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映画「ドラゴンボールEvolution」--【SAVE THE CAT で映画鑑賞】ネタバレ脚本術のお勉強--

⚠️酷評が目的ではありません。この作品からなにを学べば脚本術への理解が深まるか、をお伝えしたくて取り上げています。普通の観客としてなら酷評もいいのですが、私は脚本術の勉強をしている立場としてこの記事を書いています。このような作品からしか学べないこともあると思っています。

【ジャンル】
スーパーヒーロー(にしたかったのだと推測します)

【3要素】
・パワー…特別な能力がある(気を操れる)
・宿敵…ピッコロ大魔王
・呪い…大猿になり暴走する危険がある

【特筆】
・決して2時間ではおさまらないような長編原作の映画化をする時、原作のどこを切り取ってストーリージャンルを決定すれば良いのか、とても考えさせられる作品。
・原作漫画が Save The Cat でいうスーパーヒーロージャンルからはかけ離れた特徴を持つため、スーパーヒーローのストーリーをやろうとしてもなかなかマッチしなかったのだと思う。映画化するストーリーの範囲をもっと狭くしたうえで、それにあうジャンルを選んでいれば良かったのではないか。
・また、ビートを何度も繰り返すような部分がありごちゃごちゃしてるので、ストーリーが分かりにくい。そこが原作とは別物として観ても満足感に欠けてしまい、とても残念。
・3要素についても、「特別な能力」「大猿になる」などふんわりとした設定なのが没入感や納得感に欠ける。

【もっと詳しく】
※以下、別サイトRadioTalkへのリンク。音声注意。アプリなしでも再生可、倍速可。

📻映画「ドラゴンボールEvolution」全4回

💬1.の内容
・ジャンル→スーパーヒーロー(じゃないかなぁ?)
・スーパーヒーローになる3つの要素とは


💬2.の内容
ドラゴンボールの原作がどのジャンルにマッチングしやすいかを考える

‪1.家の中のモンスター ‪✕‬
2.金の羊毛 ○
‪‬3.魔法のランプ ‪✕‬
4.難題に直面した凡人 ◎


💬3.の内容
ドラゴンボールの原作がどのジャンルにマッチングしやすいかを考える

5.人生の岐路 ▲
6.相棒愛 ‪✕‬
7.なぜやったのか ▲
8.おバカさんの勝利 ‪✕‬
9.組織の中で ‪✕‬


💬4.の内容
ドラゴンボールの原作がどのジャンルにマッチングしやすいかを考える

10.スーパーヒーロー ‪✕‬

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