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QC検定受けてみた。

こちらは今年(2024年)受験したときの話です。
こちらも最初に言っておきますが、2級と3級に合格しました。

0.受験の動機
いや、会社(今いる商社)から受けろと言われたから…
その昔技術屋時代に品質管理で色々やってやらかしてたので
お前なら楽勝だろうと言われ…なかば強引に。
合格したら報奨金も頂けるとのことなので頑張ってみました。

1.受験申込
申込は会社の品証事務局が代行してくれました。
自宅から一番近い受験会場は南柏の麗澤大学。
で、何級を受けるかということで3級は取れるだろうと踏んでましたが
元技術屋の意地(という名の見栄を張って)で2級にもチャレンジ。
同じ日に2級と3級がまとめて受験できます。試験は午前は2級、午後は3級の時間割となっていました。送られてきた受験票に写真を貼って準備完了。

2.受験準備
会社から分厚い参考書と過去問集を支給されてお勉強です。当然仕事の合間に勉強なので時間の関係で分厚い参考書はほとんど見ず、過去問をとにかく解いて、わからないところは参考書を読んだり、ネットで調べたりの繰り返しでした。今回も5回転くらいしたいところでしたが、3回転半くらいで時間切れになってしまいました…

大きく手法分野(理論)と実践分野(計算)に分かれていて、理論問題はとにかく現代社会?の問題。環境ISO事務局で散々聞かされ頭に染み付いた内容もあって、ほとんど苦にせずお勉強は進みました。
一方計算問題。工程能力の算出はやったことがありますが、EXCELに計算式を入れてデータを入力して計算するだけだったので理屈を全く理解しておりませんでいた。その他のデータの統計処理は全くチンプンカンプン。まぁギリギリまで粘ってお勉強しました。
配点は手法と実践がほぼ半々で、全体の70%以上、手法と実践それぞれ50%以上が合格基準とのことで、今の私にとっては計算問題が勝負のカギとなりました。

3.受験当日
試験会場までは電車と路線バスで。日曜日の朝なのでバスの中は同じく試験を受ける方々が沢山乗ってました。係員の誘導で会場指定の試験室へ。さすが私大ということで100人は軽く入る講義室が試験会場でした。
持ち物は筆記用具と関数機能なし電卓。教室内に時計がないため腕時計の持参が必要ですが、腕時計しない派で持っていない私は時計付きの万歩計を懐中時計代わりにもっていきました。

4.試験
2級の試験は理論問題をとにかく急ぎ片づけて計算問題をじっくりと考えていましたが、理論問題も問題数が多く中々時間がかかり焦り始めます。

計算問題は兎にも角にも工程能力は落とせない、でもあんまり時間をかけられない中、回答は怪しいながらも早々に片づけて残りの問題との格闘へ。最後の悪あがきで前日に勉強したところが出て何とか回答。残り5分でケアレスミスと思われる計算間違いを発見して修正できました。

午後の3級の試験は2級で苦しんだ分思いのほかスムーズに対応。計算問題も工程能力に関わる範囲だけだったので問題なし。

5.自己採点
2級の方は理論が思いのほか間違えていてちょいヤバいかな…計算の方は問題用紙に回答をメモる時間が無くて記憶頼り。自己採点の結果はあと一問で不合格の結果でした。3級は問題ないだろうと自己採点無し。

6.合格発表
10月の中旬にQC検定のサイトで合格発表。
2級の方は自己採点の結果ダメだろうと見てみたら自分の受験番号があるではありませんかぁ。あれ合格しちゃってたよ。というのが感想です。
3級の方は無事合格でした。
早速会社の品証部門に報告し、報奨金の手続きをいそいそといたしました。

7.その他
合格したけど活用しているかと言われればNOです…
今までの仕事を形に残せたなぁというのが素直な感想です。




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