顔面痙攣11 微小血管減圧術手術の当日の術後
目が覚めたのは病室だった どうやら生きていたようだ どうやってここの連れて来られたか、わかる筈もない 目が覚めていきなり頭がガンガン痛い 初めて経験する痛さだ おまけ家族が何か自分以外と話しているのだがその声が頭に響くのだ 術後で声が殆ど出ないので 手で合図をしてシーをやって合図した そうしたわかったようだった 時間がどれくらい経過したのかわからないが 執刀した先生が来て目の動きを調べたようだ?忘れたが何かを話をしたはずだ まだ痙攣するか?とかだろうか 術後でも痙攣はした
それからの時間が長かった そうだ その前に書いていくことがある 顔には酸素マスク・下にはおしっこチューブが装着されている もちろん頭部の手術をしたか箇所には緩衝材が付けてあり包帯でグルグル巻きだ ミイラまではいかないくらいの巻着姿 しかし時間が経つのが遅い 頭痛が激しくて寝ることはできない 頭痛薬は点滴から入っているはずだけど効きもしない 周りは暗くなって来た もちろん食事は出ない 暗くなったが電気は付けっぱなしにしてもらった ベットはパラマウントベットのもので角度が自動で変えることができる 看護師さんからは15度まではいいと言われたのでリモコンで15度にしてみる おそらく夜からだと思うが 腰がとても痛くなって来た 体を左右に動かす しかし腰の痛みは辛くなっていくのだ 頭痛も半端ではないが 腰痛もすごい ベッドを15度から30度くらいにしてみると少しよくなったが看護師さんが来て怒られた また15度に・・・ 今日手術したのに怒るなよな・・・・
長い夜は続くのであった