中古ゲーム機とアカウント停止問題(任天堂、ソニー、MSハード)
<中古ゲーム機購入の恐ろしいリスク>
新品よりは安いという事で中古のswitchやps5、Xboxを買う人もいますが、いずれの場合もその中古ハードの前の持ち主が本体の改造などをしていた場合、その本体でログインするとある日突然アカウントが永久凍結(BAN)されてしまい、今まで買ったソフトが全て二度と利用できなくなるという恐ろしいリスクがあります。
メルカリやヤフオクなどで中古ハードを買う場合は「その本体はあなたが新品で買い、改造を一度もしていないかどうか?」というのは厳密に出品者に確認しておくべきです。
新品ではなくその人も中古で買った場合はその前の持ち主が改造している場合があります。
売れるために嘘の回答をする人もいるかもしれませんが。
新品がまだ買えるゲーム機の場合は新品を買うことで余計なリスクを避けることができますが、ps3や3ds、pspやvitaなど既に製造が終了していて新品の本体の入手が難しい場合はなかなか悩ましい。
ps3が壊れたからと中古でps3本体を買ったら、実は改造ハードでアカウントが突然BANされ、ps3ソフトだけでなくps4やps5もダウンロードで買った全てのソフトが二度と利用できなくなるという恐ろしい事も。
3dsも改造している中古ハードを掴んでしまうと、switchとアカウント連携している場合は任天堂アカウントが凍結され、これまでダウンロードで買ったswitchソフトまでも全て二度と遊べなくなるという事にも。
本人が改造したのか中古で買ったハードが改造品だったかは任天堂やソニー、MSからは判別できません。
しかし「本人が改造したわけでもないのに、これまで買った何十万円、何百万円ものソフトを一気に失う」というのはあまりにも理不尽すぎます。
これについては国会議員や消費者庁も大きな問題として取り上げ、何らかの救済措置を各ハードメーカーに盛り込むよう法的な規制をすべきだと思います。
<本体BANまでにはタイムラグがある>
今回のこの記事について、「そもそも本体BAN食らったハードは以降はそれではログインできなくなるから、次の所有者が被害にあう事はない」と途中でつっこみたくなった人もいるかもしれません。
確かにすでに改造が任天堂やソニー、MSなどにばれた本体はその本体のシリアル情報を元に本体自体がBANの対象となり、そのハードでは今後アカウントでログインできなくなるというのがあります。
ただ、実際は改造ハードが本体BANを食らうにはある程度タイムラグが発生してしまいます。
何か月か先に突然バレて本体BANを食らう事もあります。
前の所有者が本体を改造し、その本体がBANを食らう前に中古としてメルカリやヤフオク、ゲームショップなどに売却してしまう事もあるのです。
その場合は次の所有者が使っている時に突然本体のBANとそのアカウントも利用永久停止が起きてしまうという事に。