日本の国政政党を右翼と左翼と+αで分類分けしてみた
右翼と左翼という言葉が、政治の世界には古くから存在します。
今回は右翼と左翼の違いとこれからの政治を見る上で重要な視点を紹介します。
そもそも右翼と左翼とは
右翼と左翼は保守派と革新派のことです。でも、これだと日本の政治に当てはまらないことが多々あります。
ここで日本にしぼり、もう少し具体的に見てみましょう。
右翼=軍拡
左翼=軍縮
右翼の主張根拠
日本から軍事力を無くしたら、中国や北朝鮮などの外国が攻めてくる可能性がある。
アメリカからどれだけ助けてもらえるかが分からない。
自分の国を守る最低限の軍事力は必要で、そのためには米軍は必須。
左翼の主張根拠
中国や北朝鮮が攻めてくる可能性は極めて薄いので軍事力は必要ない。
軍事力よりも、他のことに税金を使いたい
軍事力を持つことが、憲法九条の平和主義に反し、再び戦争をすることに繋がる。
米軍による騒音や事故などで住民が被害を受けている。
+α もう一つの視点とは
私は近年、右翼と左翼だけでは政治の分類をするうえで、不便であると思い始めました。
そこで、ナショナリズムとグローバリズムということに当てはめて考えるとスッキリしたので紹介します。
ナショナリズムとは
ナショナリズムとは、自分の国やその文化を第一に考え、その次に諸外国のこと。という考え方です。そのため、少し排他的な傾向があります。
米国のトランプ大統領がいい例で、彼はアメリカ・ファーストな考え方です。
日本での具体的な特徴は
ポリコレには否定的 (LGBT法など)
移民反対、外国人参政権反対
伝統を重んじる (女系天皇に否定的)
グローバリズムとは
グローバリズムとは、世界標準に自分の国もどんどん合わせようとする考えです。そのため、世界標準に無い自分の国を、遅れていると考えることがあります。
日本での具体的な特徴は
SDGsを重要視している
ポリコレ推進、多様性な社会を目指す
移民を受け入れ、外国人の参政権を認める
伝統よりも、男女平等や多様性
#日本の国政政党を分類分けしてみた
今回紹介した2つの指標をもとに国政政党である10政党を分類分けをしてみました。
日本には、たくさんの政党があり、それぞれ、いろんな政策があります。
例えば、日本維新の会は余計な経費の削減、国民民主党は所得税の減税、日本共産党は共産主義の実現、れいわ新選組は給付、参政党はオーガニックの推進など。
みなさんそれぞれでいろんな政党を調べてみるの面白いかもしれませんよ。