グループでパフォーマンスできるって素敵なことね M-1グランプリ2020編

ではまずは午後にやっていた敗者復活戦から。
欠場:祇園(ウイルス感染のため)

1,金属バット(吉本興業)
「彼女と結婚するかしないか問題」

2,タイムキーパー(吉本興業)
「幼稚園の先生」

3,コウテイ(吉本興業)
「結婚式」

4,カベポスター(吉本興業)
「英単語」

5,インディアンス(吉本興業)
「昔はヤンキーだった」

6,からし蓮根(吉本興業)
「ラーメン屋」

7,ぺこぱ(サンミュージック)
「心の中に松陰寺を」

8,ランジャタイ(グレープカンパニー)
「欽ちゃんに会いたくて」

9,滝音(たきおん,吉本興業)
「泣ける映画」

10,キュウ(タイタン)
「ヨーグルト,あいうえお作文」

11,学天即(がくてんそく,吉本興業)
「相方の誕生日を祝う」

12,ゆにばーす(吉本興業)
「出会い系アプリ」

13,ダイタク(吉本興業)
「ボウリング」

14,ロングコートダディ(吉本興業)
「組み立て式の棚」

15,ニッポンの社長(吉本興業)
「ペットを飼いたい」

そして夜には決勝がありました。
審査員(オール巨人・サンドウィッチマン富澤・ナイツ塙・立川志らく・中川家礼二・松本人志・上沼恵美子 )
ファーストラウンド
出順は本番中のくじで決定。
1,インディアンス(吉本興業)
敗者復活枠
「昔はヤンキーだった」
625点(89・89・85・89・90・90・93)
敗者復活戦と同じネタできたか……敗者復活枠がトップバッターだととにかく突き抜けるような点数を出さないと噛ませ犬のポジションになっちまうもんなぁ……!(おだやかじゃない)

2,東京ホテイソン(グレープカンパニー)
「謎解きクイズ」
617点(86・91・85・89・88・86・92)
霜降り明星より少し下の世代だったんですね……!
個人的にスゴい爆発力を感じたんですがね……!

3,ニューヨーク(吉本興業)
「いろんな面白い話」
642点(88・93・93・91・91・92・94)
ネタの中に登場する悪行の数々がハンパなかった……!
かなりハジけてもいましたのでガチで力をつけてきたのを感じました……!

4,見取り図(吉本興業)
「敏腕マネージャー」
648点(91・92・93・93・93・91・95)
毎年毎年勢いが増してきてるので今年はマジで期待できそうだな……って思ったらおもいっきり飛び抜けましたね……!

5,おいでやすこが(吉本興業)
「カラオケが盛り上がらない」
658点(92・93・93・96・95・95・94)
個性あふれる歌唱のボケと勢いよくがなり立てるツッコミ……実力あふれるピン芸人は漫才でも遺憾なく力を示すのですね……!

6,マヂカルラブリー(吉本興業)
「高級フレンチ店で食事」
649点(88・94・94・90・96・93・94)
野田さんがスーツにスニーカーを合わせてきたあたりにも衣装にも動きやすさをしっかり重視してきたなぁと思いました……!

7,オズワルド(吉本興業)
「名前を変えたい」
642点(88・91・95・93・95・88・92)
名前がらみのボケだけでここまでネタが展開するのはホントにスゴいと思いました……!
ツッコミの伊藤さんの声が千葉繁さんと三ツ矢雄二さんのミックスっぽく聞こえました。

8,アキナ(吉本興業)
「地元の友達が単独ライブを見に来る」
622点(89・88・87・90・91・85・92)
終始楽しい漫才でした……!
余談ですが僕pixivあたりでアキナとジュリエッタって名前の女の子が組んだ漫才コンビが出てくる小説書いてます……!(おだやかじゃない)

9,錦鯉(SMA)
「パチンコ台になりたい」
643点(87・92・95・95・92・89・93)
ネタのテーマも展開もクズ感満載で超楽しい漫才でした……!

10,ウエストランド(タイタン)
「マッチングアプリ」
622点(88・91・85・86・90・90・92)
事務所が事務所だけにマイナスな部分をプラスパワーに変えていく感じは顕著に出ていたような……!

