この人たちと同じ土俵に僕は永遠に立てない

それでは今年のTHE W,歌唱王,M-1グランプリについて書いていきます｡
THE W2024
Aブロック
1,やました(吉本興業)
(1人コント)喫茶店
関西の方でやってるルーキー芸人がトップバッターってのはだいぶハードル高かったでしょうね｡

2,ぼる塾(吉本興業)
(コント)食堂
こんないい感じの4人コントをこの大会でしか見られないのはもったいないなぁ｡

3,にぼしいわし(フリー)
(漫才)渡したいもの
漫才のハードルが高い中でしゃにむに漫才で挑む姿勢さすがでした｡

4,もじゃ(SMA)
(1人コント)廃品回収
いったい何を見せられていたのやら……!


勝者  にぼしいわし

Bブロック
1,レモンコマドリ(トゥインクル･コーポレーション)
(漫才)ペットを預かる
だいぶ異世界感満載な漫才をするコンビなようで｡

2,おかずクラブ(吉本興業)
(コント)美容クラブトーク
ホントに言いたくなるね,それがお前らのやり方かー!とね｡(おだやかじゃない)

3,紺野ぶるま(松竹芸能)
(1人コント)ベテランOL
スゴい感じのコントが展開されとりましたね｡

4,キンタロー｡(フリー)
(1人コント)恋愛アドバイザー
コントっぽく入ってましたがフタを開けてみるとほとんど顔芸オンパレードな感じでしたね｡

勝者  紺野ぶるま

Cブロック
1,忠犬立ハチ高(グレープカンパニー)
(コント)国会答弁
スゴいネタでついてきたなという印象でした｡

2,エルフ(吉本興業)
(コント)鳩の恩返し
キラキラなまんまの2人で頑張ってくださいね｡

3,足腰げんき教室(ワタナベ)
(漫才)レンタル彼氏
2人ともリアルに足腰丈夫そうで骨太な漫才を見させていただきました｡

4,河邑ミク(松竹芸能)
(1人コント)裁判所
演技力が光るコントってのはこういうことなんでしょうかね｡

勝者  忠犬立ハチ高

ファイナルステージ
1,にぼしいわし(Aブロック勝者)
(漫才)アイドルのトイレ事情

2,紺野ぶるま(Bブロック勝者)
(1人コント)ベテランOL

3,忠犬立ハチ高(Cブロック勝者)
(読み物漫才)官能小説

優勝  にぼしいわし

歌唱王2024
1000点満点(しらスタ･知念里奈･shoji･湯川れい子･JAEJOUNG･ano･宮本亞門･岡嶋かな多･黒沢薫･DANCE☆MAN)
Aブロック
･Miai(ミアイ,大阪)
曲:「サクラ色」(アンジェラ･アキ)
977点(98･99･98･98･97･98･97･99･96･97)
歌声もさることながら髪質がだいぶ気になりましたね｡(そっちか)

･川合結人(かわいゆうと,埼玉)
曲:「君をのせて」(井上あずみ )
982点(96･99･98･98･100･100･100･96･98･97)
猿と一緒に暮らしてるせいか登場する時の姿勢も少し猿寄りだったな……しかし歌は素晴らしかった｡

･中野みやび(群馬)
曲:「千本桜」(和楽器バンド)
983点(99･99･98･98･99･98･98･97･99･98)
浴衣姿で圧巻の熱唱聴かせていただきました｡

勝者  中野みやび

Bブロック
･加藤大悟(山梨)
曲:「監獄ロック」(エルヴィス･プレスリー)
981点(99･98･99･99･97･99･98･98･97･97)
こんなアツい感じで洋楽の名曲を歌い上げる中学生がいるとはね｡

･内田由梨奈(愛知)
曲:「ゲレンデがとけるほど恋したい」(広瀬香美)
974点(97･99･97･97･98･99･98･97･96･96)
ゲレンデがとけちゃうとスキー場的には商売上がったりなんですけどね……!(おだやかじゃない)

･伊藤剛(いとうごう,茨城)
曲:「YAH YAH YAH」(CHAGE and ASKA)
976点(98･98･99･98･95･99･98･97･98･96)
体型から出てくる魂こもった歌声は素晴らしかったですね……!

