電動自転車で危うく建物が火事になりかける
レンタル電動自転車が突然出火した事故が起きたようです。
以前にも火事対策マガジンの記事で書いたように、リチウムバッテリーを搭載した電動自転車は国内外で時々突然出火する事故が多発しています。
今回のケースでは建物に火が燃え移る前に消火できたようですが、海外では集合住宅の駐輪場で出火してそのまま住宅が燃えてしまい、何人もの死者が出た事もありました。
奈良や京都やその他の観光地でも重要文化財の近くには電動自転車を停めないよう法規制をしないと、今後は駐車していた電動自転車から出火して文化財に燃え移って消失するという事になりかねません。
個人住宅や集合住宅でもバッテリー搭載の電動自転車の駐輪位置は建物からきちんと距離を取ったり、延焼が起きないような燃えにくい部材を駐輪場の壁などに使う必要があるでしょう。
家の側で駐輪していた電動自動車から突然出火し、木造家屋の場合はそのまま家が燃える事になりかねません。
電動自転車だけでなく電動自動車も普及が進むと同じく対策は必要となります。