闇バイト強盗の指示役が抱える色々なリスク(逮捕につながってしまう様々な事)
<どうやって闇バイトを止めるのか?>
お金や個人情報による脅しで強盗をさせる闇バイト強盗が全国で起きています。
関東だけでなく他の地域でも起きているようですが、これを抑止するには実行犯側だけでなく指示役側にも考えを改めさせる必要があります。
「闇バイト指示側には色々な逮捕につながるリスクがある。今後犯行を続けるほどその逮捕されるリスクがどんどん上がっていく」というのをしっかり認識させるのが良いでしょう。
「秘匿性の高い通信アプリを使えば逮捕されない」と安易に思っている節がありますが、実際は以前あったルフィ強盗団は秘匿性が高いアプリを使っていても結局逮捕されてしまいました。
実は色々な事で指示役が逮捕につながる事が起きてしまうのです。
今回私が書く事と同じような話をテレビやサイトで色々な人が解説しだすと、それをたまたま見た闇バイトの指示役関係者が「逮捕されるリスクが上がっていくので今後はこういうのはもうやめておく」と考えるかもしれません。
また、今後「自分も同じ手口で指示役をやって儲けよう」と安易に考える人間を無くす事にもつながるでしょう。
<時効の無期限化が今後行われてしまう>
強盗や強盗の指示は今の日本の法律では時効があったと思いますが、殺人事件が以前時効の無期限化がされたように、闇バイトの指示による強盗行為はその指示役に対しては時効が無期限化されてしまう法改正がされる可能性が高いです。
あまりにも社会に与えたインパクトが大きいため。
また、殺人事件の時効の無期限化の際に起きた事ですが、「逮捕まで時効がまだ残っている殺人事件については法改正により無期限に変更する」という事をしました。
法律より前に起きた殺人事件までも時効が無期限となってしまったのです。
今起きている闇バイトの強盗指示も同じように今後指示役はすでに起きた分も含めて時効が無期限化される可能性が高いです。
それでもなお「自分も同じ手口で儲けよう」と安易に考える人はいるでしょうか?
一生警察に逮捕されるのに怯え続け、また逮捕されると何十年もの懲役刑を食らうのに?
<身内の裏切りで自分が捕まる事もある>
今後警察が「闇バイト指示役の関係者で、犯人の逮捕につながる情報を提供した人間は司法取引でそいつだけは無罪や大幅な減刑をする」という事をやってくると、自分だけは助かりたい一心で仲間を裏切る人間が簡単に出てきてしまいます。
時効の無期限化が行われて一生警察に追われる状況になると、「司法取引で自分だけは無罪や大幅な減刑をしてもらって助かりたい」という選択をする者がすぐ出てきてしまうのです。
<警察が一般人に紛れこんで捜査をし出している>
今回警察は大規模な捜査を開始したわけですが、今後は一般人を装って闇バイトと疑わしい物に応募する警察官や関係者が続出するでしょう。
また、一般人の中にも闇バイトを強制されて警察に相談し、そこからは警察が一般人のふりをしてその取引を引き継ぐというケースも起きます。
そのため、やり取りの内容が詳細に記録されるだけでなく、ソフトウェアやハードウェアを使って通信パケットの解析も同時に行われる事で指示役が特定されやすくなります。
インターネットの仕組み的に相手の色々な情報が入手できますが、IPアドレスの偽装処理を行っても実際は元のIPアドレスに辿り着かれる事もよくあります。
一般人を装った警察官や関係者が今後応募者の中に大量に紛れてくる状況で、それでも闇バイト強盗の指示を続けるというのは自分達が逮捕されるリスクをかなり高めてしまうという事になります。
いくら秘匿性が高いアプリを使ってもその通信パケットの方を解析されてしまうと特定されやすいのです。
<ウイルス感染による情報漏洩での一斉検挙もある>
本人が気づいていないだけで、パソコンやスマホがウイルス感染しているという人はかなり多いです。
今はPCやスマホでアンチウィルス機能が実装されていても、それでも感染して色々な情報が漏洩してしまう事があります。
いくら秘匿性が高いアプリを使っても、指示役側か、あるいは指示される一般人側の端末のOSがウイルス感染していると色々な情報が大量に漏洩してしまいます。
テキスト入力情報はもちろん、画面写真がこまめに勝手に撮影されて送信されたり、端末のIPアドレス、MACアドレス、メールアドレス、GPSデータ、SIMカードのシリアル番号なども勝手にウイルスが送信している場合もあります。
テレグラムやシグナルなどの秘匿性が高いアプリは通常はスクリーンショットが取れないようになっていますが、OSをウイルスに乗っ取られると正規ではない方法でスクリーンショットを気づかず大量に撮られまくって送信されたり。
また、パソコンやスマホ端末内に入れてある色々な画像データ、文章データ、その他もろもろのデータもせっせとウイルスは外部に送信する事になってしまいます。
いくらウイルス対策を真面目にやってもそれでも何らかの事で感染させられる事があります。
漏洩したデータを入手したハッカーはそれで指示役を脅して金を払わせたり、あるいは愉快犯的に警察にそれらのデータを提供してしまったりも。
それでもなお闇バイトの指示や振り込め詐欺を今後も行い続けるのでしょうか?
<別件捜査から振り込め詐欺集団が捕まった事もある>
ウイルス感染による情報漏洩以外にも、別の件でスマホやパソコン内のデータが警察に捜査され、その過程で振り込め詐欺を行っているのが発見されて関係者が一斉に検挙されたケースもあります。
<海外からの犯罪行為に対しては>
今回の連続強盗事件は日本国内にいる日本人や外国人が指示を行っている事もあれば、実際は海外の人間がやっている事も考えられます。
その場合は無期限の時効で国際指名手配という形で捜査が今後ずっと続けられる事になるでしょう。
海外から指示を行っていた日本人や外国人であってもずっと追われ続ける事になるため、安易に外国に住んでいる人間でも指示役をやるべきではないと思います。
今回のような指示役側の逮捕リスクをきちんとテレビやサイト、SNSでしっかり紹介する事で、すでに行っている人間達は「これ以上繰り返すと逮捕されるリスクが大きく上がる」と思って止めるでしょう。
またまだやっていなかった人間が「自分もこの手口で稼ぐ」と安易に指示役をやるのを抑止できる事にも。
私はXはやっていませんが、Xにアカウントがある人は良かったらこの記事をそちらでも紹介してみてください。
またテレビやサイトで情報を日々発信している人は同じような内容を自分でも発信してみましょう。