勝者  加藤大悟

Cブロック
･松崎莉沙(滋賀)
曲:「A Million Dreams」(映画グレイテスト･ショーマン)
971点(97･98･97･98･95･98･97･98･97･96)
日本の人が洋楽とかミュージカル,映画などの曲を歌う姿を見るとつくづく音楽に国境って無いんだなって再確認しますね｡

･中野茉緒(徳島)
曲:「唱」(Ado)
980点(98･99･97･99･96･98･100･98･99･96)
見た感じにあまり若さを感じませんでしたが選曲と歌声でもってやっぱり若いんだなって思い知りました｡

･アルテタ･ジョナタン(兵庫)
曲:「Soranji」(Mrs. GREEN APPLE)
983点(99･99･98･99･99･97･99･97･98･98)
もしかして彼は昔のどじまんTHEワールドで熱唱していたあのジョナタンと同一人物でしょうか……だいぶ雰囲気変わりすぎてコワいんですけど｡(おだやかじゃない)
歌声は進化し続けてるようで何よりですがね｡

勝者  アルテタ･ジョナタン

Dブロック
･アンダーソン伝未(でみ,東京)
曲:「Man In The Mirror」(マイケル･ジャクソン)
981点(99･98･97･98･100･99･100･96･98･96)
いろんな人がいろんな分野の曲を歌っていくからこそに頭の中がどんどんゴチャゴチャしてきたりもするんよね｡(マジか)

･堀田晃平(東京)
曲:「悲しみの果て」(エレファントカシマシ)
991点(99･100･99･99･100･100･98･99･99･98)
原曲とはまた違った感じの感情表現を聴かせていただきました｡

･鈴木詩織(山形)
曲「Think」(アレサ･フランクリン)
994点(99･100･99･98･100･100･99･100･100･99)
これまたとんでもない熱唱をしてくるシンガーが表れたもんだな,コレにはなかなか勝てない……!

勝者  鈴木詩織

Eブロック
･黒川桃花(神奈川)
曲:「All By Myself」(セリーヌ･ディオン)
984点(100･99･98･99･96･100･98･99･98･97)
音大生の選曲および熱唱はマジであなどれないな……本人の衣装もマジで歌上手い人でないと着れませんからね……!(マジか)

･長谷川雅洋(東京)
曲:「JOYFUL,JOYFUL」(映画天使にラブ･ソングを2)
991点(98･98･100･99･99･100･100･99･98･100)
出れば出るほどにどんどん歌がいい感じになっていく……コレに勝るものはなかなかありませんよ……!

･Aibry(アイブリー,大阪)
曲:「小さな恋のうた」(MONGOL800)
974点(96･98･97･98･97･98･97･98･97･98)
いろんな曲調の曲でも演奏できる……アコギの力は無限大ですね……僕は弾けませんけど｡(マジか)

勝者  長谷川雅洋

決勝戦(2曲の点数の合計で競う)
1,加藤大悟(Bブロック勝者)
曲:「地球儀」(米津玄師)
991点(100･98･99･98･100･100･99･99･99･99)+981点=1972点
1曲目とはまた違ったアプローチの曲で勝負してきましたね｡

2,川合結人(ワイルドカード1)
曲:「テルーの唄」(手嶌葵)
994点(99･99･100･99･100･100･100･99･99･99)+982点=1976点
2曲ともジブリソングで攻めてくるとはね……!
今の声の感じで歌い続けられる今を大事にしてほしいですね……!

3,中野みやび(Aブロック勝者)
曲:「366日」(HY)
982点(97･98･99･98･98･100･98･98･98･98)+983点=1965点
ずっと歌唱王にかけてきていい感じの熱唱を聴かせていただいたんでもう少し点数出してもよかったんじゃないかなぁ｡

4,アルテタ･ジョナタン(Cブロック勝者)
曲:「人として」(SUPER BEAVER)
989点(99･99･98･100･99･99･100･98･99･98)+983点=1972点
もし彼がホントにのどじまんTHEワールドで歌ってたジョナタンと同じ人だとするならばいろんな意味でだいぶ変わったなって思える……ただ本気で歌で勝負するその姿勢はだいぶ良かったと思います……歌っていた曲の歌詞にも受け入れるしかないじゃないかって入ってましたからね｡

5,黒川桃花(ワイルドカード2)
曲:「自由を求めて」(劇団四季ウィキッド)
992点(100･100･99･99･98･100･99･99･99･99)+984点=1976点
こういう曲に審査員たちは撃たれるんでしょうな……個人的にどういう基準で点数つけてるのかまるでわかりませんがね｡

6,堀田晃平(ワイルドカード3)
曲:「愛し君へ」(森山直太朗)
996点(99･99･99･100･100･99･100･100･100･100)+991点=1987点
最後の最後くらいでこのレベルの歌を持ってこられたら敵わないよな……!

