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数字アピールによる本の販促効果の話

記事の見出し画像はみんなのフォトギャラリーから、中目黒土産店さんの画像を使用させていただきました。


物を売る時、「数字を使って物の売れ行きを増やす」という事はわりと色々な商品で行われています。

たとえば漫画とか小説、その他の本の場合、「SNSで100万PV突破の話題作!!」だったり「シリーズ累計200万部突破!!」みたいな帯が付いた物をよく見かけるのではないでしょうか。

こういう数字というのは「これだけ多くの人が読んでいるなら、この作品は面白いに違いない」と思う人が多く、「それなら自分も読んでみるかな」という気になって手を出してくれる人が増える事になります。

実際は売れ行きやPV数が悪くてもその作品と同等か以上に面白い作品というのは世の中にいくらでも存在していますが。

数字でのアピールは本の売れ行きを確実に増やす効果があるという事で出版社が良くやっていますが、これは個人でkindleで本を出している人も使える販促手法です。

個人でkindleで本を出している人の場合、その作品をSNSで公開してある程度のPV数が稼げた場合は、その数字をアピールして本の売れ行きを増やすという事も検討してみてください。

たとえばkindleインディーズで漫画をシリーズで何冊も出している人の場合、Xやnoteとかインスタとかで公開しているそのシリーズの累計PV数は数十万以上いっている事もあるのではないでしょうか。
たまにバズってPV数が大きく増える回もあると、シリーズ合計ではそこそこの数字になるという事もあります。

アマゾンのkindleインディーズ本で「シリーズ累計何十万PV突破!!」みたいな事を本の説明文の冒頭に書いたり、本の画像に帯部分を作って記載しておくと、「おっ、そんなに多く読まれているならそれなりに面白いのかも。自分も読んでみるかな」という感じでダウンロードする人を増やす事になります。
シリーズ累計のPV数をユーザー数と勘違いする人もわりといて、「何十万人も読んでいるのか」と誤解してくれる人もいます。

kindleインディーズ以外にも、kindle unlimitedで読めるようにしている本も、こういう数字アピールがあるとunlimited会員の人なら追加の金がかからないので、興味を持ってすぐその本を読むという人が多少増えるでしょう。

自分でkindleで本を出している人の場合、ある程度以上の数字をSNSなどで稼げた作品は、商品説明の時にそのPV数を記載してみると商品の売れ行きに多少プラスになるという事は知っておいた方が良いのではと思います。

将来的にシリーズ累計のPV数がもっと増えた時はこの数字を書き換えてみたり。

<漫画の転載でもPV数は大きく増える>

たまにSNSで少しバズって「あなたの漫画をサイトに掲載しても良いですか?」みたいな問い合わせが来る人もいるでしょう。
noteでは「ウォーカープラスで自分の漫画が掲載された」と報告している人がわりといますし、その他色々なサイトでも掲載されたり。

こういうサイトで掲載されて閲覧された数字もPV数に合算しても良いので、後で「だいたいどれくらいの人に読まれたのでしょうか?」みたいな事を聞いてみてはどうかと思います。
答えが返ってこない場合もあるかもしれませんが、気軽に「これくらい見られていますよ」みたいに教えてもらえたり。

訪れるユーザーがそこそこ多いサイトで漫画が転載される事は、その漫画を読む人を増やしたり、自分の知名度をアップするという利点以外にも「自分の本を売る時の数字アピールにもプラスになる」というメリットがあるのです。