貧乏な生活

豪華な食事にプレゼント。
それはまるで桃源郷のような世界であった。


私はK。ひょんな病気から会社を休みすぎて、貧乏になった。

朝ごはんはみかん。昼ごはんもみかん。夜ご飯はインスタントの味噌汁。
なんて日もあった。

そんな中で、車の物損事故を起こし…
保険料は増え…
好きなアイドルは怒涛の如く物欲を刺激してきて…

借金もして、ますます切り詰めなければならない日々。

もうすぐで給料は元通りになるけれど、それまで一体持つだろうか。

そんな不安を頭の隅にいつも抱えながら生活をしている。

一体わたしはこの先どうやって生きて行けば良いのか。

まだ20代でしかも働いているというのに、年金生活よりも酷いのではないだろうか…?

しかし、ここで転機が訪れる。

HやMにこの惨状を話すと、なんとご飯を持参すればおかずを提供してくれるというではないか!!

いとありがたし( ; ; )

そうして始まった夕食会は、メンバーが増えて。
楽しい時間になりましたとさ。


桃源郷のはじまりのお話

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