7,長谷川雅洋(Dブロック勝者)
曲:「アルデバラン」(AI)
989点(99･100･99･99･98･100･98･99･98･99)+991点=1980点
毎回女性ボーカルの曲持ってきては魂に響く熱唱を響かせてくる……スゴく強いなこの人って感じでずっと聴いてます｡

8,鈴木詩織(Dブロック勝者)
曲:「Run To You 」(ホイットニー･ヒューストン)
994点(100･100･100･98･98･100･100･100･99･99)+994点=1988点
2曲とも洋楽で攻めてくる感じはだいぶ攻めの姿勢を感じました｡
ビックリしました｡

優勝  鈴木詩織

M-1グランプリ2024
900点満点(博多大吉･ナイツ塙･笑い飯哲夫･オードリー若林･NON STYLE石田･かまいたち山内･アンタッチャブル柴田･海原ともこ･中川家礼二)
ファーストラウンド
1,令和ロマン(吉本興業)
「子どもの名前」
850点(96･93･90･94･96･96･95･97･93)
前年に続き今回もまたトップバッターでしたが余裕の漫才でしっかり笑いをとってました｡

2,ヤーレンズ(ケイダッシュステージ)
「おにぎり屋さん」
825点(92･92･91･92･92･91･91･94･90)
楢原さんのキャラの感じは毎回驚かされますね｡

3,真空ジェシカ(プロダクション人力舎)
「商店街のロケ」
849点(97･94･90･93･95･97･94･95･94)
ガクさんの成長あってこそのこのコンビなのは確かなんでしょうけどね｡

4,マユリカ(吉本興業)
敗者復活枠
「同窓会」
820点(93･91･88･91･91･90･89･96･91)
最初から最後までキモネタ全開な感じでかなりドギモを抜かれました｡

5,ダイタク(吉本興業)
「ヒーローインタビュー」
820点(90･93･89･92･90･92･88･94･92)
コンビ歴15年目でもう2人とも40ですか……ちょっと双子あるあるを活かしきれなかった部分も多少はあったかな……! 

6,ジョックロック(吉本興業)
「医療ドラマ」
819点(89･91･91･90･89･93･88･95･93)
いろんな大会で見たりしてあれこれ期待もしてはいましたがやっぱりボケの方の言動で確実な笑いを起こすのは大事なことだよなってあらためて思いました｡

7,バッテリィズ(吉本興業)
「偉人の名言」
861点(95･93･95･95･97･96･96･97･97)
わからないことはわからないとキチンと言える……悪いと気づいたら謝る……新しい時代のおバカの形を見たようなそんな心持ちでした｡

8,ママタルト(サンミュージック)
「銭湯」
812点(88･89･89･89･90･93･89･92･93)
檜原さんがしっかりと肥満さんのデブあるあるにツッコめてた感じがなかなかよかったですね……!

9,エバース(吉本興業)
「再会」
848点(94･94･93･94･96･94･93･94･96)
ネタから平場から佐々木さんがかなり町田さんのことをしっかり信用してるなぁって見てとれる感じがいいですね｡

10,トム･ブラウン(ケイダッシュステージ)
「イッキコールの断り方」
823点(95･95･92･93･88･90･87･94･89)
前の年の敗者復活戦の時から思ってましたが売れることができたおかげでいろんな面で遊び心がいろいろ出てくるようになったんだろうなって感じですね｡

ファーストラウンドの順位
10位  ママタルト
9位 ジョックロック
7位  ダイタク
7位  マユリカ
6位  トム･ブラウン
5位  ヤーレンズ
4位  エバース
3位 真空ジェシカ
2位  令和ロマン
1位  バッテリィズ
となりました｡

最終決戦
1,真空ジェシカ
「ライブを見に行ったら」

2,令和ロマン
「タイムスリップ」

3,バッテリィズ
「世界遺産」

結果(令･真･バ･バ･令･令･令･令･バ) 
優勝   令和ロマン
正直結果見た時はマジか……という感じでした｡
連覇ってあるんだ……!ってことがわかってきていろいろわからなくなったりもしました｡
自分たちが行くんだと信じて戦った結果なんでしょうけどこれからどうなっていくのやら……!
ホントにいろんな戦いを見てきましたがどれもこれも自分がそこに至るのはマジで難しいんだろうなって思い知りました｡
2曲目の点数だけで考えたら堀田さん圧勝だったもんなぁ｡
歌唱王もM-1グランプリも自分がそこの舞台に立つまではだいぶ遠いなって思いました｡
普段から見てる側としてあれこれ楽しんでるとどうしてもそこに至るのは難しいのではないかという方向に行ってしまいがちです｡
自分がそこの舞台に立つ姿がピンと来ない……それでもいずれは自分もそっち側に行きたい……そういう思いでまたこれからもいろいろ頑張っていこうと思います……!
来年はいったいどんな1年となることか……とにかく頑張ろう｡