世界中にある匿名サービス②
「世界中にある匿名サービス」の第2弾です。前回は日本のユーザーも多く使っているアプリをご紹介しました。今回は海外の「2021年 匿名サービスアプリトップ8」の記事に基づきご紹介します。日本以外の国でどんな匿名サービスが流行っているのか、これを読めばホットな匿名サービスが分かります。
1.人気ナンバーワンの「CEEcrets」
「seacret」の単語をかけ合わせているCEEcrets。誰でもひとつは秘密を持っているはずというコンセプトで、名前の通り匿名で自分の秘密をシェアしたり、他人の秘密を読むことができるアプリです。最近新しくリリースされ、海外の10代に人気のようです。
気ままに使えるCEEcretsは家族、友だち、夢、たくさんの話題について話せるプラットフォームです。
匿名であなたの秘密をシェアしたり、読んだり、簡単にシェアできます。何を共有するかも、あなた自身でコントロールできます。秘密の内容も多岐にわたり、秘密を人に共有するドキドキも味わえることも人気の秘訣かもしれません。
それに加えて、あなた自身でグループを作ったり、既存のグループに参加できます。共有して、秘密を読んで、グループ作って、他の人をサポートする。シンプルに利用できる匿名サービスです。でも忘れてはいけないのは、このアプリを使用しているとき、本名は明かしてはいけないこと。アプリを使用しているときは誰もわたしを知らない状況なのです。
2.匿名で生活を共有する「Lyfster」
LyfsterはCEEcretと同じくらい良いと評価されています。このアプリは他の人と自分の考えを表現したり、自分のライフスタイルを共有できます。名前や経歴を明かさない匿名型日記のようなものでしょうか。アプリで例えると、Facebookのようです。
日常を記録したり、Lyfsterではデジタル日記のようにストーリーを書くことができます。もちろん匿名で、見せたくないストーリーであれば非公開にしたり、誰かに見てほしいときは他の人と共有したりすることができます。インターネットに接続されていなくても、ストーリーを書くことができるのが、ほかのアプリと比べて良い点と言えますね。
それに加えて、他の人がどんな経験をしているのかを見て、そこから読んで学んで、新しいつながりを作って、一緒に幸せな人生を楽しむきっかけになればという願いでこのアプリは作られました。
3. 匿名でQ&Aするなら「CuriousCat」
悩みがあって誰かの答えが聞きたいときはCuriousCatがおすすめです。イメージは質問BOXのようなアプリです。実名か匿名かをオプションで選べます。
アプリは匿名で知らない誰かをフォローする機能だけでなく、実際にリアルの友だちをフォローできます。匿名アプリと言われていますが、機能は普段使っているSNSに近いです。他の人に聞けない秘密の質問や、恥ずかしくて質問できないようなことも匿名の機能を使ってCuriousCatで質問してみましょう。必ず誰かがあなたの質問に答えてくれます。
利用するときには自身のTwitterと提携させる必要があるので、匿名でも個人情報が漏れるのではないか、と心配しているユーザーも多いみたいです。しかしその心配があっても、気軽に質問できることの魅力から世界中でユーザーが何百人もいる人気のアプリです。
4.アバターを使用する「Friend Shoulder」
匿名サービスで最も有名な「Friend Shoulder」。アバターで友だちが作れて完全に匿名で交流できます。悩みを打ち明けたり、アドバイスや解決策を求めたりするだけでなく、新しい友達を作り、あらゆる問題や喜びについて話し合うことができます。
あなたが使用するアバターをカスタマイズするための強力なツールが用意されているので、個人のプライバシーを失う心配なく、自分自身を明確に表現することができます。アバターを使えば、寂しい思いをすることはありません。なぜなら、あなたの周りには、助け合いの精神を持ち、新しい友達を作るのが好きなバーチャルな友達がたくさんいるからです。
匿名でアバターになりきり、コミュニケーションが取れるサービス。アバターを使用するアプリは日本だけでなく、海外でも有名です。
5.匿名チャットで位置情報を共有する「DASH」
DASHは、プライバシーを安全に保ち、匿名サービスの利用を真剣に考えている人にとって理想的なアプリです。このアプリは位置情報に基づいて動作するので、自分の本当の身分を明かすことなく、新しい友達と匿名で自分を表現することができます。
他と比べて最も魅力な点は、あなたのチャットがスクリーンショットとして保存されないことです。知ることができるのは、あなたとチャットをしている友人の2人だけです。全体的に誰にとっても優れた匿名ソーシャルチャットアプリです。
6.あなたは一人じゃない「Lyf」
Lyfは、他のソーシャルメディアでは個人的すぎるような考えや経験を共有するためのプラットフォームです。不安と闘っていても、喪失感と闘っていても、依存症と闘っていても、自分の性的アイデンティティに疑問を持っていても、同じような経験をしている人がいます。Lyfを使えば、あなたの考えを助けるきっかけになるでしょう。
あなたの経験を投稿することをアプリ内では「ビート」と読んでおり、ビートは好きなだけ作ることができます。それぞれのビートは、独自のタイムラインとプライバシー設定を備えた、独立したディスカッションです。ビートを特定の人と共有するか、Lyfコミュニティ全体と共有するか、あるいは完全に匿名にするかを選択できます。
この特徴は、資格を持った心理学者から専門的な指導を受けたいと思ったときのために、リーズナブルな「Lyfサポート」サービスを有料で提供しています。1時間あたり約1200円の料金で、心理学者が24時間365日、オンデマンドであなたをサポートします。
自分の悩みに寄り添ってくれるサービスがあるのは珍しい特徴です。
まとめ
以上が2021年の海外で人気な匿名サービス、CEEcrets、Lyfster、CuriousCat、Friend Shoulder、DASH、Lyf、についてご紹介しました。全て対応言語は英語のみですが、日本でもダウンロードして使用できます。どのアプリも高評価がつけられているので、気になった方はダウンロードして使ってみてください。
各国の匿名サービスについて調べてみて分かったことは、日本だけでなく世界でも匿名を利用している人が増加しているという事態です。
調査によると、日本人はSNS利用に関して匿名性を好む傾向や、匿名は日本独特の文化であると認識されていましたが、コロナ禍により時代の変化は進んでいると思いました。原因はおそらくコロナ禍の影響でしょう。今まで以上に気軽に人とのコミュニケーションがとれなく、それを求めてアプリを使用する人が増えたのかもしれません。
匿名だからこそ気軽に使えるSNS、今後も世界と日本の動向に目が離せません。
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