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「好き」って感情を一番最初につくったやつ誰だマジで。神なのかな?まずはサンキューな。天を仰ぎながらキッスをお見舞い。尊くて人間らしい感情だぜまじで。しかし私はこの「好き」を目の前に悶々と悩んでいる。私が悩むことのものでは全然無いんだけどさ。私の問題ではまったくないんだけどさ。インターネットを介してお喋りすることの多くなってきたあの野郎の問題なんだけどさ。
いつも私がお喋りするのに出入りしているdiscordの鯖つーか、グループがあるんだけどそこでの色恋のお話。私を悩ませてくれてる野郎はそのグループの中にいる女の子に絶賛片思い中。私は、インターネットを通じての恋愛は全く否定する気は無いんだけれども、あまりに弊害は多いと思うから、インターネットを通じて恋愛に及ぶ際は注意すべきことがたくさんあると思うんだよ。だけどもあんにゃろ、注意するまえにうっかり恋しやがった。ばかだ、おおばかだ、大馬鹿野郎だと私は思ってるぞ。今日も恋愛相談チックなお話を受けている最中、何度叱ってやろうか悶々としてしまった。けどそこまで本気になる必要も無いんだろうな、所詮インターネットなのだし。根気よく相槌してやる必要も無いんだろうな。されどインターネット、ここは上手く使えばいい遊び場にもなる。あいつはちょっと視野が狭くて、多分うまく使い分けができないんだろう。私もだけど、あいつもなかなかの不器用さんだ。
でもでもだってが常套句。もう聞き飽きたぞ、もったいない。いつになったらその重たい腰を上げるんだ。恋よりも何よりもその前にお前は解決しないといけないことがたんまりあるじゃないかよ。親からの長年のお小言があると言うので聞いてみたらソフトな毒親気質な発言ばかりで「そんな家引っ越しちまえ」と吠えてしまった。しかし彼いわく親のことは「好きだけど好きじゃ無い」そうで。わかるよ。たぶん期待してる部分があるんだろうし、親の期待を裏切りたくないんだろうよ。しかし頑張る息子を目の前にやる気をねちねちと削ぐ真似をする必要があるかね?しかもプライベートも無いんだと。おみゃーはもう27だぞ。家なんかさっさと出て距離とったほうがぜっっっっったいにいいよ。
転職も視野にいれているそうで。いいじゃん転職。おまえ仕事辛そうにしてたもんな。そりゃ都合いいや、変えちゃお変えちゃお。なんて勧めると、「だけど将来が不安で」って。私も大学院生だしな、ちゃらんぽらんだしな、私も将来は不安だし、と強く言えず。でも話を聞いてる限りじゃブラックな感じするし。ストレスが絶えないに決まってる。そんな職場。
でも厄介なのが片思いの女の子があんにゃろと同業種だそうで。辞めたいような気がするし、辞めたくないような気もする。そういえばその子がね、うちの会社によかったらきてみないかと誘ってくれたとのこと。それが友人どうしのことならいいけど、恋しちゃってるんじゃあ、その子のもとへ行くのは危険なような気がするしなあ。
なんとなく密かに応援というか、気にはかけていたものの、その子に彼氏がいることが分かったのだけれども、あんにゃろはそれでも諦めていない。二人でリアルで会って食事をしたり映画を見たりしたのが相当たのしかったようだ。諦めていないのか。諦めてないんだよな。「好き好き」と言いながらメンがヘラってる。友達が「男のメンヘラは需要が無い」と言ってたけれど、聞かせてやりたいわ。あんにゃろーが、生活がしんどいしごとがつらい恋が叶わなさそうでかなしい、泣きたいけど涙が出ない、と漏らすので「あーしたら」「こーしたら」と私なりに助言したら「でもな」「けどさ」で後回しの一点張り。自分で自分が後回しにしがちで、逃げがちなのは分かってるみたいなのだけれど。あともうちょっと力が入ればさくさく解決しそうなのにな、むかつく。女一人より男一人のほうが家とか全然見つかりやすいのにむかつくな、っていうのは個人的な愚痴。腹たつ〜〜!!!
おみゃ〜は何が欲しいんだよ、言ってみろと聞いてみれば「愛が欲しい」と言うんだよ。叶いそうになければ好きとだけ伝えて諦めると言うんだよ。何そのピンポンダッシュ!!!!!!!!!!!ださいださい厄介ださすぎる!!!!ばかなのか!?!?!思いを伝えるなら狙いに行く時だけにしろ、そんな曖昧なことすんなって言っても「でも〜自分も踏ん切りつかない〜」つってだだこねる。バカなのか大馬鹿なのか、甘ちゃんじゃねーかそんな曖昧なことしたら、その子二度とてめーを含む私たちとお喋りしづらくなっちゃうぞ絶対に。その子の未来なんか考えちゃいないんだ。てめーのことをてめーでできないやつのことをなんでその子が愛を与えてくれると思ったのだろう、バカだな。ほんとバカ。好きって結局てめーの言ってる好きは依存したい宣言となんら変わりないわけで依存していーよ❤︎なんていうバカがどこにいんだよ。つうかその女、彼氏持ちですけど!?
けど「好き」って感情は今の彼にとって唯一認識しやすい感情なのだそうで、仕事と帰りたく無い家の往復でその「好き」とやらは鮮やかな色彩を放っているのだろうなと想像に難くない。麻薬なんだ、劇薬なんだやつにとっての「好き」は。あーやだやだ、やだやだやだ。奴に対する愚痴だけで支離滅裂だけどこんなに文字打てるとは思わなかった。もったいない。ほんとは面白いやつなのに。大の男なんだからちょっと動けば、多少生きやすくなるはずなのに。もったいない。めんどくさい!そして最後に放ちやがった「話聞いてくれるだけで心救われる。ありがとう」いらねーーーーーーよそんな感謝!!!私はキャバ嬢じゃねえ!!!!!!!!
私はカウンセラーなんかに全然向いてないと分かっただけだった。やだなああ、だけど所詮インターネット。全部嘘なのかもしれないのがインターネット。もう勝手にしてくれ、勝手に恋に敗れて泣けばいい。恋はリセットボタンなんかじゃないからな。愛は必要なものだけど、愛があれば全部解決するわけないからな。
これを読んで欲しいよやつに。あ〜〜〜〜〜〜〜。あ〜〜〜〜〜〜〜。ううううちんちんきるぞまじで。