<注意>あなたやあなたの家族が闇バイトの犯人にさせられる場合がある
ここ最近、東京などで闇バイトによる集団強盗事件が連続して発生し、犯人達も何人か捕まっている。
「闇バイトをするのは金に困った人間だけだろう」だとか「強盗なんて馬鹿な事をしてるなぁ。自分なら絶対にしないのに」と安易に思っていると、自分や自分の家族がいつの間にか闇バイトの実行犯をさせられる事になりかねないので注意してもらいたい。
中高生や大学生の息子や娘がいる人も自分の子供がこの罠にはまってしまう場合がある。
<脅されて闇バイトをさせられるケースが多い>
少し前にテレビで闇バイトについての特集があったが、実行犯達の動機の多くが「脅されて仕方なく闇バイトをさせられる事になった」という物だった。
闇バイトの実行犯を作り出すスキームがすでにできていて、以下のような流れになっているとの事。
1.SNSやサイトなどでバイトや仕事の募集があったので応募してみた
2.マイナンバーカードや免許証、保険証などで住所と名前情報が記載されているカードの画像をスマホやパソコンで送信
3.その個人情報を送った相手が実は犯罪者集団で、「闇バイトを引き受けない場合はお前の家にいつか集団で強盗をしかける」という強烈な脅しをしてきて、結局闇バイトをさせられる事になる
みたいな流れだそうだ。
犯罪者集団に住所や名前の個人情報を送ってしまった後で、「闇バイトを引き受けない場合はお前の家にいつか集団で強盗をしかける」と脅されてしまうともうどうしようもない。
警察に相談しても、そもそもこういう輩は身元を特定できないように手を打っているし、警察も24時間365日自分の家を守ってくれるわけではないので、警察に通報するとその報復で強盗がいつ集団で自宅にやってこないかを今後ずっと心配し続けるはめになってしまう。
その時のテレビでのアドバイスというのは「SNSやサイトで個人を特定できるような情報は送らない事。免許証、マイナンバーカード、保険証などの画像はSNSやサイトで気軽に送信しないでください。SNSから飛んだ仕事募集フォームで自分の名前や住所を書くのも駄目です。」みたいな感じだった。
自分はもちろん、家族一人一人にこの事を繰り返し繰り返ししつこく言っておかないと、ある日家族がこの罠にはまってしまい、闇バイトの集団強盗の一員にさせられてしまって人生が終わってしまう。
SNSやサイトではなく店舗で面接する形で仕事のスタッフを募集しているところはまだ安全だとは思うが、店舗募集型でも「本当にここは安全なところか?」はチェックしておいた方が良さそう。
バイトや仕事の募集サイトに登録されている仕事も、一見普通の仕事なので応募したら犯罪者集団が偽って募集している場合もあるらしいので、なかなかこれは対応が難しい。
闇バイトの実行犯にさせられるこのスキームについては、テレビやサイトで繰り返し注意を呼かけ、安易にマイナンバーカードや免許証、保険証などの個人情報が記載されたカードの画像をSNSやサイトでは絶対に送らないよう呼びかけ続けないといけない。