良いコンテンツは「脳が気持ち良くなる」コンテンツ (漫画、小説、音楽、ゲーム、Youtube動画、映画他)
記事の見出し画像は近鉄奈良駅から徒歩で数分の位置にある中谷堂のよもぎ餅。
突き立ての柔らかいおいしいお餅が楽しめるとあって、いつも外国人や日本人観光客が大量に並んでいる大人気のお店です。
<作品で一番大事なのは「脳を気持ち良くさせる」という事>
漫画や小説、ゲーム、音楽、映画、Youtube動画、その他色々なコンテンツを作る場合、制作者が一番意識しておく事は「人の脳をきちんと気持ち良くさせる」事だと思います。
また、今はどの分野も競争が激しすぎるため、同じ気持ち良くさせるなら「より強く気持ち良くさせる」というのを目指した方が人気や売れ行きを増やして生き残りやすくなるでしょう。
漫画の場合、読者はどういう時に脳が気持ち良くなるかというと、
・ギャグのシーン
・キャラクターの言動がなんか面白い時
・自分の好きなキャラが登場しているシーン(萌え)
・可愛いキャラやカッコ良いキャラが登場している時
・作中でのキャラ同士の恋愛シーンでドキドキしてる時
・ストーリーが面白い時
・熱い展開の時
・Hなシーン
・爽快感のある格闘シーン
・スリルやサスペンスを感じている時
・緊張やストレスから解放された後の安堵した時
・興味深い話を読んでいる時や学びになっている時
・謎が解明されてすっきりした時
・食欲を刺激されている時
・癒しのシーン
・懐かしい気持ちになっている時
・感動している時
・主人公とかが賞賛されているシーン
・(メカ好きの人には)カッコ良いデザインのメカが登場しているシーン
や他にも色々あります。
これらのシーンを読んでいる時、人の脳内では快楽物質がどんどん分泌されていて気持ち良くなるのです。
これについては四か月以上前の記事の
でも詳しく説明しました。
ここ最近、私は購入した色々なコミックを読んだり、雑誌や漫画アプリなどでも色んな作品を読んでいるのですが、やはり脳があまり気持ち良くならない作品は読んでいて楽しくありません。
漫画アプリなどでもそういう脳が気持ち良くなる事があまり無いかあっても弱い作品は、お気に入り登録者数や閲覧数も少なくなりがちです。
連載の途中で読むのをやめてしまう人もいるでしょう。
商業作品は客の時間やお金を熾烈に奪いあう事になります。
その中で生き残るには、
・読者の脳をきちんとこまめに気持ち良くさせる事
・同じ気持ち良いならより強く気持ち良くさせる事
という二点を漫画家は強く意識すべきだと思います。
プロット段階でもネーム段階でも、「今回の話で脳を気持ち良くさせるシーンがそこそこ入ってるか?」「もっと気持ち良くさせれないか?」には注意すべき。
趣味で漫画を公開している人の場合は漫画は気楽に描くべきで、「どうやったらもっと面白くなるか?」と頑張りすぎると疲弊する事になりかねません。
趣味漫画の場合はほどほどに楽しませればそれで十分だと思っています。
それでもSNSでの連載などで自分の漫画がより人気を得たいという場合は、「この漫画はきちんと読んだ人の脳を毎回気持ち良くさせているか?」と「もっと脳を強く気持ち良くさせられないか?」という二つの点を意識して作っていくと良いと思います。
SNSで人気の作品は脳がしっかり気持ち良くなる作品というのは、人気作を色々見てまわると分かるでしょう。
「商業作品と言うのはお金をもらうかわりにお客様をきちんと楽しませる」というのが基本となっています。
製作者にとっていくら手間や時間がかかろうとも、その作品がきちんとお客様を楽しませる物になっていないと、お金をいただく商業作品としては失敗しています。
・しっかり楽しませる
・同じ楽しませるならより楽しませる内容にする
この二つの意識は商業で漫画や小説、ゲーム、音楽、映画、Youtube動画、その他を作っている人達は常に心に抱いておくべきです。
個人的には楽しさがほどほどの作品も好きですが、今は作品の数が異常なほど増えているのでそういうのは商業では苦戦する時代ですね。