからの方が絶対良いと思われる。

本作はやはりMyGOがとても良かったのでとても期待してしまう。個人的にはMyGOは後半(11話以降)失速した印象だったが、10話までのギスギス感と10話のカタルシスはとても素晴らしいと感じたので見ていない人にはとてもオススメである。最近はぼざろ・MyGO・ガルクラとガールズバンドアニメが次々と人気になっているので本作もそれらに引き続き盛り上がると良いなと思っている。

もめんたりー・リリィ

期待度ランク→A
オリジナルアニメ

いかにも作画が良さげな感じを受けるアニオリ作品。あまり見たことがない絵柄なので作画的に崩れやすかったりしないかは不安だが、このPVの出来は良さげな印象を醸し出している。あと原作の欄にある「松竹」というのが意外な感じを受ける。

12月7日現在、ストーリーがあまりよくわからないというのが意味深だ。意図的に伏せられているのか放送開始前にある程度わかるのかはわからないが、まどマギのようなパターンもあるのでそういった意外性を期待したいと個人的には思っている。

PVだと「初めてです……世界がこんなことになってから他の人と会ったの……!」とあるので世界自体に人がいなくなったという世界観のようだ。PVでは戦闘もしているしバトル要素も濃い感じなのだろうか。現時点だとわからないがダークホースとしてめちゃくちゃ面白くなればいいなと思っている。

空色ユーティリティ

期待度ランク→A
オリジナルアニメ

Yostar Picturesが初めて制作するオリジナルアニメ。どうやらゴルフアニメのようだ。

公式サイトやPVを見る限り、今のところ3人の女の子のキャラクターがメインらしいがその年齢が結構離れていて面白い。高1のゴルフ初心者・高3のゴルフ好き・大3のインフルエンサーというあまりない組み合わせ。この設定がどう生きるかわからないが面白くなりそうな予感はする。

メインの3人ではないが主人公の友達らしき秋名泉美というキャラが奨励会を目指しているという設定がニッチで好きだ。個人的にも将棋は好きなのでそういった要素も期待したい。

グリザイア:ファントムトリガー

期待度ランク→A
ビジュアルノベルゲーム原作

グリザイアシリーズの最新アニメ。グリザイアシリーズは風見雄二が主人公の三部作『グリザイアの果実』『グリザイアの迷宮』『グリザイアの楽園』を端に発したゲームシリーズでこの3部作は既にアニメが放送されている。自分も放送当時観て結構面白かった覚えがあるので気になっている。

今回放送されるファントムトリガーはキャラクターが一新されているようだ。なのでおそらく初見の人にもわかる作りになっているのではないだろうか(あらすじを見る限り数年後の話が舞台なので、旧作のキャラがたまにちょっと出てくるくらいのサービスはあるだろうけど)。詳しくは調べていないが、結構評判が良い印象があるので期待したい。

まとめ

他にも期待している作品はいくつかあるが、大きく期待しているのは上に挙げた8作品である。

アニメは良い意味でも悪い意味でも前評判があまりあてにならないという経験則があるので実際に1話を見てみると大幅にこの格付けは変わるだろうと思う。現在期待度格付け下位の作品でも上位にくることはあるだろうし、上位の作品でも普通に切ることになる可能性もある。その読めなさがアニメ界隈の面白いところであると思うので来季もその面白さを享受したいと思う。

もしかしたらもれている作品もあるかもしれないし、12月7日以降に発表された作品もあるかもしれないのでそういった作品があれば気軽にコメント欄で教えていただけると助かります。あと「格付け下位の作品でもこの作品が期待できる」とか「この続編ものは面白い」「この作品は確かに期待できる」など、なんでも意見・感想があれば気軽にコメントか以下のマシュマロに投稿していただけると嬉しいです!(極端にネガティブなものでなければ基本的には返信します)。


いいなと思ったら応援しよう!