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とくぢ通い雑感(2023年4月号)

山口市徳地の佐波川の風景

山口市地域版広報紙にて連載中の「とくぢ通い雑感」
「maru旅遊社」丸本さんが徳地を訪れて感じた様々な思いや魅力を、
地域版広報紙ふるさととくぢに寄稿されたものです。


今月から、このコーナーで連載することになった丸本華代と申します。はじめましての方もそうでない方も、どうぞよろしくお願いいたします。

はじめに少し、自己紹介をさせてください。
私は、山口県岩国市で生まれ、幼い頃に山口市へ移って来てからずっと、山口市内に住んでいます。一昨年3月までのちょうど20年間は、山口市役所で地方公務員として働いていました。その後、フリーランスとして独立し、1年あまり前から「maru旅遊社(まるりょゆうしゃ、と読みます)」という小さな旅行屋を始めました。個人事業主としてやっているので旅行会社ではないし、いつも説明するとき困るのですが、旅行屋ということにしておきたいと思います。

 旅行を売るのが仕事ですが、どこかへ行く旅行を売っているわけではありません。どこかから山口へやってきた旅人に、他ではできないような深い体験や、土地の人しか知らないような特別な場所の案内などを届けたいと思っています。

 そして、そんな旅の目的地として、私の目に映る徳地地域は魅力にあふれた場所です。
ここ2年近くは、山口市内の大殿に住みながら、仁保を経由して週2、3回は徳地へ通っています。荷卸峠を下って山の中、カーブを描きながら車を走らせると、パッと視界が開けて大きな佐波川の懐に抱かれます。瞬間、心がふわりと軽くなるのを感じます。もう百回以上は通っているのに、いつもこんな風に感じています。

この連載では、2年近く通いつづけているよそ者から見た大好きな徳地を「とくぢ通い雑感」として書き留めたいと思っています。
 今回は、縁もゆかりもない徳地へ通うようになったきっかけを書こうと思っていたのですが、字数が足りないようです。来月はそこからお付き合いください。

(出典:山口市地域版広報紙2023年4月号「とくぢ通い雑感」)

【maru旅遊社】

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