10位 東京ホテイソン
8位 アキナ
8位 ウエストランド
7位 インディアンス
5位 ニューヨーク
5位 オズワルド
4位 錦鯉
3位 見取り図
2位 マヂカルラブリー
1位 おいでやすこが

最終決戦
1,見取り図
「故郷に錦を飾りたい」
激しいケンミンバトルがくり広げられてた……!

2,マヂカルラブリー
「つり革につかまらない」
極限まで手を使わないようにするとこんな感じになっちゃうんですね……!

3,おいでやすこが
「ハッピーバースデーの歌をアレンジ」
ジュークボックスか!ってツッコミが果てしなく決定打だったように感じました……!

結果発表
(見・マ・見・マ・マ・お・お)
優勝 マヂカルラブリー

最下位を経験しても1位はねらえる……マヂカルラブリーの優勝でそれが証明されたんですね……!
おいでやすこがもだいぶ健闘しましてピン芸人だってやればできるんだって示されたような感じもしました。
漫才もうまいことやれないしピン芸人としてもグダグダな僕はどうしたらいいんでしょうか?(おだやかじゃない)
グダグダな感じに追い打ちをかけるように今もって自由に地元から東京や大阪に行くのもままならない感じがずっと続いとります。
まさか東京でのウイルス感染者が1000人を超えるなんて……大阪の方もいまだにけっこうな数出てるみたいだしリアルに地方から都会に行くのが自殺行為になっている風潮が出ているようです。
生来からのフットワークの重さでもって自由にいろんなところに行ける感じが復活するとしてもキチンとバリバリ動いていけるんだろうかっていう不安もずっとつきまとっています。
2020年の決勝でもってあれは漫才だったのか?問題がずっと話題になっていますがそんなに波風立てなくていいんじゃないかなぁとも思いますけどね……漫才らしからぬ漫才だったら歴代のチャンピオンやファイナリストの中にもやってたのが少なからずいましたもの……!
コンビの数だけ漫才の形があってもいいじゃありませんか……!
2019年の時は10組ともキチンと漫才の型を守った上で新しいことをやってたからそんなに騒がれなかったのでしょうね……すゑひろがりずのあのスタイルも1周回って原点回帰だったんだもんなぁ……!
ただ今回優勝したマヂカルラブリーやNON STYLE,千鳥あたりはオーディションでもってこの世界に飛び込んできたのです……だから養成所通ったり師匠について学んだりってことをいっさいしてこなかったので自己流での面白さを追求していくしかないわけなんですよね……!
ただ養成所通ったことも師匠について修行をしたこともない僕が書くのもなんですが漫才とはこうこうこういうものだってことをキチンと教える機関や場所って意外とありそうでないんじゃないかなって思うんですよね……!
型を学んだとしても最終的には自分たちなりのスタイルで戦っていかないといけないんだもんなぁ……!
型も何もないメチャクチャな漫才をやっても1位はねらえるって証明されちゃうと来年以降がマジで大変になっていくと思うんですよね……!
あらゆる芸種や人数で芸歴や性別の制限なく誰でも参加していけるガチのお笑い異種格闘技戦的なコンテストをどこかの局主体でやった方がいいと思うんですよね……全国ネットにしたいからテレビ東京以外の局で。(おだやかじゃない)
お笑いの時代の暴走はこの先どこまで進んでいくのか……事の顛末(てんまつ)を地方からしっかり見届けていこうと思います……!
これからどうなっていくかわかりませんがとりあえずマヂカルラブリー優勝おめでとうございます。
m(_ _)m←顔文字違うかな?

以上,来年以降ピン芸人のユニットがM-1にチャレンジしていくのが増えるかもしれませんが髪型はどうであっても服装はおいでやすこがの2人くらいキチンとしとかないと厳しいんじゃないかなぁと個人的に考えている特大チーズケーキでした。
くまだまさしさんやサンシャイン池崎さん,小島よしおさんくらい崩しすぎな衣装で戦うのは決勝をねらうならばハードル高いと思います……!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?