どうしようもない私に天使が降りてきた
こんにちは。Hです。
こいつら、一体何なんだろう??
友達??同僚??同級生??同居人??同じアパートに住むご近所さん??
と初見の人は思うだろう。
ま、だからといって説明する気は更々ないけど。
きっとそのうち私以外の誰かがしてくれるだろう。
この交換日記は前の人の日記に触れるのがルールだが悩んだ結果、諦めて桃源郷の意味を調べることにした。
桃源郷:俗界を離れた他界・仙境
だそうだ。
よくわかんないけど、桃源郷エイリアンって良い曲だよね。
多分明日Mさんはどこから触れれば良いか悩むと思うので当日食べたお昼のメニューを教えてください、と言っておきます。
スルーしても構わないよ。
さて、導入はこの辺りにして日記を書こうと思う。
私は大概昼休みに近所のコンビニへごはんを買いにいく。
小さな公園を突っ切るのがコンビニへの近道なのだが公園には天使がいる。
その天使は推定1歳前後。
昼食を買って公園のベンチで昼食を食べてると笑顔で走ってきて私の前で立ち止まり首をかしげる。
「あーっ、あぅっ、あっ!!あぃー!!」
25歳OL、、、悶絶。
「す、すみませんっ!!」と母親がブランコまで天使をつれていくが、天使はまた私のところに舞い降りるのだ。
まぁ、降りるというより、てけてけと走ってくるのだが。
名残惜しいが会社の昼休み終了の予鈴が公園まで聞こえてくる。
じゃぁね、と言い私は立ち上がり公園の出口へ歩き出す。
……。
…………。
あれ、足音多くね??と振り返ると天使がついてくるのだ。
ママ、あわてて追いかけてくる。
天使は手に持っていたボールを投げ捨て母親に取りに行かせる。
母親を嘲笑い、そして私について来る。
あっ、この子わざとやってる…。
1歳前後にして立派な小悪魔だ。
これは約1ヶ月前の話。
後日、隣の席のお姉さまは言った。
「あの子、誰にでもついてくのよね。
そのうち誘拐されそう。」
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