個人情報保護法の改正の必要性 (ニコニコでの情報漏洩とかその他を受けて)
記事の見出し画像はみんなのフォトギャラリーから画像を使用させていただきました。
<安易な気持ちで漏洩したデータを閲覧すると自分がウイルス感染してしまう>
今現在KADOKAWAのニコニコとかその他の個人情報がハッカーによって一部公開されているという事で話題になっています。
ハッカーが公開しているところへアクセスすると、セキュリティにそれほど詳しくない人達は普通にマルウェアに感染させられてしまうので、安易な気持ちでデータを見に行かないようにしましょう。
「今度は自分のPCがランサムウェアに感染させられ、自分の個人情報や仕事や趣味のデータがロックされたり大量に漏洩してしまう」という事になってしまいます。
「アンチウィルスソフトを入れていれば安全」という事は全然なく、ダークウェブとか一般のサイトでもハッカーが用意したサイトはセキュリティの専門家でないとマルウェア感染させられやすいので、一般の人がアクセスするのは絶対におすすめできません。(専門家でさえいつの間にか感染させられる事がある)
また「公開しているデータを閲覧すると感染させられる」みたいなギミックを仕込んでいる事も考えられるので、別の場所に転載されたデータを興味本位でダウンロードしてみるというのもウイルス感染の危険があります。
<そろそろ個人情報保護法を改正しないといけない>
大規模な情報漏洩が起きるたびに個人情報保護法の改正の必要を感じます。
今の保護法は全然時代にあっていません。
・本人の同意なく個人情報や重要なデータを所持している者には執行猶予無しでの10年以上の懲役刑を課す
・SNSなどで本人の同意なく個人情報や重要なデータを公開した者には同様に執行猶予無しで10年以上の懲役刑を課す
・個人情報や重要なデータを公開しているサイトやSNSへの紹介リンクを投稿する行為も同様に重い罰則を与える
みたいに法改正すべき時期に来ているのではないでしょうか。
今はコンピュータウイルスの作成や配布で重い罰を受けるのはもちろん、ウイルス感染させられるサイトへのリンクを投稿する行為も罰せられるようになっています。
同じ感じで「個人情報や重要なデータを公開しているサイトやSNSへのリンクを投稿する行為にも重い罰を与える」という事は大事でしょう。
<冤罪対策>
「本人の同意なく個人情報を所有している場合は執行猶予無しでの重い罰を与える」という事になると、データの送り付けその他での冤罪が発生する事もあります。
そういう冤罪を無くすよう何らかの特記事項の記載は必要となるでしょう。
<法改正は外国人には通じないが・・・・・>
個人情報保護法を改正しても通用するのは国内にいる人のみです。
海外の人には抑止効果はありません。
ただ、日本人の個人情報が悪用されたり被害者が被害を受けるのは日本国内で個人情報が公開されたり所有される事が多いため、「個人情報漏えい時の被害をかなり減らす」という点ではやはり法改正は必要だと思います。
個人情報漏洩で外国人犯罪者による強盗のターゲットにされるというのは残念ながら抑止はできないでしょうが。
<今後も個人情報漏洩は起き続ける>
企業側が個人情報保護を頑張っても、残念ながら今後も色々な企業で個人情報は漏洩してしまうでしょう。
しかし今のうちから個人情報保護法を今回提案したように法改正する事で、情報漏洩した際の被害をある程度まで抑える事が可能になります。
与党議員も野党議員も党派を超えてすぐに法改正すべきではないでしょうか。
「国会議員の個人情報が洩れて大変な事になる」というのもあるだろうし、議員達ものんびり静観している場合ではないと思います。
企業も漏れるとやばい事になるデータを抱えているところが多いでしょう。
議員にしっかり圧力をかけて、速やかに法改正させるべき。