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にゃんにゃんにゃん

にゃんと。
本日は猫の日だそうな。

MINOU BOOKS久留米店にて開催中の
「にゃ文庫」にて、
もう何度読んだかわからない、でも何度でも読みたくなる
にゃんが出てくる大好きな小説をご紹介しております。

長嶋有さんの「祝福」に収録されている「十時間」は、
読了に十時間もかからない短編なのですが、
読み始めから終わりまで一編を通して温度を感じる小説です。
ラストシーンの情景に立ち会いたくて
何度も何度も読んでいるのに何度読んでもどきどきしてしまう、
そして読んだ後はとりあえず本を閉じてじっくりとその情景を味わいたい、
わたしにとって、そんな小説はほかにないと言っていい、特別な小説です。

ものすごくかわいい猫が主人公の本とか、心温まるエピソードとか、
ねこの魅力を語る本とか、猫好きが満足する本とか、
期待されると肩透かしかもしれませんが、
肩透かしのようで、でもそのどれでもある、
とっても大好きな小説です。

今回は紹介文と共ににゃんと、紹介者の名前と写真がついた帯付き。
にゃんとにゃんとレアすぎる。
著名な方や素敵なみなさんに混じって、大変に恐縮ですが、是非帯付きの
文庫を、minoubooks久留米店にてお買い求めいただきたい、です。


写真のあの子も美味しかったです。

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